歯科医院経営の右肩下がりの理由や原因を聞けば、その後の結果が分かります。

歯科医院を経営して行くと

良い時も悪い時もあると思います。

 

 

「開業して30年間、経営状況は

 ずっと良くなっています。

 常に右肩上がりです。」

 

 

と言う人は、ごく稀でしょう。

 

そして、それはかなり難しいことです。

 

 

 

例えば、一昨年、昨年と経営的に

右肩下がりになったとします。

 

 

その時に、右肩下がりの理由について

聞かれたら

 

 

あなたなら、どう答えますか?

 

 

この歯科医院経営の右肩下がりの

理由や原因を聞けば、

 

 

その後上手く行く医院か

上手く行かない医院かが分かります。

 

 

 

なぜなら、

歯科医院の院長は会社で言えば

 

社長と同じです。

 

 

だから歯科医院も会社と同じ

結果のトレースをたどります。

 

 

ん?どう言うこと??

 

と思われた方もいると思いますので

 

 

何が言いたいかを

お伝えしますね。

 

 

 

株式会社は、年次報告書と言うのを

出す事が決まっています。

 

 

 

自社がこの一年間で

売り上げがどうだったのか?

 

 

利益はどうなのか?

 

 

損失がでたのか?

 

などなど。

 

 

 

そこで、思ったよりも経営が

上手く行かなくて

 

 

損失を出したり利益減となった時に

その理由を年次報告書に書きます。

 

 

『アジア地域の経済環境が

 一気に衰退した為に・・・。』

 

『税制改革による、

 消費の冷え込みによって・・・。』

 

などと書いていたりします。

 

 

 

しかし、この外部要因を

理由付けにしたパターンは

 

 

非常にダメなパターンです。

 

 

 

上手く行く会社は

問題が自分の会社にある言う前提で

 

 

内部の要因を書いて

年次報告書を出します。

 

 

損失を出してしまった

又は、売上減と言う「結果」は同じでも

 

 

年次報告書に書く内容が

 

外部要因を理由にしたパターンと

内部要因を理由にしたパターンとでは

 

 

統計を取ると一年後の株価は

内部要因を書いた会社の方が

高くなります。

 

 

どうしてこうなるかは簡単です。

 

 

外部要因を理由にしたパターンは

原因を自分以外の周りのせいにして

 

 

仕方のないことだと

言い訳しているだけだからです。

 

 

そして、諦めてしまっています。

 

 

 

外部要因は、避けられません。

 

 

 

世界情勢は嘆いても変わりませんし

 

 

税制改革も、決まっていることです。

 

 

 

アジアの経営環境が一気に

衰退したことも変わりません。

 

 

 

言うならば、それはどこの会社も

同じ状況下です。

 

 

 

もちろん、業種によって煽りを

受ける内容は変わってきますが

 

 

同じ業種でも、同じ状況下でも

しっかりと業績を残している会社もあります。

 

 

その会社だって、税制改革の影響や

アジアの経営環境の衰退の打撃も受けています。

 

 

それでも、損失を出さずに

売上を上げているのです。

 

 

それなのに、外部要因を

理由にしてしまうのは

 

 

何かおかしいですよね。

 

 

そして、それを理由や原因だと

本気で思っているうちは

 

 

内部要因が原因であることに

気づけません。

 

 

 

 

そして、気づけないと言うことは

それを改善することが出来ません。

 

 

 

改善することが出来なければ

また外部要因が良くない状況だと

 

 

経営もうまくいかないと言うことですよね。

 

 

今年も、税制改革の影響で・・・

と、何年も年次報告書に書くことになります。

 

 

正直、そんなに急にバブル期のように

 

景気絶好調!

日本国民、みんなお金を使いまくり!!

 

なんて状況にはなりません。

 

 

 

内部要因に目を向けない限りは

何も変わらないのです。

 

 

株式会社で

これだけの影響があるならば

 

 

歯科医院では

経営にもっと大きく影響します。

 

 

では、話を歯科医院の経営に

戻します。

 

 

先ほどと同様の質問をします。

 

 

右肩下がりの理由は何ですか?

 

 

 

環境のせいですか?

 

自分のせいですか?

 

 

先ほどの会社の例でも分かるように

 

実は、この問いに対する答えが

大きな分岐点になります。

 

 

経営が右肩下がりな理由は

 

隣に新しい歯科医院が出来たから…

 

人口が減ったから…

 

患者さんのデンタルIQが低いから…

 

 

確かにそうかもしれません。

 

 

 

でも、ちょっと考えてみてください。

 

 

 

人口が少なくても

 

地域のデンタルIQが低くても

 

隣に新しい歯科医院が出来ても

 

 

先ほどの会社の例と同様に

外部要因が全く関係なく

 

 

上手く行っているクリニックも

世の中にはあります。

 

 

では、その結果の違いは

何でしょうか?

 

 

 

外部要因が同じでも

 

右肩下がりな医院と

 

上手くいく医院

 

 

その違いは・・・・

 

 

 

そう自分自身、院長の違いです。

 

 

院長が、全てを外部要因のせいにしてしまうのか

 

それとも、内部要因も

きちんと見極めていけるのか

 

 

ここが重要です。

 

 

右肩下がりなのは

落ち込んでしまいますが

 

 

その理由や原因は

本当は外部要因ではありません。

 

 

本当の原因は、内部要因なのです。

 

 

それに気づけば、右肩下がりに

終止符を打つことが出来ます。

 

 

右肩下がりな医院と

そうでない医院の違いが

 

 

自分自身、院長の違いならば

自分が変れば結果は変わりますよね。

 

 

 

きちんと内部の理由と原因を

見つけて改善できる院長に

 

変われば良いのです。

 

伊勢海 信宏

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