e.max・プロセラ・エンプレスはたまたエステニア・パールエステどこまで話す。 

ここまで3回にわたり

 

 

患者さんに自費治療の説明をする際の

 

 

ポイントをお話ししてきました。

 

 

 

『自費の説明の仕方のポイント』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=504

 

 

 

『セラミックやハイブリッドのなどの

 補綴説明と時間について』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=506

 

 

 

 

そして、今回が最後のお話です。

 

 

 

 

 

重複になりますが

自費の説明の仕方の5つのポイントは

 

 

 

 熱く語って話さずに静かに話す。

 

 

 自費と保険で何が違うのかを

  端的に話す。

 

 

 補綴ごとの細かい点は

  いきなり話さない。

 

 

 すべてを話すと患者さんが迷う

 

 

 自分なら何にするかを決めておく

 

 

でした。

 

 

 

 

今回は残り2つである④と⑤について

お伝えします。

 

 

 

 

 

セラミックにもハイブリッドにも

色々な種類があります。

 

 

 

 

そして、それ以前に

セラミック・ハイブリッド・

 

 

ゴールドでいろいろとメリットが

違ってきます。

 

 

 

 

それらを話すときのポイントをお伝えします。 

 

 

 

 

 

すべてを話すと患者さんが迷う

 

 

前回のお話で、まず補綴をする

患者さん全員に自費の補綴の説明を

 

 

短い時間でザックリと端的にだけ

お話することがポイントと

 

 

お伝えしましたよね。

 

 

 

 

 

そして、その説明で

 

 

自費治療に興味がある。

 

 

少しどうしようか迷っている。

 

 

 

という、そんな患者さんには

ザックリとした、先ほどの説明よりも

 

 

 

詳しい話をして下さい。

 

 

 

 

 

ただ、ここで注意したいのは

 

 

 

すべてを伝えすぎると患者さんが

迷ってしまうと言う事です。

 

 

 

 

例えば、患者さんを迷わせてしまう

話し方とはこんな感じです。

 

 

 

 

「ゴールドは虫歯になりにくいです。

 でも見た目は良くありません。

 

 

 

 見た目の良さを重視するなら

 セラミックが良いかもしれません。

 

 

 

 セラミックはキレイですし、

 劣化もなく虫歯になりにくいです。

 

 

 

 しかし、硬いもので割れやすい

 欠点もあります。

 

 

 

 硬いもので割れ難くて

 白いものが良いのなら

 

 

 

 ハイブリッドと言うものがあります。

 

 

 

 これはセラミックよりも割れにくいものです。

 

 

 

 ただ、プラスチックが混ざっている

 のでセラミックより変色しやすく、

 

 

 劣化するので虫歯になりやすいです。

 

 

 

 だから、セラミックの方が

 その点は良いですね。

 

 

 

 しかし、セラミックは対合歯が

 削れやすいデメリットもあります。

 

 

 

 そうすると、ゴールドの方が

 歯には優しいですね。

 

 

 

 ただゴールドはセラミックに比べると

 汚れがつきやすく・・・。」

 

 

 

 

 

このような説明です。

 

 

 

 

さて、どう感じられたでしょうか?

 

 

 

 

 

歯科医師なので、言いたい事は

よく分かりますよね。

 

 

確かに、どれにもメリットと

デメリットがあるし

 

 

どれを重視するのかによっても

選択は変わります。

 

 

 

 

 

しかし、こんな説明をされた

患者さんからすれば

 

 

これはもう迷宮入りです。

 

 

 

患者さんの心の中では

 

 

「???で、何が良いの?」

 

 

となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

いや、この説明では歯科医である

自分ですら

 

 

「???」

 

 

となってしまいそうです。

 

 

 

 

確かに情報を提供するのは

需要ですが

 

 

あまりに沢山の情報を

フラットに言い過ぎると

 

 

もうワケが分からなくなってしまいます。

 

 

 

 

そうならない為に、

必要な事が次の項目です。

 

 

 

 

 

⑤ 自分なら何にするかを決めておく

 

 

自分なら何が良いと思っているのかを

決めるという事です。

 

 

 

もちろんそれは部位や

 

 

患者さんの口腔内の状況によっても

 

 

変化すると思います。

 

 

 

 

 

 

その患者さん個々の状態を

考えた上自分ならどうするのか?

 

 

を決めておくことが必要です。

 

 

 

ただ一つ注意があります。

 

 

 

患者さんの第一選択が『白い物』

なら問題ないのですが

 

 

 

もし、患者さんがゴールドなどの

メタル系を第一選択としている場合は

 

 

患者さんが

 

 

「やっぱり白い物で!」

 

 

と希望される場合も想定して

 

 

 

何が良いかも

次点として考えておいてください。

 

 

 

 

 

 

なぜなら、ゴールドをドクターが

良いと思っていても、やはり

 

 

「白いものが良い!」

 

 

と選択される患者さんは

当然多いのです。

 

 

 

 

 

それを軸に話を組み立ててください。

 

 

 

すべてをフラットに説明するのではなく

 

 

自分がこの患者さん

この部位なら、何が良いか?を

 

 

しっかり考えておきましょう。

 

 

 

 

そして、それを患者さんに

少しだけお勧めする程度の話し方で

 

 

説明するのが良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

情報をなんでもフラットに説明して

患者さんに決めてもらう事は

 

 

一見、患者さんの意見を尊重していて

素晴らしいように感じますが

 

 

 

 

専門家としての意見を入れて

お勧めをもつこと

 

 

それを患者さんに

上手にお伝えできることの方が

 

 

患者さんにとっても

良い歯科医だと言えます。

 

 

 

 

 

患者さんには専門知識はありません。

 

 

 

 

もちろん、患者さんの意見を

尊重することが大切です。

 

 

 

しかし、患者さんも自分では

決められないので

 

 

専門家の意見を聞きたいと

思っている人も多いのです。

 

 

 

 

 

これまでに、お話してきた

5つのポイントは

 

 

 

もう既に行っていることもあったと思います。

 

 

 

しかし、実践していないことがあったなら

 

 

是非とも実践してみて下さい。

 

伊勢海 信宏

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前回からの続きですが、

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