セラミックやハイブリッドのなどの補綴説明と時間について

 前回

 

『自費の説明の仕方のポイント』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=504

 

 

で、補綴の説明をする際に

気をつけるべきポイントが

 

 

5つある内の2つお話しましたので

 

 

残りはあと3つです。

 

 

 

 

 

 

念のため、おさらいです。

 

 

5つのポイントは

 

 

 熱く語って話さずに静かに話す。

 

 

 

 自費と保険で何が違うのかを

  端的に話す。

 

 

 

 補綴ごとの細かい点を

  いきなり話さない。

 

 

 

 すべての情報を一気に話すと

  患者さんが迷う

 

 

 

 自分なら何にするかを決めておく

 

 

でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

では、今回はこの中の3番目

 

 

③ 補綴ごとの細かい点は

  いきなり話さない。

 

 

について、説明しす。

 

 

 

 

 

細かい点をいきなり話さない

 

 

 

 

では、どう説明するのか?

 

 

 

 

それは、補綴の種類の説明を

ものすごくザックリ話してください。

 

 

 

少し物足りないんじゃない?

 

 

と感じるくらいです。

 

 

 

 

「ゴールドだと

 こういったメリットがあり

 

 

 白いのだと

 こういった種類がありますが

 

 

 大雑把な違いは、こうです。」

 

 

 

と言った具合で構いません。

 

 

 

 

時間にすれば、

30秒ぐらいの説明でOKです。

 

 

 

 

ただ、その中にも上記のように

 

要点はしっかりお伝えするようにして下さいね。

 

 

 

 

もっと、しっかり説明した方が良いのでは?

 

 

 

それでは、患者さんには

伝わらないのではないか?

 

 

 

自費には種類も金額も様々で

説明することは沢山あるのに

そんなに掻い摘んで大丈夫か。

 

 

 

と思う先生もいるかと思います。

 

 

 

 

しかし、ここは敢えて

ザックリした説明が良いんです。

 

 

 

 

 

では、その理由ですが

 

 

まず、治療の際に補綴を入れる

患者さんには、こちらの勝手な判断で

 

 

「この患者さんには

 自費のことも伝えておこう。

 

 

 この患者さんは

 保険の説明だけで良いや」

 

 

と選別するのは、おかしいので

全員に補綴の説明をすると思います。

 

 

 

 

 

しかし、すでにこの時点で

あまり自費治療に興味がない人もいます。

 

 

 

 

それは、患者さんご本人から

 

 

「私は、自費はしません!」

 

 

とキッパリ言ってくれる方も

いるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、多くの方は表情や相槌、

会話の空気で

 

 

自費をしない意思を伝えてこられます。

 

 

 

 

まずは、それをきちんと読み取ってください。

 

 

 

 

そして、 その自費に興味の無い方に

 

 

トクトクと補綴の違いを話すのは

 

 

その患者さんにとって苦痛でしかありません

 

 

 

 

 

想像してください。

 

 

 

 

あなたが車を買う予定で

予算が300万円だとします。

 

 

 

車屋に行ったら1000万以上の

車の話トクトクとされたら

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

 

車が好きで、

買えない車でも

 

 

ただ話を聞いてるだけで

面白いと思う人は別として

 

 

ほとんどの人は

 

 

 

「そんなに説明されても、

 買えないから・・・」 

 

 

 

「良い車なのは、わかったけど、

 それより買える車の話をして欲しい。」

 

 

 

と苦痛に感じるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

確かに、いくら1000万円の

車の性能の良さや

 

 

他の車と比べて優れている点

こだわりのポイントを聞いたとしても

 

 

それに自分が乗れるわけでは

無いのに無駄ですよね。

 

 

 

 

また、そんな良いものを聞いた後に

300万円の車を買うとなると

 

 

なんだかとても劣って

見えてしまう気がしないでしょうか?

 

 

 

 

 

そして、もし劣って見えてしまっても

 

 

300万円以上の車を

買えるわけではないとなると…

 

 

 

 

こう考えると、

自費に興味の無い患者さんに

 

 

自費の話を延々とするのは

かなりナンセンスですよね。

 

 

 

 

更には、押し売りされている

気にもなってしまう可能性だってあります。

 

 

 

したがって、患者さんに

しっかり説明するのも勿論、大切ですが

 

 

 

相手の気持ちを察するのも大切です。

 

 

 

 

 

まずはザックリと話し、

その時点で、もし患者さんに

 

 

自費治療に興味がないようであれば

 

 

この時点で患者さんの

ご意見を聞いて

 

 

保険治療を進めてください。

 

 

 

 

 

 

この時も、当たり前ですが

患者さんが自費でも保険でも

 

 

どちらでも選び易いように

促すことが大切です。

 

 

 

 

そして、もしここで自費治療に

興味ある患者さんならば

 

 

 

次のステップに行ってください。

 

 

 

 

 

 

たまに、自費率を上げようと

頑張っている先生に

見られる行動があります。

 

 

 

 

 

それは、患者さんが自費治療に

興味が無いと分かるや否や

 

 

やる気を失ってしまい

保険の説明が適当になってしまうのです。

 

 

 

 

 

また、ものすごく自費に偏った

説明をしてしまっている場合もあります。

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

 

「保険の銀歯は色も悪くて

 とても不自然です。

 

 

 自分なら、絶対に

 入れたくありません。

 

 

 その点、自費のセラミックは…」

 

 

 

などと、患者さんに説明してしまいます。

 

 

 

 

言っていることは

間違ってはいないし

 

 

事実だと思います。

 

 

 

 

 

しかし、こんな説明をされては

 

 

「保険でお願いします。」

 

 

と、とっても言い辛いですよね。

 

 

 

 

 

また、保険の説明を

あまりしてくれないような態度を

取られると

 

 

「この先生は自費をしてくれる

 患者さんにしか興味が無いんだ。

 

 

 保険の治療だと適当にされそう…

 

 

 お金儲けできない治療は

 面倒だと思ってるんだろうなぁ。」

 

 

と患者さんに思われることになります。

 

 

 

 

 

これでは、患者さんから

信頼を得ることは

 

 

まず無理です。

 

 

 

 

もしくは、今まで築き上げてきた

 

信頼さえ危ういものにしてしまう

 

可能性もあります。

 

 

 

 

そうならない為にも

 

 

しっかり患者さんの気持ちを

読み取れるようにして

 

 

患者さんの状況や意思に合わせて

自費なのか保険なのか

 

 

説明できるようにしましょう。

 

 

 

 

 

ゆえに、まず最初の段階での

全員に行うセラミックや

 

 

ハイブリッドと言った

自費か保険かの説明は

 

 

短い時間でザックリとした説明で

行うようにしましょう。

 

伊勢海 信宏

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