歯科コンサルや医院経営で重要な論理・感情・本能とは?

今日の夕食は何を食べますか?

 

『う~ん、何だろう?

 取り敢えず、その時に食べたいものかな。』

 

と思う人は多いと思います。

 

 

 

逆に、今の自分の体重は○キロだから

野菜の摂取量を計算して

 

 

タンパク質は肉を

摂取しすぎているから魚で・・・

 

 

としっかり考えて食事をすべて

コントロールしている人は少ないと思います。

 

 

 

本来なら、このように考えて

しっかりと食事内容を管理する事が出来れば

 

 

大多数の人は常に健康的な状態で

いることが出来るでしょう。

 

 

 

とは、わかっていても

多くの人がそうは出来ないのが現実です。

 

 

 

なぜ、健康になれるとわかっていても

それが出来ないのか?

 

 

理由は、理論よりも感情や本能が

強く働くからです。

 

 

「何となく食べたい」と言う

気持ちの方が強いと言うことです。

 

 

人間の脳というのは

3層構造になっています。

 

 

本能を司る爬虫類脳  ⇒ 脳幹

感情を司る哺乳類脳  ⇒ 大脳辺縁系

思考を司る人間脳    ⇒ 大脳新皮質

 

 

この3つの脳で作られています。

 

 

 

 

爬虫類脳が一番古く

次に哺乳類脳。

 

最後に人間脳が出来ました。

 

 

 

進化の過程によって形成されたのです。

 

 

 

人間は頭が良いので

理論的に動いている様ですが

 

 

実は、殆どが感情と本能に支配されています。

 

 

 

「東大生なら頭が良いから例外で

 何でも理論で動いてる」と言う事はありません。

 

 

 

例外なく、東大生でも小さな子供でも

実際の行動に対する影響力の強さは

 

 

爬虫類脳・哺乳類脳

>>>>>>>>人間脳

 

 

と言う感じです。

 

 

 

 

爬虫類悩は本能

 

哺乳類脳は感情

 

人間脳は理論

 

を司ります。

 

 

 

 

と言うことは

実は、かなり理論的思考は弱いと言うことです。

 

 

理論的に考えると

仲良くしていた方が得だとわかっている人でも

 

 

なんか感じが悪いからヤダと思う相手って

いますよね。

 

 

 

又、もし人間が

感情や本能に左右されなければ

 

 

ダイエットなんて簡単なはずです。

 

 

 

でも、現実には多くの人にとって

ダイエットは難しいものです。

 

 

それを証拠に、雑誌などでは

一年中ダイエット特集をしています。

 

 

テレビを観ていても

「この〇〇を食べるだけで痩せる」

 

「一日5分、この運動をすれば痩せる」

 

などと言うダイエットネタで

構成された番組をよく目にします。

 

 

 

 

もし、人間が感情や本能に左右されず

理論的に物事を考えることが出来るのであれば

 

 

ダイエットの方法なんて

世の中に1つだけあれば十分なはずです。

 

 

太ったと感じたら、その方法を

実行すれば痩せるのですから。

 

 

 

しかし、そうはいかないのは

そこに感情や本能が介入してくるからです。

 

 

痩せたいけど食べたい。

 

 

運動と食事管理で痩せることは

わかっているけれど運動はしたくない。

 

 

と、理論はわかっているけれど

自分の気持ちが優先されるので

 

痩せられないのです。

 

 

 

歯科医院の話から

少し外れてしまいましたが

ここでお伝えしたいことは

 

 

 

まず人間は動物であり

本能や感情に左右されていると

理解する事が大切です。

 

 

 

それを踏まえた上で

歯科医院の話に戻します。

 

 

歯科医院を経営していく中で

苦労すること、悩みと言えば

 

 

新患が増えない

 

中断患者が多い

 

と言う二点が必ず上がります。

 

 

 

特に後者の中断患者に関しては

一度は来院された事があるのに

 

 

パタリと来なくなってしまうことに

対して、歯科医としては

 

 

「なんで?」と不安な気持ちや

ショックな気持ちを持ってしまいますよね。

 

 

 

しかし、患者さんからすると

 

歯科医院に通うのは面倒臭くて

治療を受けるのも不快なので

 

 

通院しなくてはいけないと理論的には

分かっていても感情や本能的には

 

 

歯科医院は行きたくないと思ってしまいます。

 

 

 

自分も、歯科に限らず病院関係は

出来れば、あまり行きたくない所だと

思ってしまいませんか?

 

 

 

思っていても、自分は病院に行くし

多くの患者さんも、行きたくないと

 

 

感じながらも中断せずに頑張って

通院されています。

 

 

 

自分の健康のことを考えると

歯科に限らず、病院には必要があるならば

 

 

完治するまで通院することが当然です。

 

 

しかし、中断してしまう人は

それを理解してはいるけれど

 

 

本能が理論を邪魔します。

 

 

 

さらに、ただ行きたくないと言うのに

理由をつけて

 

 

その「面倒臭い」と言う本能を

正当化します。

 

 

 

仕事が忙しくて

歯医者に行く時間がない

 

 

子供のことで忙しくて

なかなか自分の通院時間を確保できない

 

 

自分が行ける時間には

予約が取れない

 

 

などなど・・・

 

 

どれも、患者さんから、

よく聞く言葉です。

 

 

このように通院したくない本能を

正当化し、治療中断になっていきます。

 

 

こちらからすると

どうにか調整したら

 

 

30分くらい時間を作ることは

出来るでしょうと思いますよね。

 

 

患者さんも、本当は自分でも

そのことには気づいています。

 

 

 

だって、中断になるまでは

時間を確保して通院されていたのですから。

 

 

だから、思わず中断になったり

キャンセルが続いて

 

 

こんな理由を言う患者さんに対して

 

「でも、治療は大事なので

 時間を確保して下さい。

 

 週に1回30分だけなので

 どうにか都合をつけられるはずです。」

 

 

なんて、正論を言っちゃいたくなりますが

そんなことをしても

 

 

中断患者さんは残念ながら

減りません。

 

 

 

だって、患者さん自身がそれに

気づいていて

 

 

キャンセルしたり

中断したりしているので。

 

 

したがって、患者さんに

正論をぶつけるよりも

 

 

どう話したら患者さんが

通おうと思うのかを考えることが大切です。

 

 

 

当たり前の理論を

当たり前の様に伝えても

患者さんには響きません。

 

 

 

それよりも、患者さんが

優先させてしまう本能を理解した上で

 

 

歯科医院に行く必要があると言う

気持ちにすることです。

 

 

本当は、少しの時間くらい

確保できるはずと思っていても

 

 

一旦は患者さんの状況や気持ちに

理解を示すと良いです。

 

 

 

例えば

 

「お仕事お忙しいと、なかなか

 通院も大変ですよね」と。

 

 

 

そして、それに続けて

 

「ただ、この治療は

 途中で放置してしまうと・・・」

 

 

と治療の必要性と

それを行わないことで

 

 

患者さん自身に起きる

デメリットを伝えると

 

 

当たり前の理論を伝えるだけよりも

効果を発揮します。

 

 

 

 

理論よりも、患者さんの感情や本能に

どう訴えかけられるかを考えて

 

アプローチしてみましょう。

 

 

伊勢海 信宏

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