患者さんに伝える前に考えること

今回は

 

患者さんに伝える前に考えること

 

についてお伝えします。

 

 

 

 

 

診療をしていて

患者さんにお伝えすることは

たくさんあります。

 

 

 

例えば、麻酔をした後や

抜歯後の注意事項

 

 

レントゲン撮影や検査をした後に

歯周病の状態や

 

 

虫歯の有無を伝えることも

ありますよね。

 

 

 

これらは、今まで通り

患者さんにお伝えして下さい。

 

 

 

只、これとは別に先生が患者さんに

 

これは知っておいて欲しい

 

と思うことも、たくさんあると思います。

 

 

 

 

例えば

 

メンテについて知ってほしい

 

 

子供が今後、虫歯にならないために

何をしなくてはけないのか

 

 

しっかりとした噛み合わせを

作っていく大切さ

 

 

などなど。

 

 

 

他にもいろいろとあります。

 

 

 

 

 

このような事を既に

患者さんにもお話ししている方も

おられると思います。

 

 

 

そして、これらの内容を

患者さんにお話するときは

 

 

時間をとってお話したり

先生自身が学んできたことを

 

 

学術的にしっかりと伝えている方が多いです。

 

 

 

 

 

しかし、残念ながら先生が思っている程

 

患者さんには伝わっていません。

 

 

 

 

 

私の勝手な予想では

内容の10%か20%程度しか

 

 

伝わっていないのではないか?

と思っています。

 

 

 

 

これらのお話をした時に

患者さんは

 

 

「へぇ、そうなんですね。知らなかったです。」

 

 

と言うようなリアクションを

される方も少なくありません。

 

 

 

 

では、その患者さん達が

お伝えしたことに見合った行動をする

 

 

または、アクションを起こすか

と言えば、なかなか難しいところがあります。

 

 

 

 

お伝えしたことを実際に行動に移す人は

 

 

どの程度いるのか?考えてみると

 

 

やはり10~20%くらいではないかと

思います。

 

 

 

 

 

しかし、これはあくまで

私が思う推測値であり

 

 

これを読まれている先生の中には

 

 

「10%も行動に移してくれない」

 

 

と思われる先生も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ここで、重要なのは話し手である

先生の意識です。

 

 

 

『相手に何かを伝えれば

 相手は行動すると言うことではない。』

 

 

と先生が理解しておく必要があります。

 

 

 

 

 

この意識を持っておかないと

いくら患者さんに話しても

 

 

患者さんが行動せず

結果が出ません。

 

 

 

 

先生は、歯科医として

学問的に様々なことを学んできて

 

 

「歯」はこういうものだから

これが正しい。

 

 

 

だから、これを患者さんに

伝えなくてはと考えています。

 

 

 

しかし、伝えられる側の

患者さんの意識はそうではありません。

 

 

 

 

当然、歯を大切にしたい気持ちはあるはずです。

 

 

 

 

 

でも、他にも「めんどくさい」

 

 

「そんな事しなくてはいけないの?」

 

 

など、いろいろな気持ちも抱えています。

 

 

 

 

 

この状態で、先生がどれだけ

何かを伝えたとしても

結局は望む結果には繋がりません。

 

 

 

 

では、どうすれば良いのか?

 

 

 

 

 

 

それは、患者さんに伝えたいことを

伝える前に、考えることです。

 

 

 

 

何を考えるのかと言うと

 

伝える内容に対して患者さんは

 

 

・どんなイメージを持っているのか?

 

 

・どんな疑問を持っているのか?

 

 

・どんな誤解を持っているのか?

 

 

 

これらを事前にしっかりと考えることです。

 

 

 

 

 

 

 

第一に、患者さんは

歯科医師と元々の情報が違います。

 

 

 

つまりは、歯科医師とは

全く違う価値観を持っています。

 

 

 

 

学問的にはおかしいことを

正しいと誤解していることもあります。

 

 

 

 

加えて、感情としても

 

「面倒くさい」「こわい」など

 

いろいろなことを思っています。

 

 

 

 

 

患者さんの抱えるそれらを

1つ1つ潰していかないと

 

 

歯科医師がどれだけ正論や

学問的に良い事を伝えたとしても

 

 

患者さんは決して行動しません。

 

 

 

 

 

 

もし、それらを考えずに

伝えたとしても行動する人は

本当にごく僅かな人だけになってしまいます。

 

 

 

 

 

仮に、正しいことを言いさえすれば

 

皆、行動するのであれば

 

歯科治療に限らず世の中の問題は

 

激減するはずです。

 

 

 

 

 

 

私たちは、小学校から始まり

学校教育でも

 

「こうあるべき」

 

 

「これは正しいこと」

 

とたくさんの教育を受けてきました。

 

 

 

 

 

大人になってからでも

本を読む中で

 

 

「あぁ、確かにな。こうすれば良いのか」

 

 

と思う事もたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

でも、自分がそれら良いと思う事を

全て行動にできているかと言うと

どうでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

例えば、食事について

 

身体に良い食べ物、悪い食べ物を

本やテレビ、サイトなどを見て知り

 

 

「なるほど。こういう食事で

 健康になるのか」

 

 

と思っても、それを実践している人は

かなり少ないと思います。

 

 

 

 

 

したがって、私たちは患者さんに

伝えたいこと、行動してほしいことがあるならば

 

 

 

 

正しいことを伝えることは

勿論ですが

 

 

 

まずは、相手が持っている

基本的な価値観や

 

 

いろいろな考え方を

少し変えていかなくてはなりません。

 

 

 

 

そして、その為には

 

 

この患者さんは

どんな気持ちを持っているのか?

 

 

を、しっかり考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

そこに対しての

アプローチをしていかないと

 

 

いくら伝えても

上手くいきません。

 

 

 

 

そこで、私は

 

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をおこなっています。

 

 

 

 

 

その中では、患者さんの気持ちや

考え方を変えるような資料を

作製しています。

 

 

 

 

それらは、ただ自分がこれを

伝えたいと言う視点で

 

 

患者さんへの話の展開を

しているわけではありません。

 

 

 

 

そこに対して患者さんが

どんな気持ちを持っているのか?

 

 

 

どんなイメージを持っているのか?

 

 

 

どんな誤解をしているのか?

 

 

をしっかりと考えたうえで

それらを変化させられるような

内容にしています。

 

 

 

 

 

 

その為、患者さんがその後

行動するようになってくれます。

 

 

 

もし、ご興味があれば

 

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にも、入って頂ければ、それらの情報を得て

 

 

患者さんの考えなどを

変えられることが

 

 

とても簡単にできますので

一度、サイトだけでも見て頂ければ

良いと思います。

 

 

 

 

 

当然、これらは利用しなくても

 

まずは、患者さんが何を考えているのか?

 

 

どう思っているのか?

 

 

と言うことを

先生がしっかりと考えることに

是非トライしてみてください。

 

伊勢海 信宏

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