院内新聞やニューズレター

院内新聞やニューズレターって

知ってますか?

 

たま~にやっている人がいます。

 

どういう物かと言うと

大体はA4サイズの紙の裏表に

 

・クリニックの内部の事

 

・院長もしくはスタッフの

 プライベートの事

 

・歯の情報

 

 

などを織り交ぜた内容の記事を

掲載したものです。

 

気合いがある先生は

毎月発行してますし

 

年に3~4回発行する

という事もあります。

 

 

このニューズレターの目的は

 

患者さんとのコミュニケーション

ツールである場合や

 

より一層、自分の歯科医のファンに

なってもらう事です。

 

 

 

院内新聞を作る際に大事なのは

 

面白い内容であること

 

プライベートを入れる事です。

 

 

歯科のまじめな話は

全くと言っていいほど

だれも興味がありません。

 

もし興味がある人がいた場合でも

それは、ニューズレターや

院内新聞に求めることでは

ありません。

 

 

 

なので、ニューズレターに

もし真面目な治療のことばかり

書いていたら

 

渡しても捨てられてしまいます。

 

そうなってしまわない為には

 

旅行での出来事などを

 

書いたりすると患者さんの反応が

良いです。

 

と言う私も

今は忙しくて発行していませんが

 

過去にニューズレターをやっていた時

は、実際に患者さんとのつながりが

強くなったり

 

話す「きっかけ」になったりして

いました。

 

 

なので、経験談としても

患者さんと上手くコミュニケーション

が取れないと感じている先生や

 

今よりも増して、患者さんと繋がりを

強くしたいと考えている先生には

オススメのツールだと思います。

 

 

患者さんとの繋がりを強くして

何になるの?

 

 

なんてクールな考えを持つ人も

いるかもしれませんが

 

患者さんと繋がりを強く持つことは

結果、自分の診療をし易くなります。

 

 

 

歯科医院は美容院や、飲食店とは

違って、来る人にとって

楽しい場所ではありません。

 

 

なんなら、痛いことをされる

出来れば行きたくない場所です。

 

 

そして、その痛いことをする

張本人の歯科医と言えば

なかなか馴染みにくいものでしょう。

 

 

その為、ただでさえ痛いことを

されるかもと言う緊張感と不安から

歯科医に対して

最初は猜疑心でいっぱいの人も

少なくありません。

 

 

そんな人を相手に

最善・最良の治療をしようとして

説明しても

 

「このドクターは

 自分の利益のために、そんな治療を

 勧めてきているんじゃないか?」

 

「私のこの辛さ、本当に理解して

 ないんじゃないかな・・・」

 

なんて気持ちで聞かれていては

こちらの説明も虚しいだけです。

 

 

過去の記事でも、いくつかお伝えして

いますが、患者さんのこう言った

負のイメージを取り

 

少しでも患者さんが心を開き易くする

ためには、初診時からの

話の聞き方や態度など

患者さんへの対応が

何より重要になってきます。

 

 

しかし、それはきちんとしていて

猜疑心は無くなったとしても

 

そこから次に、患者さんとの距離を

縮めるのは、なかなか難しいです。

 

 

先ほど、患者さんとの繋がりを

強くすることで

「自分の診療をし易くなる」

と言う点をメリットとして

挙げました。

 

 

 

例えば、自分がいつも行く美容院が

あり、いつも同じ美容師に髪を切って

もらっているとします。

 

その美容師は、おしゃべりも上手で

厭味なく自らの情報を話して

くれます。

 

例えば、家族構成であったり

旅行に行った話。

 

趣味や休みの日の過ごし方。

 

聞いてみると、自分と共通点も

あったりして話も合います。

 

もちろん、相手は仕事として

お客様である自分を楽しませるために

いろんな話をしています。

 

 

 

しかし、この美容師の仕事以外の

一面を知ることで、一気にその人に

対する親近感が増します。

 

 

それに、そんなプライベートなこと

まで自分に話してくれていると言う

ことに親しみがでます。

 

こうして、回数を少し重ねるだけで

この美容師に対して

他の自分が話したことのない美容師

より、格段に信頼する気持ちを

持つことになります。

 

 

そうなると、

髪の毛を切りに行っても少しの注文で

 

なんなら「おまかせで」と言った一言

の注文でも、この美容師なら自分の

髪型を、うまいことしてくれるだろう

と信頼して楽に注文できるように

なります。

 

 

それとは逆に

巷で有名なカリスマ美容師のお店に

行ったとします。

 

この美容師は、カリスマと言われる

だけあって腕は一流、接客態度も

申し分ありません。

 

ですので、自分の髪の毛を切って

もらうのにもダサい髪型にされる

心配はありません。

 

 

しかし、常に忙しく話をすることは

ほとんどなく

カットする時だけ現れます。

 

となると

 

いくら最先端のオシャレな髪型に

してくれようと、それが歯科医として

仕事をするのに適した髪型に

してくれるのか?

 

もしかしたら、自分の求めているの

とは全然違った、とても奇抜な髪型に

されるかもしれない・・・

 

と不安がありますよね。

 

 

 

前者のように

仕事以外のことを話したりしていたら

 

ある程度相手の考え方やキャラクター

が掴めたりするので

「おまかせで」と注文して

こちらのキャラや職業的なことを考慮

してくれる相手かが判断できます。

 

しかし、後者の場合はその判断すら

できないので「おまかせで」なんて

不安でとても言えませんよね。

 

 

いくら腕が良くても

カリスマ美容師とは距離があり

強い繋がりができないので

こちらのことも理解してくれていない

気がします。

 

 

歯科医も同じです。

 

 

 

ニューズレターや院内新聞に

自分のことを書くことが

なぜ患者さんとの繋がりを強くする事

になるのか?

 

と不思議に思われるかもしれません。

 

 

 

もちろん、それを読んでくれた

患者さんとの会話のネタになり

コミュニケーションをとる事で

患者さんとの距離を

縮めることが出来ます。

 

 

しかし、それだけではありません。

 

このコミュニケーションによって

もしくは

そこまでそれを素に患者さんと

会話することが出来なかったと

しても、患者さんはこちらの一方通行

の情報であったとしても

それを知ることで、こちらに何かしら

の感情を感じています。

 

 

 

歯科医のことを知り

この先生はこう言うタイプなんだと

推測することで

 

それなら、きっと私の感覚も

理解してくれるだろう

 

と思っていたりします。

 

 

 

こちらを公開することで

相手も心を開き易く信頼してくれ易い

環境を作り出すことになるのです。

 

 

美容院のように「おまかせで」とは

なかなか言われませんが

 

それでも信頼関係が築けると、

患者さんに最善・最良の治療法を

カウンスすると

 

「先生がそう言うなら

 そうして下さい」

 

と言われるようになります。

 

 

このようになれば

自分にも、そして患者さんにとっても

ストレスなく良い治療ができるし

医療をする関係性で最高の状態だと

思います。

 

 

少し手間はかかるように感じるかも

しれませんが良いツールだと思うので

一度トライしてみると良いと

思います。

 

 

 

そして、ニューズレターや院内新聞を

作る際のポイントとして

 

自分一人だけのプライベートの提供を

しても

 

微妙なので

 

スタッフにも書いてもらう事が

大切です。

 

 

歯科医のことしか書かれていないと

興味はあるけど毎回毎回となると

飽きて来るかもしれませんし

 

人によっては

「どんなけ自分アピール!?」と

 

負のイメージを持ってしまう人も

いるかもしれません。

 

スタッフにも書いてもらうことで

歯科医だけでなく、クリニック全体と

しても親しみが持てるクリニックに

なります。

 

 

また、自分だけではなくスタッフにも

制作を手伝ってもらうことにより

温かみのあるニューズレター、

院内新聞が出来上がります。

 

そして、それを見る人にとっても

スタッフの人の手も加わっている

ことが目に見えると

 

「この歯科医院は、院長とスタッフが

 一丸となって、患者に対して

 親しくなろうとしてくれているん

 だろうな」

と思います。

 

 

自分も、もし何かしらこのような

ニューズレターを発行している

お店に行ったとして、

店長が一人で作ったものを見るより

も、スタッフのことが書かれて

いたり、スタッフの手が加わって

いるものの方が、読んでいても

面白みを感じられますよね。

 

 

とは言え、ニューズレターなどの

発行を勧めると

 

「僕のことなんて、誰も

 興味ないでしょ・・・」

と言う先生がいます。

 

でも、実際には

患者さんは自分たちが思っている以上

に担当してくれている先生が

 

どういう人なのか?など

 

プライベートの事に

興味を持っています。

 

嫌でなければ

 

少しプライベートもそう言ったもので

見せると良いと思います。

 

 

あとは院内新聞を作るなら

 

フォントを通常のゴシックや明朝など

で作るのではなく

 

手書き風のフォントを使って作ると

 

より温かみのある雰囲気のものが

作れます。

 

いろんなフォント、レイアウトなど

 

ネットでダウンロードできると

思います。

 

 

また最近は

 

院内新聞の歯のコラムなどは作って

くれて、あとはプライベートネタだけ

書き込めばOK

 

と言う様な状態でデータを売って

くれている会社などもあります。

 

院内新聞やニューズレターなどで

 

検索すると出てきますので、

「一から全て作るのは・・・」

と言う人は、利用してみると

良いかもしれません。

 

伊勢海 信宏

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