自費治療説明が「押し売り」になっていませんか?

自費治療の説明を患者さんにする時に

自費の良さを伝えたいと思って

 

 

「ここが保険と違います。

 ここも保険と違います。」

 

と一方的にメリットばかりを

伝えまくっているなんて事はありませんか?

 

 

勿論、自費の良さや自費のメリットを

伝えることは大切です。

 

 

ただ、知っておいてほしいのは

 

 

保険でしたいと思っている人にとって

 

その話は「押し売り」になり過ぎている

危険性があると言うことです。

 

 

 

患者さんが保険でするか

自費でするかは話してみないと

分かりません。

 

 

 

だから、話すことは重要です。

 

 

 

患者さんは、自費治療と保険治療の

違いやメリット、デメリットについても

 

 

知らない人が多いです。

金銭的な事情もありますが

 

 

それ以外でも、患者さんの

考え方などによって

 

 

保険を選択されたり

自費に興味を持たれたり…と様々です。

 

 

 

知識のない状態の人に

選択肢を教えることは

 

 

ドクターの大事な役割です。

 

 

でも、だからと言って

押し売りのように話をするのは

 

 

患者さんから嫌がられます。

 

 

 

 

例えば、恋愛だとして

 

『私と付き合ってください。

 私は歯科医師で

 

 仕事もしっかりしています。

 更に健康管理のために運動もしていて

 

 その上・・・。』

 

 

と、延々と続いたらどうでしょか。

 

 

そもそも、この告白した相手には

既に恋人がいて、興味が無かったら

 

 

5分も10分も話をされたら

かなり厳しいですよね。

 

 

まず、告白された時点で

答えは決まっているのに

 

 

延々と聞かされる、自己PR…

 

 

しかも

 

『あなたのことが

 すごい好きなんで毎日

 10回はメールします。』

 

なんて言われたら

 

 

『この人、怖い・・・。

 これは完全ストーカー気質だな。』

 

って思いますよね。

 

 

これは断り方も丁寧に断らないと

危ないかもと思うはずです。

 

 

 

そしてその後は、出来るだけ

会わない様にしますよね。

 

 

こんな告白をされたら要注意です…

 

って、なんの話だっけ?

 

 

となられていると思うので

話を戻します。

 

 

これは、自費治療の説明の話です。

 

 

 

 

愛の告白と自費治療の説明が

どう結びつくの??

 

と思われるかもしれませんが

 

 

要は、押し売り(告白の場合は

「押しつけ」でしょうか)になると

 

 

話せば話すほど、相手の気持ちは

離れていってしまうと言うことです。

 

 

 

自費のカウンスをする時に

自分では気づいていないけれど

 

 

力説しているなんてことはないでしょうか?

 

 

もしかすると、あまり熱意を持って

話していると

 

 

それが患者さんからすると

困った状態になっているかもしれません。

 

 

 

話している自分は

 

「何が何でも自費を、とってやる!!!」

 

と言う気持ちで説明しているつもりではなくても

 

 

 

相手からは

 

「ものすごい勢いで

 自費を推してくるな・・・」

 

と感じられているかもしれません。

 

 

 

また、自費治療は

高価だと言う認識を持たれているので

 

 

そもそも説明を受ける患者さんは

 

「口車に乗せられて、

 自費治療の流れにならないようにしないと!」

 

と警戒していることも多いです。

 

 

 

その警戒している状態の中で

歯科医が、積極的に自費治療説明すると

 

 

患者さんは、余計に警戒心を

強めてしまいかねません。

 

 

 

そして、その警戒心のせいで

本当に必要な情報を伝えているにも関わらず

 

 

患者さんが耳を閉ざしてしまい

せっかくの内容が伝わらない事も多くあります。

 

 

 

自費治療にするのか

保険治療にするのかを選ぶのは

 

 

ドクターではありません。

 

 

 

患者さんに選択する権利があります。

 

 

 

 こちらが、どれだけ熱く語っても

患者さんが自費を選択されることもありますし

 

 

いくら良いものだとわかっていても

金銭面的に自費を選択するのが

難しい患者さんもいます。

 

 

 

そんな患者さんが保険を選択された場合に

 

「こんなに、自費が一番!みたいに

 延々と説明された後に、

 

 保険でお願いしますって

 言いにくいなぁ」

 

と患者さんが言いづらい雰囲気を

作らないようにしましょう。

 

 

 

その雰囲気を作ってしまうと

患者さんは、他の歯も治療するたびに

 

 

次も、また自費を勧められて

断らないといけないのか・・・

 

 

と億劫になってしまいます。

 

 

したがって、

患者さんが保険を選択しても

 

 

先生に伝えやすい

雰囲気を作って下さい。

 

 

 

ある歯科医が

自分は自費治療の説明をしたら

 

 

患者さんの多くが保険ではなく

自費治療を選択すると自慢気に話していました。

 

 

 

自費のカウンスをして

自費を選択してもらえることは

 

 

確かに嬉しいですよね。

 

 

 

しかし、そのドクターの話を

よくよく聞いてみると

 

 

自費には繫がるけど

その後、フェードアウトしちゃう患者さんも多い

 

と言うエピソードを聞きました。

         

 

                                  それが、本当に患者患者さんが納得し

望んでいる治療で

 

 

「自費で」と言っているのか

考えてみて下さい。

 

 

あなたの自己満足は

患者さんにとっての億劫に繋がります。

 

 

熱意=押し売り

にならない様に注意して下さいね。

 

伊勢海 信宏

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