結果を出す学び方②

前回の

 

『結果の出る学び方』

 

http://haisyakaigyo.com/?p=6860

 

 

の続きをお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

誰でも本を読んだり

 

セミナーを受けたりして

 

 

結果を出したいと思っていることでしょう。

 

 

 

 

 

・クリニックで治療を上手くしたい

 

 

・メンテを増やしたい

 

 

・患者さんを増やしたい

 

 

・自費を増やしたい

 

 

 

他にも、いろいろな願望があると思います。

 

 

 

 

 

そして、これらを叶えるため

結果を出すために

 

 

 

セミナーに行っているのですが

 

セミナーに参加した人達の中でも

 

 

 

 

セミナー後に結果が多く出る人と

 

あまり出ない人に分かれます。

 

 

 

 

 

同じように願望、目標はあって

セミナーに行っているのに

 

 

この違いは何でしょうか?

 

 

 

 

この差がついてしまう原因の一つとして

 

 

 

「わかった」と言うことに問題があります。

 

 

 

 

 

 

よくあるのが、セミナーを受けた後に

 

「わかりました。 こういう事ですね」

 

 

「あぁ、こういう事か!わかった、わかった」

 

 

と言う感想を持つ人がいます。

 

 

 

 

 

 

この反応は良い部分も

勿論あるのですが

 

 

実は落とし穴もあります。

 

 

 

 

何が落とし穴なのか

説明をする前に

 

 

まず前提として、セミナーを受けて

 

 

「何もわからない」

 

 

というのは、そもそも問題です。

 

 

 

 

セミナー受けた人の現状の実力が

 

セミナーの講義内容のレベルと

 

かけ離れすぎている場合があります。

 

 

 

 

 

例えば、私はスペイン語なんて

全くできません。

 

 

そんなスペイン語の単語

1つさえも知らないような状態で

 

 

いきなり

「スペイン語 中級編講座」

 

と言うスペイン語の日常会話より

更に流暢に話せる講義に

 

 

参加したとしても

間違いなく私には全く理解できません。

 

 

 

 

 

これでは、セミナーに最後まで

参加したとしても

 

 

「何もわからない」状態になります。

 

 

 

 

歯科医向けのセミナーなどでも

同じことで

 

 

自分の現状の実力よりも

かけ離れたレベルのセミナーを

 

 

受講したとしても

それは理解できるレベルに到達していない為

 

 

時間の無駄になってしまいます。

 

 

 

 

 

また、もう1つ

 

 

何もわからない状態になってしまう

セミナーの要因として

 

 

 

講師の教え方が

上手くなくて分からない

 

 

と言うことがあります。

 

 

 

 

 

只、これらを読んでいる方では

歯科医院の治療や経営に関しては

 

 

全くわからないと言う事は

ほぼほぼ起こりません。

 

 

 

「だいたい、まぁなんとなくわかる」

 

 

と言うような感じになると思います。

 

 

 

 

では、この「わかる」と言う

現象が起こるのに

 

 

何故それが問題点になるのか?

 

 

 

 

 

本やセミナーを聴いて

 

 

「あぁ、こういう事か。わかった、わかった」

 

 

とすぐに捉える人は

私から見ると

 

 

 

物事の理解の基準値が低いです。

 

 

 

 

 

例えばダイレクトボンディング

をするのが世界一上手い人が

講義をして話した時に

 

 

歯科医であれば、話を聴いて

 

 

「こういう風になったら

 こう言う考えをするのか」

 

 

と、分かると思います。

 

 

 

 

でも、多分その講師の思考

考え方と言うのは

 

 

きっと受講者の理解よりも

ずーっと高いところにあるはずです。

 

 

 

 

只それは、セミナーの講義中には

全部は伝えられません。

 

 

 

そして、それは言葉としては

 

 

すごく単純であったり

簡単に聞こえます。

 

 

 

 

 

 

しかし、本来なら

その講義の話を聴いて

 

 

そこから講師の人の

本当に意とする所まで考えて

 

 

 

更に、それを自分の

スキルとして

 

 

実際に落とし込もう

と言う思考にします。

 

 

 

 

 

 

そして、この思考が

出来る人であれば

 

 

その大変さを理解しているので

 

 

講師の話を聴いて簡単に

「わかった」とは思えません。

 

 

 

 

 

しかし、この大変な行動を

 

「わかった」と

 

すぐに捉えてしまうと

 

 

 

大体、伸び悩みます。

 

 

 

 

 

 

このように、「わかった」の

基準値が低い人が

 

 

決まってよく言う言葉があります。

 

 

 

 

 

それは

 

 

「分かっているけど、出来ない。」です。

 

 

 

 

 

「いやぁ、分かってるんですよ。

 

 分かってはいるんですけど

 出来ないんですよ〜」

 

 

 

こんな事をもし言っていたら、

 

注意が必要です。

 

 

 

 

 

なぜなら、分かっているのに

出来ないと言うのは

 

 

ほとんど場合、分かっていないからです。

 

 

 

 

 

前述した通り、

その『分かっている』と言う基準値が

 

 

とても低いため行動ができないのです。

 

 

 

 

 

反して、教えている人は

その『分かっている』のレベルが

 

 

もっと高いので、しっかりとそれを

行動に出来るのです。

 

 

 

 

 

例えば挨拶をしないスタッフに

 

 

「挨拶って大切だよね」

 

 

と言うような話をします。

 

 

 

 

5分でも1時間でも良いですが

挨拶の大切さなどを

そのスタッフに話したとします。

 

 

 

 

すると、スタッフが

 

 

「確かに挨拶って大切ですよね。わかります」

 

 

と反応をします。

 

 

 

 

 

これで、挨拶の大切さが

スタッフに伝わったと思います。

 

 

 

では実際にこのスタッフが

挨拶をきちんとするかと言うと

 

 

大体の場合しません。

 

 

 

 

したとしても一時的なもので

1週間〜1ヶ月くらい経つと

 

 

挨拶をしっかりする事を

やめてしまいます。

 

 

 

 

 

こうなると、スタッフは

 

 

「いや、分かってはいるんですけど出来ないんです」

 

 

などと言ってきたりします。

 

 

 

 

これは

 

・挨拶の大切さとは何か?

 

 

・挨拶をしっかりすることが

 自分の人生にどれだけ有効なのか?

 

 

・挨拶が人間関係で

 どれだけ重要なのか?

 

 

と言う事を、

理解出来ていないからこその

発言です。

 

 

 

 

人には、人と接する事が

得意なタイプと

 

 

人と話したり

目を合わせたりするのさえも

手なタイプの人がいます。

 

 

 

 

もし、後者のタイプであれば

簡単ではないかもしれませんが

 

 

本当に、挨拶の大切さを

「わかっている」と言うのであれば

 

 

「苦手でも、これを変えなきゃいけない!

 

 

 それ程、すごい重要なことなんだ」

 

 

と言う所まで考えが及ぶ必要があります。

 

 

 

 

 

しかし、分かっているけれど

出来ないと言う人は

 

 

それを認識できていないと言う事です。

 

 

 

 

 

こう言った人は軽いゾーンで

 

 

「挨拶って、まあ勿論、大切ですよね」

 

 

国語のテストみたいな感じで答えています。

 

 

 

 

国語のテストで

 

「挨拶は大切ですか?」

 

と言う設問があったとしたら

 

 

誰でも『大切』と答えると思います。

 

 

 

 

それと同じ感じで、深い意味はなく

当たり前と言われてきた

 

 

されてきた事だから

大切と言っているだけです。

 

 

 

 

このように概念だけに囚われて

本質を理解していない状態だと

 

 

当然、上手くいかないことになります。

 

 

 

では、このような場合は

どうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

 

これは、私の解決法というか考え方になります。

 

 

 

 

私もセミナーを受けたり

本読んだりすると

 

 

「あぁ、こう言う事ね」

 

 

と分かった感じになります。

 

 

 

 

しかし、勿論わかった感じには

なりますが

 

 

「これは全然、全てじゃない」

とも常に思っています。

 

 

 

 

 

だから、セミナーを受けたり

本を読むと

 

 

そう言う考え方をすると言う

新たな考え方の

 

 

せいぜい入り口まで教えてもらった。

 

 

 

じゃあ、これを自分の行動に

落とし込んで実践できる位まで

 

 

本当の意味で理解するためには

もう少し色々と実験をしたり

他にも本を読んでみたり

 

 

 

著者やセミナー講師の

言っている事の本質は

 

 

どう言うことを言っているのか?

 

 

を深掘りする事が

必要だと思っています。

 

 

 

 

 

要は、セミナーを受けた時に

一番良い感想としては

 

 

・なんかわかった気がする

 

 

・わかるキッカケができた

 

 

・ちょっとやっていけば

 何か上手くいくかもしれない

 

 

と、この程度で捉えている方が良いです。

 

 

 

 

 

 

このような感想を持てたら

セミナーの後から自発的に

 

 

「もうちょっと学び深めていこう」

 

 

と言う気持ちを持てます。

 

 

 

 

 

学びを深めようと思えたら

 

質疑応答の時に

 

 

この講師はどういう意図で

それをやっているのか?

 

 

なぜそれをやっているのか?

 

 

その行動はどういう目的があるのか?

 

 

 

など、もう少し掘り下げて聴こう

と思いますし

 

 

そのキッカケになります。

 

 

 

 

 

したがって、セミナーを受けたり

本を読んだときに

 

 

すぐに「わかった」と思わずに

 

 

わかった感じがする

 

 

わかるきっかけが掴めそう

 

 

変わるきっかけが貰えた 

 

 

 

程度に捉えましょう。

 

 

 

 

 

 

そこから、更に自ら一歩二歩と

学びと実践をしていくと

 

 

結果がどんどん出るようになります。

 

 

 

 

どんな事にでも、新しい学びに対して

すぐに

 

 

「わかった。俺もう大体理解できてるし大丈夫。」

 

 

 

と思ってしまう人は

その理解が、本当に浅いです。

 

 

 

 

その浅い理解では、当然ながら

それに伴う結果も

 

 

その程度の結果しか

出せなくなってしまうこともあります。

 

 

 

 

折角、新しい事を学ぼうと

セミナーを受けたり

 

 

本を読んだりと、努力するのならば

 

 

 

その努力が無駄に

なってしまわない為にも

 

 

是非、「わかった」の捉え方を

 

もう一度考えてみると良いと思います。

 

 

 

伊勢海 信宏

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