歯科研修医のお勧め本と学び方

歯科医になると

 

まず何から勉強したら良いのか

 

迷うと思います。

 

 

 

 

歯科医になるまでは

大学での勉強さえ

 

 

しっかりしておけば良かったし

 

やるべきことは明確でした。

 

 

 

 

とにかく、歯科医師になるために

 

国試に合格すること。

 

 

 

そのための勉強が大事でした。

 

 

 

 

 

しかし、いざ歯科医師になってからは

 

国試のために勉強とは訳が違います。

 

 

 

 

 

となると、一体何について

 

何をどのように学べば良いのか?

 

 

 

することや、新しいことは沢山で

学ぶべきことは山のようにあるのに

 

 

それを一体どう手をつけて良いのか

わからない。

 

 

 

 

と言うのは、

歯科医師になった頃には

 

 

誰もが経験することです。

 

 

 

 

開業医に勤務したり

いろいろな医局に所属したり

 

 

さまざまなパターンがありますが

 

 

まずは広く浅く学んでください!

 

 

 

 

 

これは、若いうちだから

できることであり

 

 

 

歯科医になりたてにこそ

すべき事です。

 

 

 

 

後から、「この時に戻って…

 

と思っても当然ながらできません。

 

 

 

もう一度言います。

 

 

 

「広く浅く」です。

 

 

 

 

 

こう言うと

 

「広く浅くより、

 何か専門を見つけて

 

 深く学ぶ方が良いんじゃない?」

 

 

と疑問に感じる方も多くいます。

 

 

 

 

 

確かに、自分が

これを専門にしたい思うものや

 

 

これを将来ウリにしたいと

思うものがあれば

 

 

それについて深く学びたいと

思うと思いますし

 

 

実際に、深く学ぶこと

必要な時期は、必ずあります。

 

 

 

 

 

しかし、歯科医になりたての時期は

 

これは尚早だと思って下さい。

 

 

 

 

まずは「広く浅く」です。

 

 

 

 

では、何故広く浅く学ぶ方が

良いのかについて

 

 

理由があります。

 

 

 

 

 

これは、この先勤務先を

変える場合は勿論ですが

 

 

将来、自分の医院を

開業する場合に

 

 

非常に役に立ちます。

 

 

 

 

 

今は研修医と言う立場でも、

それを考慮してくれるのは、

 

 

先輩歯科医やその他スタッフだけです。

 

 

 

 

患者さんからすると

研修医と言えども

 

 

先生は先生です。

 

 

 

 

 

「僕、研修医なんで、

 わからないんです〜」

 

 

「ちょっと、複雑な処置はできません」

 

 

 

なんてことは、許されませんよね。

 

 

 

 

 

研修医も最初は先輩ドクターや

院長についてアシスタントの

ような仕事をする場合があります。

 

 

 

 

しかし、徐々に歯科医としての

本来の仕事である「治療」をするように

 

 

必ずなっていきます。

 

 

 

 

 

ずっと研修医で、ずっと歯科医の

アシストをし続けるなんてことは

あり得ません。

 

 

 

 

また、勤務先の医院にも

よるとは思いますが

 

 

実際には、まだ不安もある中でも

 

どんどん患者さんを診させて

 

受け持たせる院長もいます。

 

 

 

 

 

そして、患者さんの治療を

受け持つ事になると

 

 

当然のことながら

ある程度の知識が必要です。

 

 

 

 

 

経験値が少ないことは

研修医にとっては当たり前のことです。

 

 

 

 

それを、とやかく言われることは

ありません。

 

 

 

しかし、経験値がないから

何も出来なくて良いわけではありません。

 

 

 

 

いかに、未熟な経験値の部分を

知識で補えるかで大きく変わってきます。

 

 

 

 

知識があることで

患者さんに対しても

 

 

不安な気持ちにさせることなく

対応することが出来ます。

 

 

 

 

患者さんは「研修医」

だからと言って

許してくれはしません。

 

 

 

「研修医」に治療されることに

必ず不安な感情を抱えています。

 

 

 

 

これまでにも、私の記事でも

幾度となくお伝えしてまいりましたが

 

 

患者さんを不安な気持ちに

してしまうことはタブーです。

 

 

 

 

したがって、

 

「研修医に担当されるから、不安だ」

 

 

と思われるのではなく

 

 

 

「研修医だけど

 きちんとしているし

 

 安心感があるな」

 

 

 

と思ってもらえるように

なりましょう。

 

 

 

 

 

そして、それには先ほども

言いました

 

 

 

患者さんを不安にさせないだけの

 

知識が必要です。

 

 

 

 

 

どんなことを聞かれても

すんなりと答えられるようにして

おくことが大事です。

 

 

 

 

患者さんも最初から

とてつもなく複雑で

 

 

特異な質問をしてくることは

ありません。

 

 

 

 

 

ただ、専門家としての意見を

聞きたくて質問されています。

 

 

 

 

それに対して

言い淀んでばかりだったり

 

 

あたふたしていては

信頼は得られません。

 

 

 

 

知識を深めていくことは

その先に自分がどういう治療を

 

 

専門にしていくのか

決める時で大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

そして、自分の専門分野を持つ

ことが必要になった時期には

 

 

 

これまでに得た幅広い知識を

元に決めることになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

その為にも一通りの知識を

まずは吸収することが大切です。

 

 

 

 

そして、

歯科医師免許を取って

 

 

基本的な知識はもちろんあると

思いますが

 

 

 

技術的な部分はこれからだと

思いますので

 

 

手技をメインで勉強していくことも

重要です。

 

 

 

 

 

しかし先ほどもお伝えしましたが

あまり最初から細かく追及して行くと

 

 

全般的な知識の妨げになるので

 

 

歯科医師になって2年位は

 

広く浅く学ぶようにしてください。

 

 

 

 

 

基本が出来る様になってから

より深い知識を学ぶと良いと思います。

 

 

 

 

 

どの分野でいくにしても、

歯科治療は全てがバラバラのもの

ではありません。

 

 

 

例えば、

 

「インプラントを専門にしよう!」

 

 

と思って、インプラントのこと

だけを知っていて

 

 

オペが出来れば良いのか?

 

 

と言うと、そんな事は絶対に

ありませんよね。

 

 

 

 

 

歯周病がひどければ

インプラントの前に

 

 

歯周病治療も必要かも

しれません。

 

 

 

 

咬み合わせに特徴がある場合は

他の歯やインプラントへの

 

 

負担を考慮して

上部冠を製作するでしょう。

 

 

 

 

 

このように、当たり前のことですが

 

 

口腔内で起きる全ての問題も

関連する中で

 

 

自分の専門とする治療をするのです。

 

 

 

 

 

そのためには、全ての治療を

細かく熟知していなくても良いです

 

 

全ての治療の知識を浅くでも

持っていないと

 

 

自分の専門としたい治療すら

しっかり出来なくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

ゆえに、冒頭の

 

 

「歯科医になって

 まず何から勉強したら良いか?」は

 

 

 

手技も含め、基本的な治療を

広く浅く、全般的に学び身につけて下さい。

 

 

 

 

 

参考に基礎の本をいくつか紹介して

おきます。

 

 

 

・歯科診療研修マニュアル

 

 

・DENTAL CLINICAL SERIES

 ~BASIC~ 

 

 

・歯科医師・臨床研修歯科医のための

 実践歯科診療補助

 

 

 

まずは目安として2年ほどは

この本なども利用して

 

 

しっかり学び

これからの歯科医としての

 

 

土台作りをしていって下さい。

 

伊勢海 信宏

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