抜歯や抜髄にならない為のアドバイスをする

前回

 

『治療説明よりも

 先に話す内容とは?』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=495では

 

 

 

患者さんに歯の価値観を伝えると

お話ししましたが

 

 

その次に、患者さんに話す

重要な事があります!

 

 

 

と聞いて、

 

 

「もしかして、やっとここで

 自費補綴の説明ですか。」

 

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、残念!

 

 

違います。

 

 

 

 

それは、この次のステージです。

 

 

 

「まだなの…」

 

 

と落胆されるかもしれませんが、

 

これは大事なプロセスです。

 

 

 

 

 

これらを、すっ飛ばしていってしまう

 

自費治療に繋がらないどころか

 

 

 

患者さんからの信頼を得ることは

 

難しいでしょう。

 

 

 

 

 

ゆえに、どうか一つひとつの

プロセスをしっかり実践し

 

 

着実に信頼を得れるようにして

いきましょう。

 

 

 

 

 

では本題ですが、

 

何を話すかと言うと

 

 

 

 

自費や保険のどちらで

治療をするかは関係なく

 

 

その歯の寿命を出来るだけ

長く残せる

 

 

アドバイスをする事です。

 

 

 

 

アドバイスと言っても

そんな難しい事ではありません。

 

 

 

既に普段から治療時に

きちんと患者さんに

 

 

お伝えしている人

多いかもしれません。

 

 

 

 

 

 例えば、

 

 

・この歯でアイスなどを

 食べたりするのは

 当分の間、避けてください。

 

 

 

・歯と歯の間から虫歯になるので

 ココとココだけはフロスを通してくださいね。

 

 できることなら、全部に通してください。

 

 

 

・この歯にはかなり太い土台が

 入っているので

 

 フランスパンやスルメなど堅いものを

 この歯で咬みきったりするのは

 

 極力避けた方が良いと思います。

 

 

 

 

・神経を取っている歯が多いので

 出来るだけ定期検診でチェックして

 

 歯を長くもたせれる様にしていきましょう。

 

 

 

 

 

などなど、

お金のかからないアドバイスを

しっかりして下さい。

 

 

アドバイス

 

 

ここで重要なのは、

 

 

『お金のかからない』アドバイス

 

 

という点です。

 

 

 

なぜ、これが必要かと言うと

そもそも私たち歯科医師は

 

 

治療をして歯を長くもたせる事が

重要な仕事です。

 

 

 

 

実際には患者さんの口腔内で

いろいろなリスクがあったりします。

 

 

 

そして、そのリスクを

下げる事が出来る治療法が

 

 

自費の補綴だけと言うの

おかしな話ですよね。

 

 

 

説明をしている先生は

そんな風に思ってはいないでしょうが

 

 

自費補綴の説明に比べて

そう言った歯を維持するための

 

 

ドバイスの時間が短い人も

たまにいます。

 

 

 

 

 

患者さんの事を考えるのであれば

 

 

保険や自費関係なく、

 

しっかりリスクを伝えて

 

それの対策を伝えてあげる事が

 

重要な事だと思います。

 

 

 

 

 

自費を増やしたい

 

 

 

そういう思いばかりで

やっていると残念ながら、

 

 

絶対にうまく行きません。

 

 

 

 

自分でも気づかないうちに

その考えが、患者さんの対応に

出てしまうからです。

 

 

 

「そんな事ない。

 自分は上手く出来ている」

 

 

 

と思う先生もいると思います。

 

 

 

 

でも、それはかなり難易度が高い事で

 

それを誰でもできるかと言うと

 

なかなか難しい事です。

 

 

 

 

 

そして、「自費を増やしたい!」と

 

 

ガンガン自費を推す気持ち

診療していると

 

 

自分では、患者さんには

そんな風に伝わっていないと思っていても

 

 

意外にも身近にいるスタッフには

伝わってしまうこともあります。

 

 

 

 

余程、仲の良いスタッフであったり

しっかり意見してくるスタッフなら

 

 

そのことについて

言ってきてくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、スタッフが歯科医に

思うことがあっても

 

 

意見する事は

なかなか勇気のいる事です。

 

 

 

 

 

だから、実際にはスタッフは

 

 

「そんな言い方したら 

 患者さんが引いてる〜」

 

 

「患者さん、お金のかかる事は

 したくない人だから、

 

 もう心閉じちゃってるよ・・・」

 

 

 

と、歯科医と患者さんの話を

隣で聞いていて感じていることも

多々あります。

 

 

 

 

クリニックの方針や

歯科医のタイプにもよりますが

 

 

患者さんは、歯科医よりも

スタッフに心を開き易いものなので

 

 

そのあたりはスタッフの印象が

とても参考になりますよ。

 

 

 

 

 

そして、スタッフが感じ取るように

 

患者さん自身も

 

 

 

「この先生、何かと言えば

 自費治療を推してくるなぁ」

 

 

 

「自費以外の選択肢を

 選びづらい説明だな・・・」

 

 

「保険治療だと、そんなにダメなの?」

 

 

 

と感じています。

 

 

 

 

 

そして、そう言った説明ばかりされる

 

 

「あの先生に治療してもらうと

 また自費治療の話をされる」

 

 

と思わせてしまうことになり

 

 

患者さんは、だんだん通院が

苦痛になってきます。

 

 

 

 

そして、本当に自費治療が必要な時に

 

 

「また言ってるわ」

 

 

と思われて、必要な説明も

きちんと聞いてもらえなくなります。

 

 

 

 

逆に普段から、保険治療であろうと

 

 

アフターケアの説明や

アドバイスをしっかりして

 

 

患者さんの歯のことを

考えてお話ししていれば

 

 

本当に自費治療が

必要だと思った時に

 

 

患者さんは

 

 

「いつも、あんなに親身になって

 歯を残せるように考えてくれている

 

 

 先生の言うことだから!」

 

 

 

と言う気持ちになります。

 

 

 

 

 

自費治療は、実際決して

安いものではありません。

 

 

 

 

患者さんの金銭的な事情もあります

 

 

 

 

しかし、患者さんのことを考えて

歯の価値を伝え

 

 

将来も少しでも長くもつように

 

 

抜歯や抜髄にならないアドバイス

をしていれば

 

 

患者さん自ら

自費治療を最善策だと感じ

 

 

希望されることもあります。

 

 

 

 

このように、

患者さんが歯の価値を知り

 

 

自費治療を自ら希望されること

一番の理想だと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

自費を増やしたいと言う

思いばかりで治療をしていると

 

 

 

自分の仕事の価値が

ドンドン下がってしまうと思います。

 

 

 

 

そうならないためにも、

 

 

患者さんから自費治療を

希望されるようになるためにも 

 

 

出来る限りすべての対策を

お伝えしましょう。

 

 

伊勢海 信宏

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