歯科助手や衛生士に改善して欲しい事を伝えるタイミング

何かスタッフに問題があり

 

変えてもらった方がいいなと

 

思う部分ってありますよね。

 

 

 

 

それが、アシストについてくれて

いる時の動作の事だったり

 

 

治療の仕方についてと言うような

細かい内容だと

 

 

すぐにスタッフ本人に言えますが

 

 

性格や気質に関する点だと

 

 

なかなか言いづらいものですよね。

 

 

 

 

 

しかし、ミスがあったりすると

 

『あ~だから!』

 

 

と感情的に相手に伝えたくなります。

 

 

 

 

 

でも、だからと言って

ミスがあった時に

 

 

一気に思っていることを言っても

 

 

残念ながら、スタッフの心には

全然届きません。

 

 

 

 

スタッフも自分がミスをしているから

とくべつ口答えもしません。

 

 

 

でも、ミスがあった時に

その時にしてしまったミス以外の事を

 

 

ガミガミ言われても

なかなか改善しようと思わないものです。

 

 

 

 

 

 

例えば、些細な事ですが

治療の準備に不備があったとします。

 

 

 

この時に叱る点は

もちろん準備の不足ですよね。

 

 

 

でも、治療をしている途中に

その不備に気づいて

 

 

治療がスムーズにいかなくて

少しイライラしてしまいます。

 

 

 

 

そうなると、

今回の準備の不足だけではなく

 

 

「そう言えば、このスタッフは

 よくミスをするな・・

 

 

 その割には、マイペースで焦った

 様子も見ないし・・・

 

 

 いつものんびりしていて、他の時も

 一人遅くて待たされたな・・・」

 

 

と今までのことも色々と思い出してきます。

 

 

 

 

 

こうなると、本来叱るべき点だった

現時点の事だけでなく、

 

 

「なんで、これが準備できて

 いなかったんだ!

 

 

 だいたい、〇〇さんはいつもいつも

 やる事が遅いんだよ。

 

 

 この前だって・・・」 

 

 

と、色々な過去のことや、

普段気になっていた事を言ってしまいます。

 

 

 

 

でも、これを言われた本人は

準備不足だったミスについては

 

 

理解し反省していても

その他のことで感情のままに

 

 

怒られている内容については 

『?』 となっています。

 

 

 

 

 

また、

 

 

「今までそんな風に

 思われていたのか・・・」

 

 

と凹んでしまうでしょう。

 

 

 

 

 

それが、改善への原動力となれば

良いのですが、

 

 

 

この伝え方だと、そうなるのは難しく

それどころか、

 

 

 

「先生は過去のことまで掘り返して

 ネチネチと・・

 

 

 思っているなら、その時に言って

 くれれば良いのに!」

 

 

 

などと、DRへ対しての不満になって

しまう可能性すらあります。

 

 

 

 

 

こうなると

素直にDRの言う事が聞けず

本当に必要な注意だったとしても

 

 

「また言ってるわ」

 

 

 

「この先生、小言が多いタイプだから

 気にしないでおこうっと」

 

 

と聞き流してしまうなんて

最悪な事態にもなりかねません。

 

 

 

 

これでは、本当に改善してほしい事なのに

 

 

相手に聞く耳がないので

 

 

いくら言っても無駄になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

では、どうすれば良いのかと言うと

 

 

 

相手にミスがあっても

その時はぐっとこらえて

 

 

一旦冷静になり

何もない時に冷静に話す事です。

 

 

 

 

 

これは前回の

 

 

『院長が叱る時って

 どんなタイミングの時なのか?』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=559

 

 

 

でもお伝えしましたが

 

 

 

すぐに怒ってしまう癖がある場合は

怒りそうになったら

 

 

すぐ声や態度に出さずに

まず1秒でも自分を落ち着かせましょう。

 

 

 

 

 

そして、些細なミスのことであれば

すぐに『叱る』ことで

 

 

相手が改善できるように伝えるのも

良いです。

 

 

 

 

 

ただ、今回の冒頭でも言ったように

 

 

性格や気質に関する点のことならば

 

 

自分の感情と相手の感情の両者が

フラットな時

 

 

真剣に話し合う場を設けると

良いと思います。

 

 

 

 

 

わざわざ時間を作るとなると

 

 

「そこまでして言うのもなぁ」

 

 

と感じるかもしれません。

 

 

 

 

 

しかし、性格や気質のことを

伝えるなら尚の事

 

 

しっかり相手に

伝えられるようにする方が

 

 

 

確実に改善に繋がります。

 

 

 

 

 

 

何かのついでに言ったり

 

 

時間のない時に慌てて言ったりして

 

 

話半分のまま

中断せざるを得なくなった場合

 

 

 

「ただ自分の悪い点を羅列された…」

 

 

 

状態で終わってしまう可能性も

あります。

 

 

 

 

 

 

それでは、改善にならないし

相手も傷つく、もしくは嫌な気になる

ばかりです。

 

 

 

 

自分からすれば改善する必要が

あると感じている点も

 

 

もしかするとスタッフ側にも

何かしらの理由があっての

 

 

行動であったり

言動であったりするかもしれませんよね。

 

 

 

 

 

 

勿論、だからと言って

改善しなくて良いわけではなく

 

 

それで仕事に差し支えが

出ているのだから

 

 

改善はしてもらいます。

 

 

 

 

 

 

しかし、一方的に

 

 

「ここが悪いから改善して!」

 

 

と言うよりは、相手がどうして

そう言う風にしているのか等

 

 

相手の意見も聞いてから改善策を

一緒に考えてあげることの方が

 

 

確実に相手を改善に導くことが

出来るでしょう。

 

 

 

 

 

 

時間を作って、お互いがフラットな時

に話し合いの時間を設けること。

 

 

 

その方が感情的にならずに

 

相手もしっかり受け止めやすいです。

 

 

 

 

 

 

あなたの望みは

 

怒りを、ぶちまけることですか?

 

 

 

それとも相手の行動を

変えたいのですか?

 

 

 

 

 

もし相手の行動を変えたいのであれば

ぜひフラットな時に、

 

 

冷静に話し合いをしてみて下さい。

 

伊勢海 信宏

次の記事へ!

 

【ステップで学びたい先生へ】

メルマガ登録されると
体系的に学べ、

理解や成長が早くなります。

 

メルマガ登録されると
体系的に学べ、

理解や成長が早くなります。

先生は患者さんの歯の年齢を伝えられますか?


簡単に数値化できるシステムがあります。



 

→歯の年齢診断プロ

 

手間なく売り上げを増やすには待合室動画が必須!
でも、動画に50万や100万も払っていませんか?


今だけのお得な特典があります。詳しくはサイトで。



 

→手間なし動画くん

 

→手間なし動画くん



コスト低く、手間がなく経営効果を出したい。


口コミで100医院以上が参加

地域で1医院限定なので先着順です!



 

→歯科開業医ネットワーク

 

→歯科開業医ネットワーク



開業に不安がある歯科医向け!1日5分読むだけで 開業のスキルが身につく  開業成功ステップ メールレッスン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事