何か問題が生じてしまい
それを解決したい時に
誰かに相談したり
人に聞く事があると思います。
問題解決のために人に聞くのは
非常に重要な事ですし
すごく良い行動です。
しかし、これには落とし穴があります。
それは『聞く人』を間違ってしまうことです。
では、どんな人に聞くことが
間違いなのでしょうか?
それは聞きやすい身近な先輩歯科医です。
えっ!!?
今まで、何かあれば
身近な先輩歯科医に聞いて
アドバイスをもらってたよ!
と思われる人は、きっと多いと
思います。
しかし、これが落とし穴なのです。
とは言え、
簡単な治療の問題などであれば、
身近な先輩歯科医に聞いても構いません。
ただ問題が大きい時は
やめた方が良いと思います。
理由は簡単で
話しやすい身近な先輩歯科医のする
アドバイスは
適切なアドバイスではない事が
あるからです。
あなたに相続問題が出た時に
だれに解決策を聞きますか?
相続をしたことのある
経験者の友達に聞きますか?
身近に経験者がいれば
確かに聞くかもしれませんが
それで本当の解決になるでしょうか?
少しは気休めになるかもしれませんし
何も情報がないよりは良いですが
それで、自分の知りたいことの
全てを知ることが出来るとは思えません。
本気で解決したいなら
専門知識のある弁護士に
相談しますよね。
なぜなら、相続問題なんて
すごく重要な問題だし
どう解決するかが非常に
重要だからです。
少し知っているくらいの人の話や
専門知識はないけれど
「ちょっとわかってるよ」レベルの人には
本気の相談はしないでしょう。
でも、歯科医の仕事のこと全般となると
何か問題があると友達や
先輩に聞いたりします。
確かに、経験者のアドバイスなので
自分より知識があり価値を感じるでしょう。
ただ、友達や先輩の答えは
本当に、それが最適かは分かりません。
どうせ聞くなら、出来る限り
知識や経験が豊富な人に
聞く習慣をつける事をお勧めします。
なぜなら、話しやすいと言う理由で
身近な友達や先輩歯科医師に聞いた
アドバイス通りに行動して
結果が悪かったら
あなたが損してしまうからです。
自分で解決できないから
相談して行動したのに
それが悪い結果になったら
辛いですよね。
しかも、どんな悪い結果になろうと
アドバイスをくれた友達や先輩歯科医師に
当然ながら文句を言うことも
責めることも出来ません。
それを信じて、行動してしまったのは
自分だからです。
それに、もしアドバイスを受けても
しっくり来ず
別の行動をして解決したとしても
それはそれで、アドバイスをくれた人に
ちょっと言いづらいですよね。
相談して、後日会った時に
先輩歯科医師に
「この前言ってたの、
どうなったの?」
と聞かれて
「こう言う風にして解決しました」
と言った内容がアドバイスと違うもの
だったら
先輩は
「えっ?
それ僕が言ったのと全然違う・・・
んじゃ、なぜ聞いてきたんだろう」
と思います。
自分も、後輩にアドバイスしたのに
全然違う行動をされたら
あれ?あれだけ親身になって
アドバイスしたけどスルーされてた?
自分て信用ないのかな・・・
とか思っちゃいますよね。
したがって、アドバイスを受けて
行動して、それが結果的に
正解だったら問題ありませんが
そうでなかった場合
なかなか面倒臭い話です。
そんな風に、あとで後悔しない様に
出来るだけ上手く行く確率が高い人に
相談する様にしてください。
どうしても、身近な人の方が
気軽に聞けるし、相談したくなりますが
自分が抱えている問題は
『気軽』で良いのかを考えて
相談する相手も考えるべきだと思います。
自分がどうしたら良いのか
分からない問題に直面したら
自分の目標とする歯科医院や
歯科医師なら
どんな解決策をするかを知って
実践できる方が良いと思います。
ゆえに、自分の目標とする歯科医師に
聞けると一番良いのですが
普段から交流が無い人に聞いても
教えてくれないので
自分がすごいと思う人とは
自分から積極的にアプローチして
交流しておいて
繋がりを作っておくことが大切です。
そうすることで、問題が起きた時
何かをアドバイスが欲しい時に
適切なアドバイスを
もらえることになります。
また、普段から交流を持てていると
問題はなかったとしても
色々なことを、その先生から
学べると思います。
気楽に飲みに行けるのは
友達や仲の良い先輩歯科医師ですが
歯科医としてのレベルを上げるなら
自分の憧れや目標の先生との時間を持てると
とても有意義な時間だと思います。
伊勢海 信宏
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