自費率を上げる補綴説明を真剣にやっても・・・。

 

患者さんに補綴の説明をする際に

私がしている話し方に関して

 

前回

『自費率を上げるために

 勧めてはいかんです。』 

 

http://haisyakaigyo.com/?p=829

 

でお話をしました。

 

私は患者さんに対して

自費を特別勧めたり

 

保険をダメだと言ったりはせず

 

普通に話しているだけと

言いました。

 

 

では、なぜ自費の説明をするのに

自費の補綴が良いと知っていながらも

患者さんに特別勧めたりしないのか?

 

と言う点に関して

今回はお話します。

 

 

 

自費を保険よりも特別に勧めない

理由。

 

それは、私は補綴の話をする前の

時点で

 

その患者さんが自費をする可能性の

70%が決まっていると

 

思っているからです。

 

 

人間は基本的に

 

感情ベースで生きています。

 

そんなに物事を論理的に考えて

 

行動していません。

 

 

お昼の食事を選ぶのも感情

 

遊びに行くのも感情

 

一日の行動のほとんどが感情

によって行われています。

 

 

今日の消費カロリーと

摂取カロリーのバランスが悪い

から一駅前で降りて歩こう!

 

 

なんて考えているのは、

たまにだと思います。

 

 

 

疲れたな~。

 

タクシー乗りたいな。

 

お!コーラ美味しそうだな。

 

買っちゃおう。

 

なんて感じです。

 

 

もちろん、自己管理をしっかり

している人は、常にカロリーや

その他栄養成分も意識して食事をし

日々の運動量も考えているでしょう。

 

 

節約している人なら

疲れたな〜と思っても

タクシーに乗りたいと思っても

実際には歩くか電車やバスを

選択するでしょう。

 

 

喉が渇いても、健康志向だったら

水やお茶しか飲まない人も

いるでしょう。

 

 

こんな人たちを見ると

もしくはこれを読んでいる

あなた自身がこのような人

なのであれば、感情ベースで

動いていると言うのに

疑問を感じるかもしれません。

 

 

 

確かに、このような人たちの行動は

感情や思いつきに流されず

理論的に考えて自分をコントロール

して行動をしています。

 

 

しかし、この理論的も元を辿れば

健康でいたい

お金を貯めたい

などと言う、感情ベースがあります。

 

 

 

この感情を満たすために

どうすべきかを理論的に考えて

行動しているのが後者の方たち

です。

 

 

 

話が長くなりましたが

 

要は補綴説明をする前に

 

感情ベースで

 

その人が

歯を長く残したいな~ と

感じているかが重要です。

 

 

私たちからすれば

歯はとても大事なものですよね。

 

 

もし、自分が補綴を入れることに

なったり抜歯しないといけない状況に

なったら間違いなく、今後起こり得る

他の歯への影響や

その歯の寿命を意識するでしょう。

 

 

 

そして、それらを少しでも良い状態に

保てる治療をしてもらいますよね。

 

それは、健康面での歯の大切さや

重要性を知っているからです。

 

そして、当然ながら

そんな歯のことを一日の半分ほど

診て過ごす仕事をしているからです。

 

 

しかし、

患者さんはどうでしょうか?

 

そんなに歯のことを考えて過ごして

きた人はいないでしょう。

 

 

それでも、もちろん歯の大切さに

気づいている人もいます。

 

 

お金が多少高くても

歯の健康維持のために

自費治療をすると言う人たちです。

 

 

逆に、歯の大切さに気付かず

将来の歯のことを考えることも

ない人もいます。

 

 

または、歯が大事と言うことは

分かっているけれど

 

自分の将来の歯の健康のことより

他に重きを置いていることがある人

もいます。

 

 

状況や感覚は人それぞれなのです。

 

 

この感覚を変えたい!

 

しっかり歯のことを理解して

もらいたい!

 

このままでは、患者さんの口腔内が

将来大変なことになってしまう!

 

 

と思って、一生懸命に患者さんに

説明する先生もいます。

 

もちろん、歯の大切さを伝えること

きちんとした理解をしてもらうことは

とても大事です。

 

 

本当に、歯の大切さや

自分の口腔内の状況を知らずに

今まで来てしまった患者さんも

います。

 

 

 

そう言う人にとって、正しい現状を

理解して最善策を伝えられたら

喜ばれるでしょう。

 

 

しかし、これは何も自費の説明に

限りません。

 

保険の治療でも同じように

説明します。

 

 

これが、自費治療だけに偏ってしまう

と、今までにもお話ししましたが

 

「儲けたくて、自費治療ばかり

 勧めてくる」

 

と思われたりしてしまう要因に

なります。

 

 

本当に、歯に重きを置いていて、

金銭的にも困窮していない人であれば

そこまで一生懸命に勧めなくても

自費治療をされます。

 

 

逆に、金銭的に余裕があっても

歯に重きを置いていない人は

自費治療はしないでしょう。

 

 

自費率を上げたくて、補綴説明に

力を入れて

 

「儲けたくて自費ばかり・・・」

 

と口コミが広がるのは辛いですが

 

それ以上に、本当に患者さんのこと

を思って最善の治療として

自費の説明ばかりしてしまった場合

でも、患者さんの間では同じように

口コミされてしまうでしょう。

 

それは、一生懸命説明したのに

辛いですよね。

 

 

だからあまり肩肘張らずに

気軽に補綴説明をして下さい。

 

 

気合いを入れて説明しても

 

あんまり変わらないですから。

 

肩の力を抜きましょう。

 

 

 

 

 

伊勢海 信宏

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