歯科助手の考え方は変わるのか?

今回は、

 

スタッフの考え方は変えられるのか?

 

と言うことについて、お話します。

 

 

 

 

どこのクリニックでも

歯科衛生士や助手、

勤務医の先生がいるクリニックであれば

 

 

スタッフの人間関係や

 

仕事に対する取り組み方

 

価値観などで悩みを抱えている人が

 

 

非常に多いです。

 

 

 

 

 

歯科医院経営としては

上手くいっているけれど

 

 

人間関係の面が上手くいっていない

 

 

と言う人が、

とても多いのですが

 

 

 

医院経営と人間関係の両方とも

 

 

上手くいっていないと言う人もいます。

 

 

 

 

 

このような状況下にあると院長は

 

 

スタッフの考え方や

仕事に対する捉え方と言うのは色々あるけど

 

 

 

この部分は変える事ができるのか?

 

 

 

変えられないものなのか?

 

 

 

と言う点が一番気になる点

になると思います。

 

 

 

 

実際に、院長の考え方と

 

スタッフの考え方

 

仕事に対する捉え方も

 

違うことは多々あります。

 

 

 

 

 

 

これが根本的な問題となり

スタッフと院長の間で意見が合わない

 

 

分かり合えないという事が

起こります。

 

 

 

 

 

これにより、スタッフ側から

 

 

院長に対する文句

不平や不満が出ることもありますし

 

 

逆に院長からスタッフに出ることも

あると思います。

 

 

 

 

 

このようにお互いが相手に対して

不平や不満を持ってしまいますが

 

 

面と向かって、スタッフは院長に

 

 

反対に院長はスタッフに

 

 

言う状況は少ないかと思います。

 

 

 

 

 

 

只、院長も自分の同級生と

話している時などには

 

 

スタッフに対する愚痴を

話してしまうこともあるかと思います。

 

 

 

 

 

 

同じく、スタッフも院長に対して

直接言うことはなくても

 

 

職場の同僚同士で愚痴を言ったり

友人に話したりはしているでしょう。

 

 

 

 

愚痴を言うのは

ある程度自然なことですし

 

 

それにより精神的なバランス

保っていると言う人もいます。

 

 

 

 

よって、愚痴を言うことは

問題ないのですが

 

 

ストレスを感じている

 

 

と言う事実は変わりません。

 

 

 

 

 

ストレスを感じ続ける

職場環境という根本的な問題は

 

 

愚痴では解決できていません。

 

 

 

 

では、この院長やスタッフが

ストレスを感じている状態は変えられるのか?

 

 

 

変えられないのか? が要です。

 

 

 

 

 

この疑問の答えですが

結論から言うと

 

 

「変えられる」 です。

 

 

 

 

しかし、

 

「変えられる可能性が高い」

 

と言った方が正しいでしょう。

 

 

 

 

なぜ可能性が高いのかと言うと

全員が変えられると言うわけではなく

 

 

実際にスタッフを変える事が

出来るクリニックは

 

 

1〜2割程度だと思われるからです。

 

 

 

 

 

この割合、とても少ないですよね。

 

 

 

故に、変えられるとは

断言できません。

 

 

 

 

クリニックで何か新しいことを

してみようと言う時や

 

 

解決したい問題があって

 

 

その対策をしてみるとき

 

 

多くの人は、あることを問います。

 

 

 

 

「それをしたら、上手くいくのか?」

 

 

「それで、変わるのか?」

 

 

 

 

確かに、結果が伴わないことに

無駄な時間や労力は使いたくはないので

 

 

この質問の意図は十分に

理解できます。

 

 

 

 

 

しかし、物事には色々な側面があります。

 

 

 

この問いに対しての答えは

 

 

「やれば上手くいく」ですが

 

 

掘り下げて言えば

 

 

「やっても上手くいかない人もいる」

 

 

が正しい答えでしょう。

 

 

 

 

 

 

今回の院長やスタッフが

 

ストレスを感じる状態を

 

変えることはできるのか?

 

 

 

と言う問いの答えは

 

 

「変えられる」 ではありますが

 

 

 

これは簡単に誰でも

 

「変えられる」わけではありません。

 

 

 

 

「変えられる」には

 

条件があり、きちんとしたスキルがあり

 

 

院長のエネルギーがあり

院長の人格も備わっていて

 

 

他にも数々の要素が集まって

「変えられる」ものです。

 

 

 

 

 

そのため、スタッフ問題で

悩んでいる院長がいた時に

 

 

私は

 

「この状態を変えられるから

 がんばりましょう!」

 

 

「人間は変わります。

 だから、諦めずにやりましょう!」

 

 

なんて、熱いことは言いません。

 

 

 

 

 

だからと言って

 

 

「人なんて変わらないから

 頑張っても無駄だ」

 

 

と冷めたことも言いません。

 

 

 

 

その代わりに、私が一番初めに

言いたいことは

 

 

「院長先生は、本当に

 スタッフのこと変えたいですか?

 

 

 変えるために

 どれだけのエネルギーを投資できますか?」

 

 

と言うことです。

 

 

 

 

 

つまり、人を変えるためには

 

膨大なエネルギーと時間が必要です。

 

 

 

 

そして、その人の影響力も。

 

 

 

したがって

 

・院長がスタッフに対して

 あまり影響力がない。

 

 

 

・院長がスタッフに対して

 そこまで情熱がない。

 

 

 

・スタッフに対して

 教えたりする時間も取れない。

 

 

 

と言うのであれば

スタッフを変えることは

 

 

非常に難しいでしょう。

 

 

 

 

逆を言えば、

 

影響力をもつために自分も努力し

様々なことをしていきたい。

 

 

 

そして、スタッフを変えて

共にクリニックを創り上げていきたい

 

 

 

更に、スタッフ自身も変わることで

必ずスタッフにも良い効果が出て

 

 

スタッフの人生も良いものになってほしい。

 

 

 

 

自分は、その為に時間や労力を

投資できる!

 

 

 

と思える先生は

スタッフを変える事できると思います。

 

 

 

 

要は、先生のスタンスの問題です。

 

 

 

スタッフが変われるか否かは

スタッフの問題ではなく

 

 

院長のスタンスの問題なのです。

 

 

 

 

まずは、自分がどう言うスタンスなのか?

 

 

と言うことを、初めによく考えるべきです。

 

 

 

 

院長ならば、スタッフが皆

 

 

・自分と同じ仕事観を持ち

 

 正しく考え方を持って仕事に取り組んでほしい。

 

 

・もっと自立してほしい

 

 

・もっと患者さんの事を思って

 行動してほしい

 

 

・もっと色々な事を改善してほしい

 

 

と考えています。

 

 

 

 

 

しかし、この願いは

自分が何もしていないのに

 

 

自然的に発生して

スタッフがこんな風になると言うこと

 

 

まずありません。

 

 

 

 

 

つまりは、その方向に

院長が持っていくしかありません。

 

 

 

 

 

これを実行しようと思えば

 

 

院長自身がどれだけ影響力を

持てる為努力できるのか

 

 

 

これも含め、これ以外にも

時間と労力をどれだけかけられる覚悟があるのか?

 

 

 

 

まずは自問しなければなりません。

 

 

 

 

これを自問した時に

 

スタッフを変えていきたいとは思うけれど

 

そこまで時間や労力はかけられない。

 

 

 

自分の生活もあるので

その時間を割いて、投資して

 

 

スタッフを変えようとまでは思えない。

 

 

 

 

スタッフも人に変えられるのではなく

 

スタッフの人生、仕事観などを

 

自分で考えていった方が良いのではないか。

 

 

 

 

もう大人なのに、

 

今更そこまで細かいことを

 

教えていく必要はないんじゃないか。

 

 

 

と言う答えが出る人もいます。

 

 

 

 

 

 

もし、このように考えるのであれば

 

 

スタッフやクリニックを変えていくと

言うのは、すぐには無理でしょう。

 

 

 

しかし、これは個人の考え方

 

スタンスの違いなので

 

私は、それも良いと思います。

 

 

 

 

院長の時間や労力をかけて

全力でスタッフやクリニックを

変えていこうとすることも

 

 

 

そこまでの労力や時間をかけてまで

 

スタッフやクリニックを

変えようとは思わないことも

 

 

どちらもが間違っていません。

 

 

 

 

それでも、時間や労力は

かけられないけれど

 

 

スタッフには変わってほしい

 

 

と思うのであれば、

そのスタンスの中でも

 

 

変えられるマネージメント方法を

しっかりと考えると良いでしょう。

 

 

 

 

また、このスタンスでいくのなら

その中で、スタッフの成長の限界も

決めておいた方が良いです。

 

 

 

 

つまりは、自分は行動せず

 

 

そこまで努力もせず

 

 

時間や労力もかけないのに

 

 

 

最高峰のスタッフレベルを求める

 

 

と言うのは、無理な話です。

 

 

 

 

 

ゆえに、自分のスタンスなら

どこまで結果を求めるのか?

 

 

 

逆に、自分の目標の為に

スタッフのレベルも

高くなければならないのであれば

 

 

 

そのレベルが高ければ高い程

院長自身がエネルギーを

費やさなければなりません。

 

 

 

 

したがって、まずは自分のスタンスは

 

どのレベルなのかを明確にして下さい。

 

 

 

 

 

スタッフに対して

悩みを抱えている時に

 

 

スタッフ教育系の書籍を

読む方もいると思います。

 

 

 

 

 

スタッフ教育の本では

 

 

「スタッフは変われる」

 

 

と断言されている事が多いです。

 

 

 

 

スタッフ教育の本なので

これを書かないと始まりません。

 

 

 

間違っているとは思いません。

 

 

 

しかし、私は院長の立場で

今回の記事も含め

 

 

これまでのものも全て書いています。

 

 

 

そこではまず、院長にも

色々なタイプの方がいることが前提です。

 

 

 

前述したように

 

スタッフを変える為

そこまで時間をかけられない。

 

 

 

スタッフ自身が

仕事観を高めていくべきであり

 

そこまで院長が教えるものではない。

 

と言う考え方の院長もいます。

 

 

 

 

 

私はこれまでに多くの院長先生と

出会ってきました。

 

 

 

その中で本音で話した中で

このタイプの方が

どちらかと言うと多い気がします。

 

 

 

 

これを無理して、時間や労力を

かけるようにしても

 

 

それは本心からしたいことではないので

 

必ず、挫折します。

 

 

 

 

 

それよりも、私はこのスタンスの中で

 

どれだけクリニックを良くしていけるか

 

 

 

 

スタッフをその中で

最大限良くできるかを

 

 

よく考えて行動していく事が

良いと思います。

 

 

 

 

 

スタッフを変える事が出来るのか?

 

 

と思った時に、スタッフの成長の

結果ばかりを求めるのではなく

 

 

 

まずは院長の自分がどれだけ

エネルギーをかけられるのか?

 

 

投資できるのか?

 

 

を、最初に考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

そこから、自分がどこまで

求めるのか決めていくと言う方法も

1つの手だと思います。

 

 

 

 

この方法ならば、今まで

 

 

「スタッフを変えていかないと」

 

 

「スタッフが変わってくれない」

 

 

悩んでいた人も

少し肩の荷が下りるかもしれません。

 

 

 

 

スタッフが変わらないと悩んでいる

 

院長の多くは、無意識のうちに

 

スタッフに多くを求めてしまっています。

 

 

 

 

 

しかし、ここまでにお話したように

スタッフを変えていく為には

 

 

それ相応の時間と労力が

必要であることが分かれば

 

 

院長自身が今まで望む結果ほどの

エネルギーをスタッフの変化のために

費やしていない事に気づきます。

 

 

 

 

「自分は今まで、そこまで

 していないのに望みすぎていたな」

 

 

「自分も無理に頑張ってスタッフを

 変えようとするのではなく

 

 

 今のスタッフの良いところを

 伸ばしていく方が良いな」

 

 

など、多様な考えを持たれると思います。

 

 

 

 

どのような考え方、方法でも

自分に合うと思われるやり方を見つけて

 

 

実行する事が一番だと思います。

 

 

 

 

 

私もこのような記事を書いていますが

 

「こうあるべき!」などとは

 

言いたくありません。

 

 

 

 

自分やスタッフも含め

 

人は自由です。

 

 

 

 

極端な事を言えば

犯罪を犯したり、人に迷惑をかけたり

 

 

人にすごく嫌な想いをさせたり

と言う事はいけないと思いますが

 

 

そうでなければ個人の自由だと

思います。

 

 

 

 

 

スタッフも一人一人それぞれの

価値観や考え方があります。

 

 

 

せっかくクリニックで

働いてくれているスタッフに対しても

 

 

 

その個人の価値観や考え方の中で

 

どのように成長していってくれるのか

 

 

どのように患者さんに良いものを

提供していく事が出来るのか?

 

 

を考えていく事が大切かと思います。

 

 

 

 

 

 

私は、これまでにも色々な

記事や音声情報をお伝えしてきました。

 

 

 

その全てを、その通りにする必要は

ありません。

 

 

 

 

読んだり、聞いたりしたものの中で

 

 

自分が「これ、いいな」と思うものだけを

 

 

自分なりに取り入れていって頂ければ

と思っています。

 

伊勢海 信宏

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