難抜歯が抜けない時や親知らずではまった時に

 

抜歯で、はまったことって

ありますか?

 

 

 

なかなか抜けないけど

 

次の患者さんの予約時間が

迫っている

 

次の患者さんが受付で

もう来て待っている。

 

なんて事は、1度や2度

経験ありますよね。

 

 

私も、もちろん経験があります。

 

最初から、難抜歯とわかっている

場合で、予想通りなかなか抜けない

時もあれば

 

 

難抜歯と思っていなかったのに

いざ抜歯処置を始めてみると

抜けにくいケースだった

 

なんてこともあります。

 

 

特に後者の場合は

 

アポイントの時間も多く

とっていなかったりして…

 

焦りますよね。

 

 

その気持ち、とても分かります!

 

 

しかし、その時の自分の行動や

様子を思い返してみて下さい。

 

 

こんな状態に陥った時に

自分の行動で思い当たることは

ないでしょうか?

 

 

ドクターは汗をかきながら

無口になり、黙々と

歯を抜こうとしたり

 

口腔内の取り扱いが

少し雑になったり

 

患者さんに声掛けを

しなくなったり

 

スタッフに対する声も

ちょっと荒くなったり

 

 

そんな風になっていませんか。

 

 

これは、実際に

私が若い先生と一緒に治療していて

 

 

若い先生が抜歯にはまった時に

してしまっている行動パターン

です。

 

 

 

そして、こんな行動パターンを

とってしまうのは

 

ごく一部のドクターと

言うわけではなく

 

非常に多くのドクター達が

同じような行動になってしまう

のに、遭遇します。

 

若いドクターの多く見られますが

残念なことに経験豊富な若手では

無いドクターでも、このような

行動になってしまうドクターも

います。

 

 

精神的に焦ってるんだと

思います。

 

 

しかし、本人は

周りから見て分かるほど

焦っていたり

 

口腔内や器具の扱いが

雑になったりしていない

 

患者さんへの声かけも

いつも通り行なっている

 

と思う人も多いです。

 

 

今、これを読んでいて

「確かに何抜歯にはまったこと

 はあるけれど、その時に

 こんな対応はしてないし

 焦ってもいない」

と思う人もいることでしょう。

 

 

しかし、本当にそうでしょうか?

 

 

自分は、普段通りに対応できている

 

と思っていても、周りには

普段と違っているのがビシバシ

伝わっているかもしれません。

 

 

それを一番感じるのは、

もちろん患者さん。

 

 

そして、アシストについている

スタッフ達です。

 

自分は大丈夫。

難抜歯や親知らずで、はまっても

焦ったり、行動に焦りが

でることはないと思っている人も

 

患者さんに直接聞くことは

出来ないので

 

スタッフに聞いてみましょう。

 

 

スタッフも遠慮して

言いづらいかもしれませんが

 

そこは、「遠慮は無用!」

と言って、きちんと聞き出して

下さい。

 

きっと自覚のない多くのドクターが

スタッフから

 

難抜歯にハマった時の先生は…

 

アシストにつきにくい

 

チェアーを倒したままの時間が

長く、患者さんの顔色を

見れていない

 

焦ると、アシストの質問にも

返事してくれなくなる

 

器具の扱いが乱暴になり

ガチャガチャと音が立つ

 

  • ・・などなど、

色々な意見が聞けることと

思います。

 

 

そんなことしてるかな?

 

と感じても、周りから見た事実

なので、素直に聞いて

自分が抜歯にはまってしまった時に

してしまっている行動を自覚

して下さい。

 

 

なぜなら、自覚なしには

改善することが出来ないから

です。

 

 

当然ですが、これらの行動は

改善の必要があります。

 

 

改善する一番の理由は

患者さんに影響するからです。

 

 

上記のような行動をドクターが

とってしまっている時に

 

治療されている

患者さんをみると

 

患者さんの表情が

やや不安になっていたり

 

疲れていたりします。

 

 

ドクター自身は

焦りと、抜歯を無事に終わらせる

ことで頭がいっぱいなので

 

 

患者さんのこう言った様子には

気づけていないことが

多いです。

 

 

自分では、行動に焦りを出していない

つもりでも

 

 

 

先生の焦りは、患者さんに

物凄く伝わってるんです。

 

 

この事実をしっかりと認識

しましょう。

 

 

そして、この焦りが伝わることに

よって、患者さんは

 

「この先生、治療が

 下手なのかも・・・」

 

と思ってしまうのです。

 

 

 

そんな風に思われたら

ショックですよね。

 

 

それに、患者さんに下手かもと

思われてしまうと

 

もちろん、そんな口コミも

どんどん広がっていってしまいます。

 

 

では、患者さんを不安にせず

患者さんに下手な先生と思われない

ようにするには

どうすべきかと言うと

 

 

  • ・無口になりやすいので意識的に

 患者さんに声をかける。

 

『お痛みは出ていないですか?』

 

などと聞いてください。

 

またその際に焦っている雰囲気は

出さずにゆっくり話しかけるように

してください。

自分が焦っている状況であれば

ある程、ゆっくりと話すことを

心がけて下さい。

 

 

 

  • ・抜歯の治療時間が

 長くなってる理由を

 ゆっくり説明する。

 

抜歯がはまるケースは、

それ相応の理由があるはずです。

 

それを自分が落ち着いて

ゆっくり患者さんに説明して下さい。

 

もし、患者さんに事前に

「次回の治療はだいたい30分程

 です。」

とお伝えしていた場合、それがもし

45分、1時間とかかっていたら

それだけで患者さんは不安が増します。

 

なので、必ず予定を超えてしまう

前に、理由を説明して長引きそう

であることなどをお伝えしましょう。

 

 

後から、いくら言っても

言い訳に聞こえてしまいます。

 

 

  • ・患者さんに気遣いをする。

 

自分が焦ってばかりいると

抜歯をする歯だけを見てしまいます。

 

そうすると患者さんが

疲れているのにも気づきません。

抜歯している先生も大変ですが

患者さんはもっと大変です。

 

ですので、丁寧に

 

『お口をずっと開けているので

 顎が疲れていませんか?

 

 一度、お口を閉じて顎を

 休めましょうか。』

 

などと患者さんの疲れも考えて

お声がけしてください。

 

 

 

 

個人的には抜歯が得意なので

ほとんどはまらないですが

それでも何か予想外に

時間がかかったケースでは

先ほどのような対応を

意識的にています。

 

難抜歯が抜けない時や

親知らずの抜歯ではまってしまう

ことは、仕方のないことです。

 

もちろん、はまらないように

しっかりと準備することが

大事ですが、それでも

どうしても予想外の事態で

はまってしまう事もあります。

 

 

大事なのは、

そういう状況になった時に

どう言った対応をするかです。

 

 

はまってしまったとしても

 

前述したようなポイントを

踏まえて、患者さんへの対応を

しっかりし、患者さんへの

気遣いをしっかりすれば

 

患者さんに悪い印象を持たれることは

ありません。

 

 

しかし、逆に

 

自分が焦るとドンドン悪循環に

陥ります。

 

 

深呼吸して気持ちを

落ち着かせて治療すると

患者さんが不安感を抱かないです。

 

 

患者さんを不安にさせてしまうと

結果、自分もさらに不安になり

焦ってしまいます。

 

また落ち着いて治療した方が、

結局抜歯も早くできたりします。

 

 

自己の精神コントロールを

するようにして、

落ち着いて治療に臨むように

しましょう。

 

伊勢海 信宏

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