面接採用の基準は行動!

面接して、採用するか否か

 

 

迷いますよね。

 

 

ここまで、過去4回にわたり

歯科医院の求人に関して

 

 

面接のポイントや、求人時のポイント

をお伝えしてきました。

 

 

『歯科医院のスタッフ採用について』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=1252

 

 

 

『歯科医院でのスタッフ面接のポイント』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=1254

 

 

 

『歯科求人用のページをつくる』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=1257

 

 

 

『面接で重要視する事とは?』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=1259

 

 

も合わせて読んでみて下さい。

 

 

 

これらの記事の続きにもなりますが

 

今回は、採用を決める基準について

お話します。

 

 

 

前回の面接時のポイントでは

 

語調が強かったり

ボソボソ話す人

 

必要以上におどおどしている人

自分の事ばかり言う人

 

なんか偉そうな人

いろんな事に不満が多い人

 

などは採用しないと

お伝えしましたね。

 

 

 

では、これらのタイプではなく

条件はクリアしている人を

 

 

どのような基準で

採用か不採用かを決めるのか?

 

 

 

採用するにあたり気になるところは

 

この人はしっかりした人なのか。

 

この人は頑張るのか。

 

それとも適当に仕事をするのか。

 

楽をするタイプか。

 

など、いろいろなことがあると

思います。

 

 

 

そして正直、それがはっきり分かる

手段はありません。

 

 

では、どのようにして判断すれば良いのか?

 

 

 

それには、一つの基準があります

 

 

 

それは

過去の行動や結果を見る事です。

 

 

人間、口では何とでも言えます。

 

 

特に面接だと、採用して欲しいので

自分のことを過大評価して話したりする人もいます。

 

 

 

面接で、好印象を与えるために

口ではすごく良い事を言うけれど

 

 

全然行動が伴わない人を山ほど

見てきました。

 

 

 

『頑張ります!』

 

って言ってたのに、次の日には

ケロッと忘れている様な人。

 

 

仕事が関係なければ

 

「この人はそんな人なんだな」

 

で済ませられますが

仕事となると「そんな人」では

 

 

困りますよね。

 

 

ましてや、せっかく面接して

採用したのに、蓋を開けてみると

 

 

口先だけだったでは

採用した身としては辛いです。

 

 

なので、面接時には口先を信じるより

過去の行動や結果を見る方が

 

 

その人自身を、正確に判断できると思います。

 

 

 

そのためには志望動機を聞くよりも

その人が、過去に努力した事を

聞いてみましょう。

 

 

 

そして、それは

どれくらい努力して

 

何を成し遂げたのか。

 

どんな結果に繋がったのか。

 

そこが大切です。

 

 

 

高いレベルの治療をしている先生は

多くの人が寝たり

 

 

遊んだりしている時に

人知れず努力しています。

 

 

 

努力せずに遊んで

結果を出している先生を

 

 

私は見た事がありません。

 

 

 

これはドクターだけに

言えることではなく

 

 

スタッフも同じです。

 

 

 

履歴書を見て入社して1~2年で

転職を繰り返している人は

 

 

今回で変わると言う可能性は

低いです。

 

 

それこそ、口先では

 

「前回までの職場は

 合わなかったので

 

 一年ほどで辞めてしまいましたが

 今回は貴院で多くの事を覚えて

 

 長く勤めさせて頂きたいと

 思っています!」

 

と言われたとしても

 

 

それを100%信じることは

難しいですよね。

 

 

せっかく雇って、丁度一人で色々と

できるようになり、戦力になったところで

 

 

辞められては、とても勿体無いので

避けたいです。

 

 

 

そんな可能性がある人を採用するよりも

 

 

過去の行動や結果を見ましょう。

 

 

 

勉強も部活も努力していなくて

遊んでいた人が

 

 

突然、頑張れる可能性は低いです。

 

 

 

勉強で結果を残していないといけないのか?

 

 

と言うと、そうではなくて

 

勉強でも良いし

部活でも良いでしょう。

 

 

もちろん、大人になってから

何か努力をして結果を出しているなら

 

 

それも評価します。

 

 

 

努力することは、人それぞれなので

なんでも良いです。

 

 

 

要は、何かを努力して

頑張ったことがあるか?

 

を知りたいのです。

 

 

 

今までに、何かに真剣に取り組み

頑張った経験のある人は

 

 

成功体験があるので

他のことも頑張れる人です。

 

 

 

学生時代は勉強も学年トップクラスで

部活でも全国大会出場レベルと言う人

いましたよね?

 

 

 

そう言う人は、努力の仕方を

知っているので

 

 

何をやっても、きちんと成果を残します。

 

 

応募者にそこまでの過去を

求めはしませんが

 

 

何かを頑張ったと言う経験の有無は

とても大事です。

 

 

 

したがって、面接時には志望動機などを

重視するのではなく

 

 

その人の過去の行動を聞いて下さい。

 

 

 

そして、そこを基準にすると良いと

思います。

 

 

志望動機を基準にすることが

悪いことではありませんが

 

 

志望動機は、いくらでも口先だけで

言えます。

 

 

それに、応募者も面接で聞かれると

わかっているので、思っていないことでも

 

 

心象を良くするための内容を

事前に考えておくでしょう。

 

 

 

それが全て、本心であれば良いのです

それは分かりません。

 

 

そして

 

「これから〇〇したら、頑張ります」

 

などの未来に視点を置いた言葉は

 

 

不確かなので、判断基準にすることは

危険です。

 

 

 

もちろん、「頑張りたい!」と言う

気持ちは大事なので

 

 

それを否定はしません。

 

 

ですが、採用で失敗しないためには

 

 

未来のことよりも過去の行動を

重視して下さい。

 

 

 

 

面接に関わらず

人の言葉よりも行動をみましょう。

 

 

行動がある人が本物です。

 

伊勢海 信宏

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