助手の愚痴を聞いてしまった!その時どうする? その①

今回は

 

愚痴を言っているスタッフに対する対応

 

 

についてお伝えします。

 

 

 

 

クリニックで愚痴を言うスタッフに

 

今まで会ったことがあるのではないでしょうか?

 

 

 

 

開業して何年か経っていれば

必ずそういうスタッフが出てくると思います。

 

 

 

 

学生時代でも何かにつけて

文句を言っている人、不満を言う人は

 

 

必ず一定数いましたよね。

 

 

 

 

その人が良いか悪いか

と言うことを言っても仕方がないのですが

 

 

 

只、院長の立場からすると

 

 

愚痴を言われると

 

 

自分のテンションも下がります。

 

 

 

 

そして、何よりも

 

クリニックの雰囲気が

悪くなってしまいますよね。

 

 

 

 

そのため、この『愚痴』を

無くしたいと思われると思います。

 

 

 

 

では、愚痴を言っている

スタッフがいた時に

 

 

先生はどうしますか?

 

 

 

 

例えば、

 

消毒室で他のスタッフに

少し愚痴を言っているところに遭遇した

 

 

 

医局で少し愚痴を言っているのを聞いた

 

 

 

 

こんな時に先生はどう対応するでしょうか?

 

 

 

 

この質問をすると、

 

「そのままにする」と言う方が

 

実は多いです。

 

 

 

 

 

もし、これを読まれているのが

院長ではなく勤務医の先生であれば

 

 

勤務医の先生も

自分ならどうするか?

 

考えてみて欲しいと思います。

 

 

 

 

 

スタッフが愚痴を言っているのに

遭遇してしまったら

 

 

勤務医の先生なら

 

尚更スルーする人が多いです。

 

 

 

 

院長にしても、

 

勤務医の先生にしても

 

 

なぜスルーするのか?と言うと

 

 

 

簡単に言えば

 

首を突っ込むのが面倒臭いからです。

 

 

 

 

 

愚痴を言っている人に対して

 

 

「そういう事を言うのは良くないよ」

 

 

的な事を言うのは

 

言う方も、結構なストレスがかかりますよね。

 

 

 

 

 

でも、言わずに流せば、それで済む問題です。

 

 

 

 

だから、実際にその場に遭遇すると流すのです。

 

 

 

 

只、その場では流せばそれで済み

確かに何事もなかったようにはなるのですが

 

 

スタッフが愚痴を言っているという問題は

 

スルーしても、やはり解消しないわけです。

 

 

 

 

では、その時にどうするのか?と言うと

 

 

 

愚痴を言っていたスタッフに直接、

 

「〇〇さんは、そう思っているのかも

 しれないけど

 

 

 〇〇さんが、愚痴を言うことで

 周りの人も同じような

 

 

 気持ちになってしまうから

 そう言う愚痴みたいなものは

 

 

 やめて欲しい」

 

 

と伝えるか、もっと直接的に

 

 

 

「そう言う愚痴は良くないから

 クリニックで言うのはやめてよ」

 

 

と言うようにします。

 

 

 

 

 

いずれにしても、

 

愚痴を言わないように

 

スタッフに話すことです。

 

 

 

 

ただ、本当に重要なことは

 

愚痴を言わないように

 

注意することではありません。

 

 

 

 

勿論、愚痴をやめるように

言わないよりは

 

 

言った方がいいです。

 

 

 

 

愚痴をやめるように言わないと

愚痴がどんどん助長されます。

 

 

 

更に、知らぬ間に

何も不満を持っていない

他のスタッフまで

 

 

「このクリニックって、そんな感じなんだ」

 

 

と愚痴を言っている

スタッフの考えに

 

 

巻き込まれていってしまいます。

 

 

 

 

 

特に新人のスタッフであれば

余計にそう言う風に捉えて

感化されてしまい易いので

 

 

 

やはり、愚痴を言うことを

止めるように話した方が良いです。

 

 

 

 

しかし、愚痴を言っている人に対して

 

 

「愚痴を言わないで」

 

 

「そういうの良くないよ」

 

 

と言うことだけ言って

終わらせてしまうと

 

 

その後必ず違う問題が起きます。

 

 

 

 

 

どう言うことかと言うと

 

人は自分の事を悪いとは

 

まず思っていません。

 

 

 

 

愚痴を言っている人も

その人なりの見解や

自分の正義があります。

 

 

 

 

そこから逸脱した事が

院長やクリニックにあるから

 

 

それに対して文句を言います。

 

 

 

 

 

実際にそれが、一般的に見て

 

正しいか正しくないか

 

と言うのは問題ではなく

 

 

 

その人の見方では

 

自分の言っていることは正しいわけです。

 

 

 

 

 

そして、自分の仲間をつくりたいと考えます。

 

 

 

 

そこで、相手が悪いと言うことを

より正当化させて

 

 

自分が正しい方向にしたいので

愚痴を言います。

 

 

 

 

 

とは言え、愚痴を言っている人も

愚痴や不平不満を言う事が社会的に

 

 

あまり良くないことだと言うのも

認識している部分もあります。

 

 

 

 

 

そのため、先生に

 

「愚痴を言わないように」と

 

言われたら

 

 

 

大半の人は「わかりました。」と

その場では聞きます。

 

 

 

 

 

しかし、愚痴を言わないことに対して

 

「わかった」と言っただけで

 

 

 

やはり本当の意味では

 

理解はしていません。

 

 

 

 

 

自分の思う見解や正義は

何も変わっていないのに

 

 

 

不満がなくなってはいないから

当然のことですよね。

 

 

 

 

 

不平不満を全く

解消されていない状態なのに

 

 

愚痴を言わないように

先生に言われたら

 

 

どんな事が起こるかと言うと

 

 

 

 

基本的には、その先生がいる前では

 

愚痴を言わないようになります。

 

 

 

 

 

先生が近くにいる時に

愚痴を言うとまた怒られる

 

 

また何か言われるかなぁ

 

 

先生がいない所で言おう  となります。

 

 

 

 

 

先生がいない帰り道とか

お昼の時とか

 

 

そう言う場面で愚痴を

いっぱい言うようになるので

 

 

 

結局、愚痴を言わないように

注意しても

 

 

先生の見えない所で

言うようになるだけです。

 

 

 

 

これでは、根本的に

も解決されていませんよね。

 

 

 

 

例外もあって

 

稀に愚痴を言わないように

話した後から

 

 

本当に愚痴を言わなくなる人もいます。

 

 

 

 

では、その人は完全に

愚痴を言わなくなって

 

 

不平不満が解消されたのかと言うと

 

 

 

そんな事はなくて

 

 

 

今まで通り不平不満を

持ち続けているけれど

 

 

思ってはいるけど

 

 

吐き出せないだけなのです。

 

 

 

 

 

このようなタイプの人は

 

 

「院内で言うと、

 また先生に何か言われるし

 

 言わないでおこう」

 

 

と思っていますが

 

 

結局その不満が

どんどん大きくなっていきます。

 

 

 

 

そして、不満が大きくなり続けた結果、

 

 

「あぁ、やっぱりこのクリニックもう辞めようかな」

 

 

と仕事を辞めてしまう方向になります。

 

 

 

 

不満が大きければ大きい程

 

それを吐き出せる場もなくて

 

吐き出すと先生から怒られる。

 

 

 

 

 

しかし、不平不満も

一向に解消しないとなると

 

 

行き着く先は、

 

自分がずっと我慢し続けるか

 

 

 

仕事を辞めるかしか

選択肢がなくなります。

 

 

 

 

したがって

我慢をするタイプの人は

 

 

たくさん我慢して

辞める選択をしてしまう事があるので

 

 

「愚痴を言わないで」

 

 

と話すだけでは

上手くいきません。

 

 

 

その場で話をして

愚痴を言わないようにするのは

 

 

簡単です。

 

 

 

 

しかし、それはあくまで

表面的な解決策でしかありません。

 

 

 

 

先生の前で言わなくなるだけで

 

一見、愚痴はなくなったように

 

感じるかもしれませんが

 

 

 

 

根本は何も変わっておらず

 

何も解決されていません。

 

 

 

 

では、根本的に解決するためには

どうすれば良いのかについては

 

 

次回、詳しくお伝えしていきます。

 

伊勢海 信宏

次の記事へ!

 

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