歯科の設備投資

歯科医院経営が上手く行くと

当然その分、医院が支払うべき税金が増えます。

 

 

日本は累進課税なので

利益が増えると

 

 

ドンドン税率が上がる仕組みです。

 

 

税金は、日本で生活して行く上では

とても大事なものです。

 

 

税金があるからこそ

成り立っていることも沢山あります。

 

 

 

  • ・・が、なぜか自分が支払うとなると
  • 税金を払うのが、もったいなく感じて

 

 

設備投資をしたり

経費をドンドン使う先生がいます。

 

 

その気持ちも分かります。

 

 

 

せっかく頑張って

一つの結果が出たのですから

 

何かに使いたいと言う気持ち。

 

 

でも実は、これは危ない考えです。

 

 

 

なぜなら、設備投資や経費は

本来は、経営が上手く行ったから

費用をかけるものではなく

 

 

経営的戦略として

意味がある状況で使う物だからです。

 

 

パッと出て、パッと消える

芸能人いますよね。

 

 

そんな芸能人の一部の人たちは

夜な夜な遊んで散財して

 

手元には何も残らない。

 

 

芸の肥やしだと言って

ただ遊んでいる。

 

 

そんな人いますよね。

 

 

一昔前の芸能人というか

豪快と言えば豪快・・・。

 

 

しかし、これを歯科医師がしたら

豪快とは言わず

 

 

無計画な人と言う

レッテルを貼られますし

 

 

信頼さえも失ってしまうでしょう。

 

 

 

そもそも

 

儲かったから遣う!

 

今は、お金がなくて厳しいから使わない!

 

 

と言うスタンスでお金を使っているようでは

 

経営とは言えません。

 

 

 

それは、小さい子供のお小遣いの

感覚と同じです。

 

 

子供のお小遣いであれば

不足が出てしまったとしても

 

 

親が援助してくれたり

もし、お小遣いが底を尽きてしまったとしても

 

 

衣食住の生活は親の元にいるので

不自由する事はないでしょう。

 

 

 

しかし、歯科医院の院長は違います。

 

 

 

院長は、医院を経営していきます。

 

 

自分の生活のみならず

従業員の生活をも背負っているのです。

 

 

その状態で

税金を多く払いたくないから

 

 

それに使うくらいなら

何か買っておこうと言う感じで

 

 

お金を使うのでは、従業員達も

不安を感じたり

 

 

不満を持つかもしれません。

 

 

 

闇雲に設備投資するのではなく

本当に必要な事があれば使えば良いだけです。

 

 

歯科医院の設備投資は

モチベーションの維持の為と

 

言う方もいるかもしれません。

 

 

しかし、

物の購入がモチベーションと言うのは

 

 

本当のモチベーションでは無く

短期的な刺激です。

 

 

 

買い物依存の人は

その物が本当に欲しいのではなくて

 

 

買い物をしている事で

欲求が解消されます。

 

 

 

しかし、買い物をしているときって

一瞬ですよね。

 

 

継続する時間ではありません。

 

 

購入したことに満足し

そのあと、その商品への興味が

薄れることも特徴です。

 

 

 

買うまでは、ものすごく欲しいと

思っているのに

 

 

手に入れた途端に

あれだけ欲しかったはずなのに

 

興味がなくなるのです。

 

 

 

そして、買い物依存は

あまり自覚がないもので

 

 

本人は「必要だから買った」

と思っています。

 

 

 

でも、本当に必要なものであれば

購入して満足するのではなく

 

 

購入してから、使用することが

目的のはずですよね。

 

 

 

設備投資でも、同じで

 

  • 流行っているから
  •  
  • 最新設備だから
  •  
  • 通常よりお得に購入できたから
  •  
  • なんとなく良さそうだから
  •  
  • 周りの先生も持っているから

 

 

 

こんな理由で、購入したりすると

せっかく良いものであっても

 

 

その力を最大限に利用する事は

ないままに

 

 

気づいたら使わなくなっていたりします。

 

 

どれだけ、お得であろうと

使わないものを購入するのは

 

 

設備投資ではなく

ただの浪費です。

 

 

全く同じものを設備投資していても

本当に必要で、欲しくて投資した歯科医院と

 

 

 

上記のような理由で投資した医院では

結果が全く違います。

 

 

 

前者なら

その投資を無駄にすることなく

 

 

フル活用し、治療の幅が広がったり

治療をそれまで以上に追求できたり

 

 

便利になったりと、リターンが

大きいです。

 

 

 

しかし、後者の場合は

そこまで使いこなすこともないままに

 

 

興味が薄れていき

あまり結果が出ないと

 

 

すぐに次の何かに

乗り換えてしまいます。

 

 

 

そのため、どんな設備投資をしても

投資した以上のリターンも

 

 

満足度も得られないままになってしまいます。

 

 

 

こんな風に言うと

設備投資をしない方が良いと

 

 

言っているように

聞こえるかもしれませんが

 

 

決してそうではありません。

 

 

 

それが、戦略的に必要があれば

大きな金額でも設備投資すべきです。

 

 

 

私が設備投資に対して問題視しているのは

 

誤った感覚、誤った動機で使う

 

無駄なお金です。

 

 

 

 

その投資にしっかりとした意味が

あるのであれば

 

 

出し惜しみせずに

使う必要があります。

 

 

 

儲かったから使うのではありません。

 

 

必要以上に設備投資や

経費を使うのではなく

 

 

本当に必要なタイミングがくるまで

使わないことが大切です。

 

 

逆に厳しい状況でも

経営的にチャンスだと思えば

 

 

投資も必要だと思います。

 

 

将来のチャンスや

将来の経営危機の為に

 

 

無駄な設備投資はしないのも

一つの考えです。

 

 

 

本当に必要な時に

確実に投資できるように

しておく方が良いでしょう。

 

伊勢海 信宏

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