歯科医院開業時のお金 〜その①〜

今回は

 

歯科医院開業時の資金について

 

お伝えします。

 

 

 

 

 

最近、業者さんと

話す機会があったので

 

 

「今、歯科の開業費用は

 いくら位かかるんですか?」

 

 

と聞いてみました。

 

 

 

 

業者さん曰く、

歯科材料系の費用としては

 

 

C Tも入れて、

 

だいたい3,000万円くらい

 

との答えでした。

 

 

 

 

 

内訳としては

 

ユニット3台で1,000万円。

 

 

他に、CTや滅菌器、

 

口腔外バキューム

 

その他、諸々の細々とした器具などです。

 

 

 

 

歯科材料としてかかる

費用としては

 

 

 

3,000万円程度が

とても多いようです。

 

 

 

 

次に、内装業者さんも居たので

内装費用について聞いてみると

 

 

30坪程の医院の内装で

 

 

2,200〜2,300万円

 

 

かかっている医院が多いとの事でした。

 

 

 

 

 

と言うことは

 

開業費用が歯科材料費と

内装費用だけで

 

 

既に5,000万円を超えています。

 

 

 

 

更に、ここに運転資金が加算されます。

 

 

 

運転資金は、

だいたい1,000

最近はコロナの影響もあり

少し多く、余裕を持って

 

 

資金とする人も増えています。

 

 

 

 

 

およそ1,200万円〜

 

多い人では1,500万円位を

 

運転資金にする人もいるそうです。

 

 

 

 

 

その他にも、敷金やその他諸々

お金がかかります。

 

 

 

それらを合算すると

開業資金として

 

 

7,000万円を超えるケースも

多くあります。

 

 

 

 

 

この金額は昔に比べると

本当高くなっていると言う感じがします。

 

 

 

 

必要な開業資金が昔に比べて

高くなっていても

 

 

クリニックが上手くいけば

別に問題ありません。

 

 

 

 

もちろん、費用は

安い方が良いですが

 

 

開業して上手くいって

 

開業資金を返済できれば良いだけです。

 

 

 

 

 

クリニックが上手くいき

返済もしっかり出来て

 

 

利益もたくさん出るのなら

別に7,000万円であろうと

 

 

8,000万円であろうと

全く問題ありません。

 

 

 

 

 

 

しかし、同じ様に7,000万円かけても

 

利益が全然出ないと言うならば

 

 

 

それは厳しいです。

 

 

 

 

 

少し前の時代と

同じくらいの売り上げで

 

 

開業資金に7〜8,000万円かけてしまうと

 

 

それは、単純に院長の取り分が

少し前の時代の院長の額よりも

 

 

どんどん減ってくることになります。

 

 

 

 

10〜15年くらい上の

先輩から聞いた売り上げの話と

 

 

自分の売り上げを比べて

 

「同じ位の売り上げだから大丈夫」

 

と楽観視していると大変です。

 

 

 

 

 

 

なぜなら、売り上げは一緒でも

返済額が全く違うので

 

 

同じ売り上げだと

利益は低くなっている

 

 

と言うことだからです。

 

 

 

 

 

したがって、コストが

一昔前とは違い

 

 

多くかかっていることを

きちんと意識する必要があります。

 

 

 

この点は、とても気をつけた方が

良いと思います。

 

 

 

 

だいたい、7,000万円を

15年程の返済期間で借りているとすると

 

 

1年間で約460万円の返済を

しなければなりません。

 

 

 

 

これも税引き後で

返さなくてはいけないので

 

 

かなりの金額になります。

 

 

 

 

 

したがって、コストをかけるのは

構わないのですが

 

 

売り上げの事も

しっかり考えておきましょう。

 

 

 

 

売り上げは基本的に

 

保険をあげるか自費をあげるかの

 

どちらかしか、ありません。

 

 

 

 

 

ゆえに、保険もあまり上がらないし

 

自費を全然していない

 

 

と言う状況になると

かなり厳しいでしょう。

 

 

 

 

 

開業前の先生も

開業したばかりの先生も

 

 

 

保険を上げる方向か

 

 

自費を上げる方向か

 

 

 

はたまた両方をあげていく方向で

取り組みをしていく事が重要です。

 

 

 

 

 

 

もちろん、既に上手くいっている

と言う先生は良いのですが

 

 

開業したばかりだけど

思う様に売り上げが上がっていない

 

 

または、開業前だけど不安だ

と言うならば

 

 

私は自費を上げる方が

分かり易いと思います。

 

 

 

 

 

 

自費の方が保険よりも

すごく上がり易くて

 

 

100〜150万円くらいは

上げ易いかなと思います。

 

 

 

反対に、保険で150万円

上げるとなると

 

 

診療をすごいスピードで

しなくてはいけないか

 

 

メンテナンスを増やして

結果が数年後に分かる

 

 

と言う状態になるので

その点を考慮すると、

 

 

自費の方が効果が出るのも

早いと思います。

 

 

 

 

 

 

もちろん、保険で売り上げを

上げる方向でも良いのですが

 

 

 

その為には、短い時間で効率よく

診療ができるスキルが必要です。

 

 

 

 

そして、そもそも患者さんが

かなり多く来院されていないと

 

 

どれだけスピードがあっても

 

 

レセプト枚数と保険点数には繋がりません。

 

 

 

 

 

 

したがって、保険を上げる方向ならば

 

効率良くスピーディーに

 

治療できるスキルと共に

 

 

 

 

増患のためのマーケティングなども

 

同時にしっかり学んでいく事が

 

重要だと思います。

 

 

 

 

 

 

繰り返しになりますが

 

 

開業資金が昔よりも高くなっています。

 

 

 

 

 

そして、それを15年間程は

背負い続けるわけです。

 

 

 

その高くなっている分を

自分はどのようにして

 

 

その分売上を上げるのか

と言うところを

 

 

よく考えてみてください。

 

 

 

 

 

自費の方向で行くのか

 

 

保険の方向で行くのか

 

 

または、メンテナンスの方向で行くのか

 

 

 

 

 

そして、それに対して

自分のスキルをどのようにして

 

 

上げていくのか?

 

 

 

何から上げていくのか?

 

 

等もよく考えると良いと思います。

 

 

 

 

 

実際に私が経営の塾で

教えている受講生の先生の中にも

 

 

去年や今年に開業した人達もいます。

 

 

 

 

その先生たちは

結構上手くいっていて

 

 

開業して半年で

1ヶ月の売り上げが

 

 

800万円の人もいますし

 

 

1,000万円超えていると言う人もいます。

 

 

 

 

 

また、初診が毎月100人以上

来ていると言う人もいるので

 

 

 

やはりスキルアップをすることで

色々な事が可能になるので

 

 

スキルアップは大切です。

 

 

 

 

 

 

開業資金に投資したとしても

問題なく回収できますので

 

 

開業資金を投資すると共に

 

自分はどういう所を

スキルアップすれば良いのかを

 

 

是非よく考えてみると良いと思います。

 

伊勢海 信宏

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