出版業業界は斜陽産業と
言われています。
事実、世の中の本の売り上げ数は
激減しているし
私の好きな幻冬舎社長の見城徹さんも
出版業界自体が斜陽産業だと言っています。
(当然ですが、個人的に
知り合いではありません。)
現代では、世の中は活字離れが
どんどん進んでいると言われています。
でも、本当にそうでしょうか?
確かに、本を読む人が減っているのは
事実でしょう。
しかし、文字を読むこと自体が
減っているとは、とても思えません。
それよりも、寧ろ増えているのではないかと
思います。
なぜか?
それはインターネットの影響です。
インターネットが急速に発達して
実際の文字情報は
昔よりも3倍になったと言われています。
ネットが普及する前の情報源は
主にテレビや書籍、新聞と言った媒体でした。
そして、新聞や書籍で情報を得る人は
年齢が限られていたり
本当に知りたいことでないと
わざわざ本を買ったり、
新聞を購読してまで・・・
と言う状態なので
本や新聞を、あまり読まない人は
テレビのニュース番組で情報を
知ることが圧倒的に多かったでしょう。
しかし、今では知りたいことがあれば
ネットで検索すれば
すぐに情報を仕入れることができ
知りた事を、すぐに知ることができます。
その為、新聞をあまり見ない若年層も
ネットで情報を入手します。
また、決まった時間にしか
放送されないニュース番組を待つことなく
タイムリーな情報を
観ることが可能なので
ネットでの情報収集は
かなり重宝されています。
少し前までは、ネットは若い人のもの
と言う風潮がありましたが
今では、各新聞社もオンライン版の
新聞を発行していて
今まで、新聞を定期購読していた
世代の人達も
紙ベースではなく
電子ベースのもので
読むと言う方法に
移行しつつあります。
それに加えて、ネット上では
個人がブログや何かしらの情報を
まとめていたりするものも多く
書籍のように作家が執筆したものではない
個人の人の文章を読む機会が
増えています。
ネットが発展するまでは
ライター業と言うと
出版社に勤めている人だったり
元編集者がフリーで働いて…と
言うイメージでしたが
今では、主婦の方が在宅で
ネット上の記事を執筆していたり
会社員が副業で、まとめサイトを
作成していたりと
いろいろな人がライターとして
執筆しています。
それだけ多くの人がライターとして
記事を書くのに比例して
それを見る沢山の人がいると言うことです。
もちろん、You Tubeの動画も
飛躍的に伸びていますが
動画の不便さもあり
主役は活字のままです。
動画は、観るだけで良いですが
音声が必要なので
観る「時と場所」を選びますよね。
思い立って何かを調べたいと思っても
電車の中や人の多い場所では
動画を簡単に観ることが
出来ません。
しかし、活字であれば
誰に迷惑をかけることもなく
気兼ねなく、いつでも読むことが
可能です。
また、自分が知りたい情報を
抜粋して読むことも可能です。
こうして考えると、
いくら YouTubeなどの動画サイトが
流行ったとしても、活字がなくなる
ことはありません。
そうして、インターネットを使用する年齢が
どんどん低年齢化している現在では
その分ネット利用者も
増加の一途をたどるので
インターネットで活字を読むひとも
比例して増加すると言えます。
そうなると重要な要素が『文章力』です。
試しに何か、一つ気になるトピックを
検索欄に入力すると
とんでもない数のヒットが出てきます。
しかし、そのとんでもない数の中で
実際に読まれているものは
ほんのごく一部です。
自分が、何かを検索しても
上位に上がっているものから
サラッと読み流してみて
何個か見たところで
どれか1つを選んで読み進めていく
と言う方法をとるのではないでしょうか?
では、その1つに絞る時に
どんな条件で選んでいるでしょうか?
それが、先ほど挙げた
『文章力』です。
逆を言えば
自分がホームページなどを
開設しているのならば
読みたいと思われる文章力を
持っていれば
多くの人に読んでもらえると言うことです。
では、この『文章力』ですが
具体的には、どのようなものか?
ですが、それは・・・
・読み手が興味持つ内容
・軽快に読み進められる構成
・書いている人の人となりが
文章から表れていて
それが良い雰囲気である
などなど
他にも、様々な要素はあると思いますが
これらは自分がネット上の
記事を読む際に
無意識に選定している条件だと思います。
今まで、そこまで考えずにHP内の
文章を書いてきていたなら
読み手に対して影響力のある文章を
作ることを意識して書く必要があります。
自分が検索している時は
読みたい内容、読みたい気になる文章力を
無意識に求めているのに
自分が書く側になると
途端に、そのニーズを忘れて
読みたい気持ちになる事よりも
自分の書きたいことだけを
書き連ねてしまう人は多いです。
自分の書きたい内容
人に伝えたい事が折角あるのなら
自分が読み手の気持ちになって
無意識に読みたくなる文章なのかを
考える必要があります。
これだけインターネットが
普及していると
情報を収集する側にとっては
とても便利で楽になりました。
しかし、情報を提供する側になると
これだけ多くの情報の中から
自分の情報を選んでもらう必要があるので
大変な競争率だと言えます。
その中で見てもらうには
読み手にとって影響力のある文章を
書けることは
今後すごく必要な能力だと思います。
その為に、私も29歳頃から
細々とではありますが
文章力を上げれるように
勉強しています。
もし、患者さんに何かを伝えて
行きたいのであれば
直接の対話だけでなく
文章を使った表現をして行くと良いと思います。
文章力を上げる練習と言うと
すごく難しい事をしているように
思われるかもしれませんが
練習は、FBでもインスタでも
使用するツールは何でも良いので
文章をコツコツ書く事が一番です。
勿論、きちんとブログなどを
開設して書くのもありです。
要は、「コツコツ」の積み重ねです。
私は、逆にSNSには何も考えず
投稿していますが・・・。
コツコツ書く練習をして
少し難しいかもしれませんが
書いたものを客観的に見て
その文章が人の興味を唆るものか
影響力があるものかを
査定して下さい。
最初は、魅力的な文章を書けなくても
この練習を繰り返すことで
少しずつ文章力は上がります。
ところで、興味がある人は
見城徹さんの本や
出演したTVを観てみて下さい。
こんな熱い人がいるんだと感じること
と思います。
全く真似できないレベルですが。
伊勢海 信宏
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