院内ミーティングでみんなが消極的で発言しない時にどうするか?その①

クリニックで新しい取り組みをしたい時や

 

何か目標を決めてトライしようと言う時に

 

みなさんは院内ミーティングをすると思います。

 

 

 

 

それは、新しい取り組みには

スタッフの協力や理解、共通認識を

もつ必要があるからです。

 

 

 

 

しかし、この院内ミーティングが

上手に行えていない医院が

実はとーっても多いんです。

 

 

 

 

院内ミーティングをしても

院長だけが話していて

 

 

助手・衛生士・勤務医が消極的で

あまり意見を言わない。

 

 

 

あまり言わないどころか

全く意見や質問がなく

 

 

ただ、院長が勝手に決めたこと

報告するだけのミーティングになっている。

 

 

 

 

…確かに、私の医院も…と思った方

 

 

それは、せっかくのミーティングなのに

みんなの意見を聞けないのでは

 

 

正直言って

ミーティングの意味がありません。

 

 

 

勿論それまでのミーティングに経緯があり

 

最終回で決定事項をまとめる

 

 

または報告するだけの

ミーティングであれば

 

 

院長だけの話でも良いかもしれません。

 

 

 

 

しかし、冒頭で言ったような

新しい取り組みをしたい時や

 

 

何か目標を決めてトライしよう

と言う時に行うミーティングでは

 

 

院長としても、スタッフたちの

意見を知りたい、聞きたいから

 

 

開催するものです。

 

 

 

 

 

逆に、院長だけが話しているという

 

ミーティングの状況で満足している

 

院長ならば、危険です。

 

 

 

 

 

それは、ミーティングではありません。

 

 

 

ミーティングは、

院長の漫談の場ではありません。

 

 

 

話していることに、誰も反対せず

「はい」と聞いている。

 

 

 

俺の話が魅力的だからかな。

 

 

説得力あるもんな。

 

 

なんて陶酔して喋り続けているなら

すぐにストップして下さい。

 

 

それは、かなり重度です。

 

 

 

 

本来、ミーティングは院長が

喋り続ける場ではなく

 

 

スタッフ達の考えを聞く場として

重要な時間なのです。

 

 

 

 

でも、院長はしっかりスタッフ達の

意見を聞きたいのに

 

 

スタッフ達自身が消極的な態度で

意見や発言をしてくれないパターンもありますよね。

 

 

 

 

こんな場合はどうしたら良いのか?

 

 

について、今回はお話していきます。

 

 

 

 

院長もスタッフが積極的に

参加してくれる意義のある

ミーティングを進めたいのに

 

 

まわりが消極的で

自分だけ喋っているって辛いですよね。

 

 

 

 

せっかくクリニックを良くしようと

思っていて、その為の提案をしているのに

 

 

自分以外のスタッフが

全然付いてきてくれないと

 

 

自分のやる気も損なわれます。

 

 

 

 

スタッフにも仕事にやり甲斐を

感じてもらうために

 

 

医院として、何か新しいことに取り組もう!

 

 

と思って、セミナーに参加したり

 

 

勉強して良い情報を取り入れ

 

それを自院でも実践してみよう!

 

みんなで、取り組もう!!

 

 

と思っているのに

自分だけが熱くなって

スタッフは頷くだけ…

 

 

 

 

 

こんな反応では

自分のやる気が損なわれるだけではありません。

 

 

 

実際にそんな反応のスタッフ達の

ミーティングでの決定事項は

 

 

あまり積極的に実践されずに

期待していた結果が残せないことが多いです。

 

 

 

 

それでは、院長のやる気も

ミーティングをした時間も

 

 

すべて無駄になってしまいます。

 

 

 

 

そうならない為に

消極的な反応のミーティングを

 

 

 

全員が積極的な反応を示してくれる

ミーティングにする為に

 

 

いくつかポイントがあります。

 

 

 

 

 

その中で、まず今日お伝えするのは

 

『意味を伝える』と言う事です。

 

 

 

 

冒頭でも書きましたが

ミーティングを実施するのは

 

 

新しい取り組みをする時や

何かクリニックでの目標を決めて

トライする時だと思います。

 

 

 

では、そのミーティングの議題である

 

 

・院内改善をする意味

 

 

・なぜそれを目標にするのか?

 

 

・どうして今なのか?

 

 

について、

まずは、それをやる意味を

スタッフに事前に伝えて下さい。

 

 

 

 

スタッフの反応が消極的で発言を

してくれないと嘆く院長は少なくありませんが

 

 

話を聞いていると

それはスタッフ達ばかりに

 

 

問題がある訳ではないと

思うことも多々あります。

 

 

 

 

スタッフも、別に無気力なわけではありません。

 

 

ただ、やる気がなくて

院長に反発したくて

 

 

消極的に態度をとったり

発言しなかったりしているわけではないのです。

 

 

 

 

ただ、その議題について     

 

 

なぜ、それをしなければならないのか?

 

 

その意味を分からないままに

ミーティングに参加するので

 

 

 「仕方なく参加している」

 

 

と言う感じになってしまい

どうしても、消極的な態度に見えてしまうのです。

 

 

 

したがって、

まず、ミーティングをするならば

 

 

そのミーティングの議題に対して

 

『やる意味を伝える』

 

これを大切にして下さい。

 

 

 

 

例えば、保険治療は多いけれど

自費治療の割合が少なく

 

 

売上が伸び悩んでいると言う理由から

 

 

新しい取り組みを始めようと思った場合

 

 

 

院長が、その取り組みを行うにあたり

そこに至った経緯は・・・

 

 

 

今までは、患者さんから

質問された時にのみ

 

 

自費のカウンスをしていたため

そもそもの自費治療の認知度が低かった。

 

 

自費治療をきちんとカウンスすることで

 

より良い治療を患者さんに

提供できる可能性も増え、売上も上がる。

 

 

 

自費治療を知ってもらい

それを受けた患者さんは

 

 

保険治療だけの患者さんよりも

口腔内への意識が高まり

 

 

結果、患者さんのためになる。

 

 

 

また、自費治療をした医院で

ずっと診てもらおうと思うので

 

 

患者さんの定着率もアップする。

 

 

 

 

と言う理由から

 

自費率アップの為に

患者さんへのカウンスを強化しよう!

 

と思い至ったとします。

 

 

 

そして、ミーティングをする際に

 

 

『なぜ、その取り組みをするのか?』

 

 

を、きちんとスタッフに説明します。

 

 

 

 

 

この説明もなしに只、

 

「どんどん、

 自費のカウンスをして下さい。」

 

 

「誰かれ構わず、カウンスして下さい。」

 

とミーティングで言うのと

 

 

 

理由や、それによって見込まれる結果

などをきちんと説明するのとでは

 

 

スタッフへの響き方も全く違います。

 

 

 

 

これらの説明がなかったら

スタッフは、

 

 

「いつもアポイントは

 ぎゅうぎゅうに埋まっていて

 

 

 ただでさえ私たちは忙しいのに

 これ以上忙しくして、どうするの?」

 

 

 

「ただ単に、院長が自費で

 儲けたいだけなんじゃないの??」

 

 

と感じてしまうかもしれません。

 

 

 

しかし、しっかり理由を聞いたなら

スタッフも、その取り組みをすることで

 

 

「忙しいのは、保険治療ばかりで

 売上を上げようとするから

 

 

 予約をぎゅうぎゅうにしないと

 仕方なかったのか・・・

 

 

 それなら、自費率を上げた方が

 アポイント的にも余裕のある治療ができるし

 

 

 患者さんのためにもなれる!」

 

 

と理解を示してくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

ミーティングの議題に対する

 

意味を感じているのは院長だけで

 

他の人は全く意味を感じていなければ

 

そもそも、その院内ミーティングが頓挫します。

 

 

 

 

「そんなこと説明しなくても

 これだけ一緒に働いてるんだから、わかるでしょ!?」

 

 

と強気な発言をされる先生もいますが

断言します。

 

 

 

わかりません!

 

 

 

 

どれだけ診療中に、こちらの動きを先読みしてくれて

 

的確なアシストをしてくれるスタッフでも

 

院長の考えている事を説明もなしに

 

100%理解してくれることは

 

まずありません。

 

 

 

 

 

なぜなら、他人だから。

 

 

 

そして、立場が違うからです。

 

 

 

院長は経営者、スタッフは従業員だからです。

 

 

 

 

この真逆の立場では

考え方が違うので

 

 

お互いに、考えていることの

説明をきちんとしないと

 

 

溝が深まるばかりです。

 

 

 

 

まずは何事も意味を伝える事が大切です。

 

 

 

では、次回も続きをお話していきます。

 

伊勢海 信宏

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