お菓子とお金

お菓子は好きですか?

 

お金は好きですか?

 

 

 

こう聞かれて

 

『お菓子もお金も好きです』

 

とは答えにくいと思います。笑

 

 

 

好きかどうかは別としても

嫌いじゃないと思います。

 

また、先生がどうかは別として
好きだという人は沢山います。

 

 

さて、先生は治療をしていて
患者さんから『心付け』をもらう事はありますか?

 

 

心付けとは、
感謝のしるしとして頂くお金や物のことです。

 

 

 

よくある心付けは

お菓子や商品券だと思います。

 

 

 

その他にもお酒・野菜・現金なども

あったりしますね。

 

 

 

ところでその心付けは、どうしていますか?

 

 

受け取らず、患者さんにお返ししますか?

 

ありがたく受け取りますか?

 

 

患者さんにお返しするのも

1つの道でしょう。

 

大きな病院なんかだと
心付けを一切受け取らない方針のところもあります。

 

 

ただ患者さんの感謝の気持ちなので

もちろん受け取るのも良いと思います。

 

ここでお話したいのは

受け取るか否かではなく

 

受け取ったら、それをどうしているかです。

 

 

ここで、心付けを受け取った後の

パターンが分かれます。

 

① お菓子でも金券類でも

  自宅に持ち帰る

 

② お菓子はスタッフとみんなで食べて

  金券は自分で持ち帰る

 

③ お菓子はスタッフとみんなで食べて

  金券をスタッフと自分で配分する

 

④ お菓子はスタッフとみんなで食べて

  金券はすべてスタッフにあげる

 

 

 

この中の、どの行動をとるかは分かりませんが

 

出来れば③か④を目指した方が良いです。

 

 

 

しかし、実際には①と②のパターンが

結構多いです。

 

 

お菓子は医局でみんなで食べるのですが、

 

金券は自分で持ち帰る。

 

 

人間の心理とは不思議なもので、
1万円のお菓子はスタッフにシェアするのに

 

1万円の金券はスタッフにシェアしずらいのです。

 

 

 

先生がお金が好きでなければ
ぜひスタッフにもシェアして下さい。

 

必ずその方がスタッフからの
先生の評価が上がります。

 

 

なぜなら、スタッフは

ちゃんと見ているからです。

 

 

掃除や清掃の質を患者さんは評価している。

 

 

 

『先生、お菓子と何かもらったな。
 たぶん商品券とかだろうな~。

 先生いいな~。』

 

 

と思われていたりもする

可能性があります。

 

(別に全員とは言いません。)

 

 

たとえ診療後にお菓子を渡しても

その謎の封筒のことを言わないと

 

 

スタッフは先生が自分だけ

貰っていると感じます。

 

 

もちろん患者さんは

先生に渡しているので

 

 

 

それを先生自身の物にしても

何も問題はありません。

 

悪いことでもありません。

 

 

 

ただスタッフ目線で考えると、

ちょっと見方は違ってくる

可能性があることを知っておきましょう。

 

 

患者さんの心付けは感謝のしるしです。

 

 

その感謝を提供しているのが
先生だけでなく

 

 

スタッフのおかげもあると考えれば

少しでもシェアするのも良いと思います。

 

 

 

またスタッフ目線で考えれば、

自分だけの物にしてよいものを

 

わざわざみんなにあげる行為は

先生のより良い評価になります。

 

 

金券の一部をくれたから先生の評価が

上がるのではなく

 

 

スタッフ達は自分たちの仕事を

先生はきちんと評価してくれている

 

と感じます。

 

 

 

スタッフの事をしっかり見てくれている

先生の評価が上がるのは必然です。

 

 

 

以前にこんなことがありました。

 

新人の衛生士が患者さんから

心付けを頂きました。

 

初めての経験だった衛生士は

私に相談しに来ました。

 

『先生、これどうしましょう。』と。

 

 

そこで私が答えたのは

 

 

『これは患者さんの

 感謝のしるしだから

 

 その気持ちをしっかり受け止めれば

 もらって良いと思うよ。

 

 

 ただ、これは受付さんや助手さんの
 頑張りもあっての結果だから

 

 3分の1ぐらいはスタッフのみんなに

 お菓子でも買ってきたら?

 

 

 別に患者さんからもらったと

 言わなくても良いから。

 

 

 いつもお世話になっているからと

 自分の気持ちとしてあげたら?』

 

と言いました。

 

 

 

そしてその新人衛生士は

その通り行動しました。

 

 

これによって、その新人衛生士の
良い考え方の勉強の場になったのは勿論ですが

 

 

衛生士からお菓子を受け取ったスタッフも
自分も今度何かしようと言う周りを気遣う風土が出来ました。

 

 

風土づくりは、このようにしていく事が大切です。

 

 

ただ、そういった周りを気遣う風土を

作るためには

 

 

まずは院長先生が

行動することだと思います。

 

 

人間はどうしても利己的になりやすい傾向があります。

 

 

だから、どう利他的に行動出来るかが重要です。

 

 

お金は好きじゃないとか

 

お金が好きとか

 

お金は卑しいとか

 

お金は大切とか

 

どう思うかは個人の自由なので

何でも良いです。

 

 

 

でも、歯科医師として

言葉や思いだけでなく

 

 

行動でスタッフに示して行くことも

大切だと思います。

 

伊勢海 信宏

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