スタッフ教育の負担を減らすために 〜その①〜

今回は

 

スタッフの教育の負担を減らすこと

 

についてお伝えしていきます。

 

 

 

 

前回 

 

『歯科助手の考え方は変わるのか?』

 

( http://haisyakaigyo.com/?p=6762

 

 

の中で、スタッフの考え方は

変えられる可能性は高いけれど

 

 

実際に変えられるクリニックは

1〜2割程度と低いと言う事をお話しました。

 

 

 

 

 

スタッフを変えるためには

院長の影響力や

 

 

スタッフを変えるために

どれだけ院長が時間・労力をかけられるか等

 

 

様々な要因があり

それをクリアすることで

 

 

ようやくスタッフを変える事が出来ます。

 

 

 

 

 

つまり、それだけスタッフに対して

院長がエネルギーをかける必要があると言う事です。

 

 

 

 

院長によっては、スタッフ教育に

 

そこまでの時間や労力をかけられない

 

と言う院長もいます。

 

 

 

 

また、かけられたとしても

自分の時間や労力、エネルギーは

 

 

最小限に抑えたいと考える人は

多いでしょう。

 

 

 

 

では、院長がスタッフを

教育する際に費やす時間などを

 

 

最小限にするために

 

何が一番重要かと言うと

 

 

 

それは『面接』です。

 

 

 

スタッフ教育の話なのに

スタッフの教育の仕方じゃないの!?

 

 

と思われるかもしれませんが

 

 

スタッフ教育の負担を減らす為には

 

『面接』の段階で決まることがあるのです。

 

 

 

 

要は、スタッフ教育が

大変にならない人材を

 

 

面接で見極めて採用するのです。

 

 

 

 

では、応募者のどこを見て

判断すれば良いのでしょうか?

 

 

 

 

 

歯科医院で求人をかけると

20代〜40代くらいまで様々な

年齢の人が面接に来られますよね。

 

 

 

 

例えば、30歳の応募者がいます。

 

 

 

この人は30年の人生の中で

色々な経験をし

 

 

スキルを身につけ

自分の考え方や価値観も培ってきています。

 

 

 

そして、面接の際に

この応募者のスキルや考え方、価値観が

 

 

院長にとって良いものか

 

 

求めているものかを判断します。

 

 

 

 

 

あえて「院長にとって」と言ったのは

 

価値観は人それぞれだからです。

 

 

 

 

人によっては、仕事に対する価値観が

 

 

「仕事はそんなに一生懸命しなくて良い」

 

 

と言う人もいます。

 

 

 

 

その価値観は間違ったものではありません。

 

 

 

 

人それぞれ人生において

何に重きを置くのかは自由です。

 

 

 

しかし、応募者の価値観が

その価値観だとしたら

 

 

スタッフとして雇用するには

院長目線では良い価値観とは

言えない事が多いでしょう。

 

 

 

 

だからこそ、面接の時には

 

院長にとって

 

「良いスキル」「考え方」

 

 

「価値観を持っているか」

 

 

という点を見る事が大切です。

 

 

 

 

 

先述した30歳の人を面接するならば

 

30年間生きてきた中で、院長が

 

 

・これくらいは出来てほしい

 

 

・これくらいのスキルは必要

 

 

と思う事が、備わっている人と

備わっていない人がいます。

 

 

 

 

既に備わっている人と

備わっていない人を雇った場合

 

 

後者は院長が望むスキルや

価値観にするために

 

 

まずはそこから教育していかなければなりません。

 

 

 

 

その為に院長の時間や労力が必要になります。

 

 

 

つまり、それだけ院長の

負担が増えると言う事です。

 

 

 

と言う事は、やはりある程度

院長の望むスキルや価値観、考え方が

 

 

備わっている人を雇う方が

院長にとって楽なのです。

 

 

 

 

 

そして、これを選別出来るのは

 

面接の時だけです。

 

 

 

 

面接の時にしっかり見極めずに

 

 

「なんとなく、この人で良いや」

 

 

採用してしまうと

 

 

院長の思う良い考え方などではない人を

 

雇い入れてしまう事が多いです。

 

 

 

面接でしっかりと見極めなかった為に

 

採用後に院長の負担が

 

大きくなってしまい大変になります。

 

 

 

 

 

そうならない為に、

院長が求める人を

 

 

面接を通して判断し採用することです。

 

 

 

 

勿論、入社後にスタッフの

考え方などを変えていくことは

 

 

不可能ではありませんが

前回のお話でもお伝えしましたが

 

 

その為には、それ相応の覚悟が必要です。

 

 

 

 

 

面接の時から良い選択ができれば

そんな事をする必要はありません。

 

 

 

 

では、実際に面接時には

 

どのように、どこを見れば良いのでしょうか?

 

 

 

 

面接は、一人の応募者に対して

だいたい30分程度、長くても1時間

 

 

短いところであれば15分程度しか

しないと言うクリニックもあります。

 

 

 

 

そして、面接という限られた時間では

応募者について多くの事は分かりません。

 

 

 

勿論、その人の全てがわかるはずはありません。

 

 

 

そのため、ポイントを絞って

応募者を見る必要があります。

 

 

 

 

そして、そのポイントは2つあります。

 

 

 

 

まず1つ目は

 

感じが良いか?

 

 

 

その人は話している時に

感じがよく、

 

 

相手に良い印象を与えられるのか

 

 

 

それともネガティブな印象を

与えてしまうのか。

 

 

 

 

面接に来ている人は

緊張している場合が多いので

 

 

それを見極めること

難しいように思われるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、その緊張下でも

「微妙だな」と感じる人と

 

 

「緊張はしているけれど感じは良いな」

 

と思う人に分けられます。

 

 

 

面接時に

「なんかちょっと微妙だな」

 

 

と感じた人は

結局入社してからも

 

 

「あまりハキハキ答えてくれない」

 

 

「なんか暗い」

 

 

と言うように、やはり「微妙だな」

と思う事が多いです。

 

 

 

 

これが面接時に見極められていたら

 

なるべく、このような人は

 

雇わない方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

なぜなら、受付や助手、衛生士は

仕事患者さんと接する事が多いですよね。

 

 

 

 

受付スタッフであれば

会計や予約をとったり

電話対応をしたりすることで

 

 

直接患者さんと会話など

触れ合う機会が多いです

 

 

 

 

助手や衛生士も導入から

治療中も傍にいて

接する機会が多いです。

 

 

 

そして、その対応で患者さんから

評価されています。

 

 

 

このような患者さんと接する場面では

 

スタッフのコミュニケーション能力が

 

とても影響します。

 

 

 

 

 

そして、このコミュニケーション能力

を教えると言うのは

 

 

非常に大変です。

 

 

 

 

もし、応募者の30歳の人を

採用したとして

 

 

その人が笑顔があまりなく暗くて

 

声もハキハキ出せなかったら

 

 

その人に

 

「声を元気に出しましょう。

 

 もう少しにこやかにしましょう。

 

 ハキハキ話してみましょう」

 

 

と言葉で言うのは簡単です。

 

 

 

 

 

しかし、これを実行してもらうことは

 

とても難しいです。

 

 

 

 

 

なぜなら、それはその人が

これまでの30年間の人生で

 

 

培ってきたもので

本人はそれで良いと思って

 

 

これまで過ごしてきています。

 

 

 

 

 

もしかすると、本人もこれまでに

 

 

「自分を変えたいな」

 

 

と少しは思ってきたかもしれませんが

 

 

 

 

しかし、結局変わっていないのであれば

 

そこまで頑張って行動を変化させると言う

 

エネルギーはなかったと言うことです。

 

 

 

 

よって、そのような人を

仕事を通して変えていくという事は

 

 

不可能ではありませんが

時間がかかります。

 

 

 

 

更に時間だけではなく

院長の苦労も多くなってしまいます。

 

 

 

一方で、職種によっては患者さんと

直接接する事がない職種であれば

 

 

このようなタイプの人であっても

影響しないでしょう。

 

 

 

 

ハキハキ話さない

 

少し暗いと言うタイプも

 

 

仕事が関係なければ

 

私は悪いとは思いません。

 

 

 

 

それも、その人の個性で良いと思います。

 

 

 

 

しかし、受付スタッフや患者さんと

接する仕事であれば

 

 

やはり明るい人の方が良いです。

 

 

 

 

求めるタイプと離れていればいる程

 

その人を採用すると、大変になります。

 

 

 

 

 

電話の話し方一つをとっても

 

 

「こう言う文言で話して下さい。」

 

 

教えて、スタッフも覚える事は

出来ます。

 

 

 

只、電話時の声のトーン、間、

雰囲気、電話越しでも伝わる笑顔などは

 

 

教える側も教えられる側も

とても難しいです。

 

 

 

 

電話対応で、文言は覚えたけど

それ以外のところが

 

 

なかなか出来ていないとなる事が多く

 

 

院長の悩みの種となることがあります。

 

 

 

 

 

よって、このようなタイプの人を

 

面接した際は採用する事に

 

慎重になった方が良いのではないかと思います。

 

 

 

 

 

是非、面接をする前に

 

 

どういう人を求めているのか?

 

 

と言うことを明確にして下さい。

 

 

 

 

 

真面目なスタッフでも

コミュニケーション能力が非常に

低いと言うスタッフもいます。

 

 

 

真面目だからこそ

任せられる仕事もあります。

 

 

 

しかし、コミュニケーション能力が

必要になる職種は

 

 

コミュニケーション能力高い事を

重視して採用した方が良いと思います。

 

 

 

面接時に、院長の求める考え方、

価値観であること。

 

 

 

そして、明るくコミュニケーション

能力が優れているかは

 

 

面接時に見るようにし下さい。

 

 

 

 

 

これら以外にもう1つ

採用の際に見てほしいポイントがあるので

 

 

それについては次回お伝えします。

 

伊勢海 信宏

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