インレーやクラウンのもちは?(補綴の平均使用年数)

ところで補綴の平均使用年数

 

って知っていますか?

 

 

 

 

補綴には保険適応と

自費治療になるものがありますよね。

 

 

 

患者さんが保険治療で補綴を

する場合でも

 

 

自費治療の補綴をする場合でも

 

 

これは、よく質問される項目の一つです。

 

 

 

 

 

または、直接質問はされないけれど

患者さんが、とても気になっている事確かです。

 

 

 

「保険なら、どれくらい

 耐えられるんだろう?」 

 

 

 

「自費で、こんなにお金をかけても

 すぐにダメになってしまうんだった

 

 もったいないな・・・」

 

 

などと考えています。

 

 

 

 

したがって、

まずは自分たちの治療している物が

 

 

平均的に、どれくらいもつのかを

知っておく事は、とても重要です。

 

 

 

 

 

そして、それを患者さんに

伝えましょう。

 

 

 

もし、もちが長くなさそう

なのであれば

 

 

メンテナンスでのチェックが

とても重要である事が

 

 

患者さんにも伝わり易くなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

例えば、もし自分が車を購入しようと

考えているとします。

 

 

 

その車が、最近発売された新車を

購入するのであれば

 

 

数年後の車検まで

特に気をつける事はなく

 

 

毎日普通に沢山乗りますよね。

 

 

 

 

しかし、もしあなたの欲しい車が

ヴィンテージ車だったら

 

 

どうでしょう?

 

 

 

 

購入時に、お店の人に

 

 

「あまり頑丈ではありません。

 

 

 車体が擦れるかもしれないので

 大きな段差などは気をつけて下さい。

 

 

 

 ガソリンはレギュラーではなく

 ハイオクを入れるようにして下さい。

 

 

 

 半年ごとに、必ず定期点検する

 必要があります。

 

 

 その他にも・・・・」

 

 

 

 

と説明を受けていたら。

 

 

 

それでも、自分の欲しい車なので

購入します。

 

 

 

メンテナンスなどのことを考えると

 

明らかに前者の新車を

 

購入している方楽ですよね。

 

 

 

 

しかし、手間のかかる

ヴィンテージ車購入したので

 

 

店員さんの言う通り

運転にも注意します。

 

 

 

定期点検にも行って

きちんとチェックしてもらいます。

 

 

 

こうする事によって

車は問題なく長く乗ることが出来ます。

 

 

 

 

もし、店員さんがこの注意点や

定期点検の大切さを教えてくれていなければ

 

 

 

このヴィンテージ車も

新車と同じようにして乗り回し

 

 

 

購入して、少しの期間で

ダメになってしまっていたでしょう。

 

 

 

 

 

少し、気をつける事で回避できたり

長持ちさせる事が出来るのに

 

 

 

知らないとそれが出来ません。

 

 

 

 

 

逆を言えば

しっかり知ってさえいれば

 

 

気をつける事で寿命を延ばすことも

 

 

壊れてしまうことを回避もできるのです。

 

 

 

 

 

 

 

たとえ話が長くなってしまいましたが

 

 

このヴィンテージ車は上記にある

 

 

「もちの長くなさそうな歯」

 

 

のことです。

 

 

 

 

 

 

 

患者さんは、歯科医が思っている程には

 

 

自身の歯の状態をわかっていません。

 

 

 

 

 

それを踏まえて

しっかり説明することが

とても大切です。

 

 

 

 

また、歯の話に戻りますが

もちの良くなさそうな歯に関して

 

 

保険でなんとかしようと

考えていたとしても

 

 

保険で可能な治療を行なった場合の

 

 

 

「あと何年くらい持つのか?」と

 

 

 

「どうすれば、少しでも長く持たせる

 ことが出来るのか?」

 

 

 

を含めたお話を患者さんにした際に

 

 

患者さんが歯科治療に費用をかける事

が出来ると言うこともありますよね。

 

 

 

 

それは、保険適応の治療では

患者さん自身が納得いかないことや

 

 

 

もっと良いものをして

少しでも長く持たせたいと言う

思いがあるからです。

 

 

 

 

 

そう言う場合には

 

 

自費をお勧めすることも出来ます。

 

 

 

 

 

保険がダメと言うわけでは

ありませんが

 

 

歯に負担をかけにくいのは

やはり自費治療の方が勝っています。

 

 

 

 

患者さんの歯の状態にもよりますが

出来るだけ自費でする方が

 

 

歯の寿命を考えると良い治療だと

思います。

 

 

 

 

したがって、平均使用年数などを

患者さんにお伝えして

 

 

患者さん自らしっかり考えて

もらえるようにしましょう。

 

 

 

 

 

では、これからが

 

 

各補綴物の平均使用年数です。

 

 

 

 

 

CR(コンポジットレジン)5.2年

 

 

インレー 5.4年

 

 

クラウン 7.1年

 

 

硬質レジンジャケット冠 5.9年

 

 

ブリッジ 8.0年

 

 

アマルガム 7.4年    

 

です。

 

 

 

 

 

これは、あくまで平均であり、目安です。

 

 

 

 

インレーやクラウンなど

補綴の種類によっても

 

 

年数は違いますよね。

 

 

 

 

 

これを患者さんに伝えることで

患者さんの考えも変わる事が多いです。

 

 

 

 

 

それに、もしこの先、装着した

補綴物がダメになってしまった時も

 

 

この説明をきちんとしておけば

患者さんも

 

 

 

「あ!?この歯がダメになると言う

 のは数年前から言われているな」

 

 

と自身でも気が付かれます。

 

 

 

しかし、もしこれを説明していないと

 

 

 

「一度治療したのに、

 どうして数年でダメになるんだ!?

 

 

 あの歯科医は治療が下手なんじゃないの??」

 

 

 

と思われてしまいます。

 

 

 

 

 

 

さらに、この状態になってから

いくら平均使用年数の話をしたところ

 

 

患者さんからしてみれば

言い訳のようにしか聞こえません。

 

 

 

 

 

だからこそ、これは事前に

必ず説明する必要があります。

 

 

 

初めの方でも、お伝えしましたが

患者さんのみんながみんな

 

 

自分から質問してこられる訳ではありません。

 

 

 

 

 

寧ろ、そう言う方の方が少なくて

自分から気になっていても

 

 

質問できない方の方が多いです。

 

 

 

 

 

したがって

 

 

「質問されたら答える・お伝えする」

 

 

と言うことではなく

質問してもされなくても

 

 

補綴をされる患者さん全員に

このお話をするようにしましょう。

 

 

 

上記の細かい数字は抜きにしても

 

 

大雑把にどのくらいもつかを

 

 

把握しておくと良いと思います。

 

伊勢海 信宏

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