歯科医師とお金⑨ ~なぜ今、円安になっているのか?~

最近、「円安」と言う言葉をよく耳にします。

 

 

そこで、今回は「円安」について

なぜ今、円安になっているのか?を

私の分かる範囲で、ざっくりとお伝えします。

 

 

 

と言っても、私はお金の専門家ではないので

参考程度で読んでもらえたらと思います。

 

 

 

また、「そんなこと知ってる・わかっている」

と言う方は読み飛ばして頂いて問題ありません。

 

 

 

 

では、早速 なぜ今、円安になっているのか?

をお話する前に、基本的な為替についてのお話から。

 

 

 

普段、日本で生活をしているだけだと

日本円だけしか使わないので

あまりピンときませんが

為替は常に変動しています。

 

 

 

世界には「円」や「ドル」だけでなく

多くの通貨が存在し、海外でモノを購入する場合

日本円は使えません。

 

 

当然ながら、外国のお金に交換して

購入をすることになるのですが

 

 

この需要度の変化で為替も変動します。

 

 

 

 

例えば、「外貨」を「円」に換えたい需要が

「円」を「外貨」にする需要より高ければ

円高に。

 

 

逆ならば、円安になります。

 

 

 

実例をあげると

令和4年の9月には、1ドル145円と円安に。

 

 

なんとこの1年半程前は、1ドルが100円くらいでした。

 

 

たった1年半で、この差です。

 

 

海外旅行しようと換金しても

1ドル100円なら、1万円で100ドルになります。

 

 

しかし、1ドル145円なら、

同じ1万円を換金しても

68ドルにしかなりません。

 

 

 

海外で買い物するには、かなりつらいですよね。

 

 

1ドル100円のときに、

米ドルに換えている人は

1ドル145円のときに換金する人より

かなりお得です。

 

 

ただ、今は後者である「円安」の状況。

 

 

 

では、なぜ「円安」になるのか?

 

 

 

その理由はたくさんありますが

その中でも短期的に大きく影響する理由があります。

 

 

その一つは、「金利」です。

 

 

 

「金利」は身近なところで言うと

銀行に預入をしたときにつ利子。

 

 

 

 

利子がつくというメリットをつけて

預入を促しているのですが

 

 

「金利」はある程度、国がコントロールしています。

 

 

 

政策金利と言い、これにより経済の状態を

引き締めたり、緩和させたりします。

 

 

 

そして、この「金利」が

1ドル100円程だったころまでは

アメリカと日本の差がほとんどありませんでした。

 

 

しかし、インフレが起こりました。

 

 

それに伴い、アメリカは金利を

どんどん上げていきました。

 

 

補足ですが、インフレとは物価が継続的に

上がっていくことです。

 

 

例えば、100円で買えていた商品が

110円ださないと買えなくなる。

 

 

この物価の上昇が続くのです。

 

 

つまりは、物価が上がると人々の暮らしは

きつくなるので、それを少しでも緩和するための

策として、金利をあげます。

 

 

 

銀行に貯金をしていて金利(利息)が

上がれば、それだけ貯金額に上乗せして

お金が増えますよね。

 

 

 

 

そして、その金利の上がるペースが

一年前よりも加速しているのですが

 

 

これはインフレがおさまらないためです。

 

 

 

このようにしてアメリカはインフレ対策として

金利をどんどん上げているのに対して

日本の金利はどうでしょうか?

 

 

 

日本は金利を全然上げていません。

 

 

ここでアメリカと日本に大きな差が生じています。

 

 

 

アメリカなら一年間で金利が3%つくとして

100万円預ければ、一年後には何もしなくても

103万円に増えます。

 

 

ところが同じことを日本でしても

100万円は一年後も100万円のまま。

 

 

 

こうなると、日本円をドルにした方が

お得だと考える人が増えるのは当然ですよね。

 

 

 

そのため、日本円をどんどん売って

ドルを買う人が増えます。

 

 

 

ドルと円の関係性は

金利の差と連動しています。

 

 

日本が今、円安になっている原因の1つは

アメリカの金利上昇に反して

日本が金利を上げていないこと。

 

 

 

 

他にも、

 

・日本は金融緩和のために 

お金をどんどん刷っていることで

お金の価値が薄まってしまっている

 

 

・日本の国力

 世界から見て、日本の今後の発展性の期待値

 

 

・コロナによる旅行者の減少

 

なども挙げられます。

 

 

 

世界から見た日本の期待値とは

具体的にいうと、今後日本がどれだけ

発展していくのか?の期待度合いです。

 

 

 

今後、発展していく国のお金なら

持っていると、価値があがることが

期待できますよね。

 

 

 

そのため、日本に期待ができるなら

日本円を手放そうとは思わない。

 

 

もしくは、日本円を買いたいと考えます。

 

 

しかし、発展する期待ができなければ

そんな国のお金に魅力はありません。

 

 

 

そして、現状で見ると

日本は人口減少もますます進み

発展は期待薄とされています。

 

 

 

これも、長期的にみると円安の原因です。

 

 

 

また、コロナにより海外からの旅行者が

減少したことも確実に原因に。

 

 

海外からの旅行者は、

日本で食事をするにも

 

 

宿泊するにも、何をするにも

日本円が必要なので

ドル(外貨)を売って、円を買います。

 

 

その旅行者が減少したので

必然的に円の必要性も減少。

 

 

 

 

つまり、円安になってしまっている原因は

1つだけではなく

様々なことが重なり合っています。

 

 

 

ただ、その中でも大きな原因は

・金利差の問題

・日本の将来性

だと思われます。

 

 

 

 

では、今後はどうなっていくのか?

を考えると

 

 

アメリカがどこまで金利を上げていくのか?

 

焦点と個人的に思います。

 

 

 

 

そして、日本の金利は上げないのか?

と言う点については

 

 

現在、低金利のおかげで

変動金利で住宅ローンを抱えている人が

とても多いです。

 

 

これが、金利を上げると

住宅ローンが一気に払えなくなって

住宅を手放す人が急増するのではないかと言う問題と

 

 

 

同様に、低金利だから借金してでも

成り立っている企業もたくさんあります。

 

 

 

これらの企業も、金利が上がると

債務超過になることが懸念されるので

 

 

日本銀行は、なかなか金利を上げづらいでしょう。

 

 

 

しかし、いつまでも金利が上がらないのか?

と言うと、それにも様々な意見があります。

 

 

 

 

 

 

・日銀総裁が変わると、金利が上がり

 円高になるかもしれない

 

・前述した超過債務の問題や

 住宅ローンの問題

 

 

などの理由で結局、誰が総裁になっても金利は

上げられない現状維持が続く

 

などなど。

 

 

いろいろな考え方はありますが、

どちらになるかは誰にもわからないのが

現実です。

 

 

 

あとは、金利が上がるか変わらないか

どちらに賭けるかです。

 

 

 

 

 

話が、少し脱線してしまいましたが

「円安」と一言で言っても

 

・国の将来性

・金利の問題

 

など、他にも様々な要因があり

絶えず変動して一定ではないと知っておいて

ほしいと思います。

 

 

 

日本円で10万円を10年間持ち続けていても

その価値は10万円。

 

 

外貨に換えていれば10万円が10年後には

日本円に換金したときに

 

 

9万円になってしまっている可能性も

12万円になっている可能性もあります。

 

 

 

それをどう捉えるか将来をどう見るか

どうするのかを最終的には自分で決めてください。

 

 

 

 

 

補足になりますが…

 

 

円安ドル高は金利の影響だと

説明しました。

 

 

 

では、アメリカのように金利を

高くすれば良いのか?

 

 

と言うと、そんな単純な話でもありません。

 

 

 

世界では金利が8%ほどついている国も

あります。

 

 

となると、どうせ日本円から外貨に換えるなら

金利の高い国の外貨に換えた方が

お得だと思いますよね。

 

 

 

でも、実際には金利が8%なんて異常値です。

 

 

金利があまりにも高い国の外貨に換えるのは

危険だと思ってください。

 

 

 

なぜ危険なのか?というと

金利が高い国は将来の発展性がない国で

いつ国家破綻してもおかしくない状態だから。

 

 

 

発展性がないから、誰も投資しない。

金利をものすごく高くすることで

なんとか国にお金が入ってくるようにしている

 

 

と考えられるからです。

 

 

 

ゆえに、金利が高いからと

その国の外貨に換えても、下手をすれば

お金が戻ってこない可能性もあるのです。

 

 

 

金利が高ければ良いわけではないことを

しっかり頭に入れておいてください。

 

 

 

金利が高くても良いのは

国としてきちんと成り立っていることが

大前提!

 

 

 

その中で、選べるなら金利が高い国の外貨に

換える方が良いのです。

 

 

 

国として成り立っているか不明だけど

金利が高い危うい国に投資すると

 

 

金利は高いけど

日本円に戻す前に国家破綻することも

 

 

そもそも、その国のお金の価値が

下がるかもしれません。

 

 

それでは、金利が高くても決して

お得とは言えませんよね。

 

 

 

円安になる原因の金利差は

あくまで日本円と米ドルのように

世界的に見ても信頼されている国、貨幣同士の差です。

 

 

 

今後、日本の円安が続くのか

円高になっていくのか?

 

 

金利が良い安全と思われる国の外貨に

換えるのか?

 

 

少しでも考えるきっかけと

初歩的なことではありますが

参考になればと思います。

 

伊勢海 信宏

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