院長として、あった方が良い能力②

今回も前回に引き続き

 

「院長として、あった方が良い能力」

 

についてお伝えしていきます。

 

 

 

前回

『院長として、あった方が良い能力①』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=7696

 

 

 

 

 

皆さんは、クリニックを

経営していく中で

 

 

ずっと現状維持ではなく

新たな取り組みをして

 

 

クリニックの仕組みや

仕事内容、対応、さまざまなことを

 

 

改善していきますよね?

 

 

 

 

 

では、何か新しい取り組みをするときに

 

どのようにして新しい取り組みの題目を選んでいますか?

 

 

 

 

 

 

この質問に対しての答えで

意外と多いのが

 

 

「なんとなく、それをした方が良いから」

 

 

「今、なんとなくそれが重要な気がするから」

 

 

と言う理由です。

 

 

 

 

 

 

自分が大切だと思うこと

 

今すべきと思うことをするのも

 

とても良いと思います。

 

 

 

 

 

 

これは、言わば「感性」に

任せて題目を選ぶ方法です。

 

 

 

 

「感性」は、自然と湧き上がる気持ちです。

 

 

 

 

そのため、

「なんとなく今これをすべき」

 

という気持ちが湧き上がれば

誰でも取り組みます。

 

 

 

 

勿論、感性に任せた方法で

新しい取り組みの題目を

決めることもあって良いのですが

 

 

 

もう1つ、題目を選ぶために

必要な方法があります。

 

 

 

 

 

 

それは、クリニックを客観的に見て

 

必要なことがあれば

 

それを題目とする。

 

 

と言う方法です。

 

 

 

 

 

 

では、どのようにして

客観的に見て

 

 

クリニックに必要なことを

見つけるのか?

 

 

と言うと

それは、基本的にデータを取ることです。

 

 

 

 

 

 

自分がやりたい

自分で、「これが必要」と思っていなくても

 

 

データをとり

データ分析をしていくと

 

 

「あれ?実はこれ

 ちょっと危ないんじゃないか」

 

 

「この対策をしないと

 クリニックがどんどん悪くなるんじゃないか」

 

 

と言う問題点が見えてくることがあります。

 

 

 

 

 

 

これは、「感性」だけでは

気づけない点ですが

 

 

この部分に気づいて

改善していかないと

 

 

結果としてクリニックの

成長はあまり期待できない時もあります。

 

 

 

 

クリニックを良くしていく上で

 

データをとることは非常に重要です。

 

 

 

 

 

ただ、レセコンで出せる集計だけで

 

データをとったと思い

 

物事を分析してしまう先生もいます。

 

 

 

 

 

しかし、実際には

そのデータだけでは

データとしての情報が弱すぎます。

 

 

 

そのため、もっと様々な

データを集める必要があります。

 

 

 

初診数は当然ですが他にも

 

 

・紹介の数はどうなのか?

 

 

・アポイントは

 どれくらい埋まっているのか?

 

 

・メンテナンスへの移行は

 どれくらいなのか?

 

 

・メンテナンスの実施率は?

 

 

・自費をする人の年齢層は?

 

 

・自費をする人の男女比率は?

 

 

・中断患者率は?

 

 

・キャンセル率は?

 

 

などなど。

 

 

 

 

他にもいろいろとあると思います。

 

 

 

 

それらを、しっかりと数値化して

見ることが大切です。

 

 

 

自分で、データを集め

分析することにより

 

 

 

それまで気づけなかった

自分のウィークポイントが見えてきます。

 

 

 

 

これは「感性」だけでは

確実に見えません。

 

 

 

そして、これは自分で行わないと

 

誰も教えてくれません。

 

 

 

 

 

 

どれだけセミナーに行っても

 

どれだけ有名な先生の話を聞いても

 

 

自分のクリニックの状態は

 

誰にも分からないのです。

 

 

 

 

 

セミナーでも

有名な先生でも

 

 

アドバイスはあったとしても

それは漠然と相談したことに対して

 

 

「それに対しては

 こうしたら良いよ」

 

 

と、「なんとなく」の答えを

返してくれるだけです。

 

 

 

 

その答えが、少しは

クリニックの成長や改善に

 

 

繋がるかもしれませんが

それよりも、データを集め

 

 

自分で分析することの方が

大切です。

 

 

 

 

 

実際に私も、いろいろな先生に

相談を受けたり、教えることがあります。

 

 

 

 

その際には、

まずその先生本人が

 

 

何を思っているのか?

 

 

どこに問題を感じているのか?

 

 

何を伸ばしていきたいのか?

 

 

と言う本人の意向

「感性」の部分を

 

 

しっかりと聞きます。

 

 

 

 

 

 

そして、次は感性の部分は

置いておいて

 

 

クリニックのデータを見ます。

 

 

 

そのデータから

今後していった方がいいことの

 

 

題目をたてます。

 

 

 

 

 

それを先生と一緒に

どの順番でしていくかを

決めていきます。

 

 

 

 

この時には、データを見て

優先して、した方が良いものがあっても

 

 

先生の思い(感性の部分)が

大きく

 

 

「それでも、こっちをしたい」

 

 

と言う場合は、

そちらをしても良いのです。

 

 

 

 

 

データで出た分析による題目を

必ずしなければならないわけでは

決してありません。

 

 

 

 

 

とは言え、

実際に相談を受けた場合は

 

 

「自分はこういうふうに

 思っていたけど

 

 

 データを見ると

 そっちの方が優先すべきですね。

 

 そっちの方がマズイですね。」

 

 

 

と驚かれる方が

とても多いです。

 

 

 

感性では自院を

見ることができていても

 

 

客観的に見ることができないと

 

 

真の問題点には気づきにくいものです。

 

 

 

 

 

ゆえに、もしクリニックを

成長させたいのであれば

 

 

より良いクリニックに

していきたいのであれば

 

 

 

データをとり

客観的に自分のクリニックの

問題点として取り上げ

 

 

改善、成長のための

取り組みの題目にしましょう。

 

 

 

 

 

この題目を見つけられる

ようにするのも

 

 

一つの院長の能力です。

 

 

 

 

自分が「何となく、これをしたい」

 

と言う感性の部分だけでしていくと

 

それが上手くいくかはわかりません。

 

 

 

 

クリニックを成長させたい。

 

何か改善したい。

 

 

 

しかし、何をすれば良いか分からない

 

 

もしくは、してみたい取り組みは

たくさんあるけど、

 

 

どれから手を付けたら良いか

分からない

 

 

 

と言う場合は、

ぜひデータを集め

分析してみましょう。

 

 

 

 

客観的にクリニックにある

解決が必要な問題がわかるようになります。

 

 

 

 

 

この問題をもとに

 

是非いろいろな取り組みを

 

決めて実践してください。

 

 

伊勢海 信宏

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