今回は
クリニックで結果を出す学び方
についてお伝えします。
先日、私は歯科医師、歯科衛生士と
開業支援のような会社をされている方と
５人でセミナーをしました。
その時に気づいたことがあります。
それは何かと言うと
そのセミナーに来ている人の
顔ぶれがいつも、だいたい同じ
と言うことです。
前回は、中川先生と言う
物販の公演や医療との連携等
さまざまなことをされていて
素晴らしい先生が主催の
セミナーだったのですが
そこに来られている参加者の方は
いつも中川先生とfacebookで
絡んでおられる先生や
いつも私のセミナーに
来られている方が多かったです。
そこで、よく見ている
私の塾に来られている方と
中川先生のセミナーに
来られている方が
知り合いだと言う方も
何人も見受けられました。
要は勉強している人と言うのは
いろんな所に顔を出して
そこで交流をしたりしています。
例えば、歯科医が100人いても
実際にセミナーに行ったり
勉強をしている人は
その内の１０％程しかいないように感じます。
もちろん、経営の方が好きと言う人と
治療が好きと言う人にも分かれるとは思います。
だから、一概に
「私のセミナーに来ていないから
勉強していない！」
と言うわけでは決してありません。
只それでも、勉強をしている人の割合は
10%ぐらいしかいないのかなと思います。
しかし、本当に上手くいくためには
「学び」をしないと
かなり遠回りをするか
もしくは頑張って
行動しているつもりなのに
上手くいかないと言うことが
よく起こります。
とは言え
これを読んでいる方や
セミナーに参加して学び続けている人は
その10人に1人になっているので
それに関しては、全く問題ないと思います。
あとは、学びを継続していくことが
とても重要です。
時代とともに、情報も変化しますし
それに伴い学ぶべき事も変わります。
また、先生方の悩みも変化していきます。
開業したばかりの時と
開業して５年経った時
さらに１５年経った時では
悩みが確実に変化していますよね。
先程、学びを継続することが重要と
お伝えしましたが
これは、１つのことを
ずっと継続することを
言っているのではなくて
その悩み、時代と共に学ぶことも
合わせていけば良いと思います。
そして、ここからが本題ですが
これを読まれている皆さんは
今「学び」を習慣化している人が
多いと思います。
しかし、その中でも
大きく結果が出る人と
結果が少ししか出ない人がいます。
その違いは何なのか？
結論から言うと「行動するか、どうか」です。
前回のコラボのセミナーでも
愛知県の稲吉先生がセミナー冒頭で
お話されていた事がありました。
因みに、この稲吉先生と言う方は
開業して５年程なのですが
既にたくさんの患者さんが
来られていて
レセプト枚数も多く
スタッフさんの定着率も良い
素晴らしい医院の院長先生です。
その稲吉先生がお話されていたことは
『何かを持ち帰って行動して下さい。
セミナーを受けても何かを持ち帰り
明日から、やることを決めておかないと意味がない』
と言うように仰っていました。
これを言える稲吉先生は
本当にすぐに行動するタイプだと思います。
だからこそ、実際に実績として
結果が出ているんだと思います。
私も、これまでにも何度も
お伝えしてきましたが
「結果を出すためには行動が必要」
と言うことを是非、頭の中に
叩き込んでほしいと思っています。
実際に、私のセミナーに来られた人にも
「是非、行動してください。
何をやるか決めてください」
とお伝えしています。
そして、その「やる」と決めたことを
しっかりと実行していく。
行動する事が重要だともお伝えしています。
そこで、これを読まれている皆さんに
セミナーを受けたら
是非して頂きたい事があります。
それは、必ずノートを見返すことです。
ノートを見返してその全部を覚える事が
重要なわけではありません。
セミナーを受けて
その内容を全て覚える
と言うのは不可能に近いと思います。
そのような時間もないと思います。
セミナーを受けた後に
今回のセミナーで自分にとって重要だ。
または、クリニックにとって
これは導入した方がいい
と思うところを2個ぐらい見つけてほしいのです。
そして、残りに関しては
しなくて良いと思います。
なぜなら、全てするのは
そもそも無理があるからです。
全てが無理なら、数を絞るしかありません。
セミナーを受けた中で
「これすごい重要だな」という所を
2個決めてください。
そして、その決めた２個のことについて
深掘りすることが重要です。
その先生の別のセミナーに行く
と言うのも良いですし
聞いたキーワードから調べることも
重要だと思います。
そこから、それを実際に行動するところまで
しっかり落とし込みます。
私も前回のコラボセミナーで
自分のパートが1時間程ありました。
そして、他の先生方も同様に
1時間ずつほどお話をされました。
その中で、私も他の先生方の
セミナーのお話も聞かせて頂きました。
そこで、私も自分の中で
「これ、いいな」
と思ったキーワードを絞り込み
翌日には、それを4時間くらい
調べていました。
その2日後も、その調べた事を
どのように形に落とし込んでいくのか
と言うことを３時間くらいかけて
概略を作りました。
と言うことは
セミナーに行ってから
二日の間に合計7時間ぐらいかけて
セミナーで学んだことを
形に落とし込むところまで
持っていったことになります。
これとは反対に
どれだけ良いセミナーを受けても
セミナー後、1週間経っても
2週間経っても
何もしていないと言う人もいます。
これが参加したセミナー自体が
つまらないものだったら
仕方ない部分もありますが
良いセミナーでも
何もしない人はしません。
それでは、セミナーを受けた意味が
なくなってしまいますので
面白いセミナー、
勉強になるセミナーを
受けた後には必ず
セミナーを振り返って
自分に落とし込むことを意識して下さい。
落とし込むことは
具体的になるところまで
紙に書いてください。
パソコンでも構いません。
何を書くかと言うと、
何をするのか？
それを、どのようにするのか？ です。
セミナーを受けて
「あー、良い話が聞けたな」
「面白かったなぁ」
「勉強になった」
だけで、終わらせないようにしましょう。
知識だけで終わらせてしまったら
何も結果が出ませんので
是非『落とし込む』ところまで
持っていって下さい。
そして、セミナーを受けたら
まずやってほしい事があります。
それは、時間をとる事です。
セミナーを受けた後の一週間以内に
少なくても3時間ほどは
時間をどこかでとって下さい。
まとまった時間ではなく
細切れでも大丈夫です。
1日1時間を３日間でも良いですし
1日にまとめて３時間でも良いです。
このセミナー後の３時間で
『落とし込む』ことに対して
時間の投資をして下さい。
それを習慣化すれば
セミナーを受けた後に
知識だけで満足して終わりではなく
セミナーを受けたら必ず行動する事が
出来るようになっていきます。
冒頭でもお話した通り
セミナーを受ける人が約10%ぐらいです。
そして、その１０％の中でも
セミナーを受けてから
しっかりと行動する事が出来ると言う人は
本当に数少ないと思います。
10%〜20%しかいないかもしれません。
その行動の質を更に上げていければ
本当に100人に1人のレベルの人間になりますし
100人1人の結果が出せます。
だからこそ、セミナーなどで
新たな知識を得たら
落とし込んで行動する事を
意識してみると良いと思います。
伊勢海 信宏
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