仕事をしていくと
結婚・開業・退職・一身上の都合などなど
いろいろな理由で
スタッフが辞めていきます。
特に、歯科医院は
歯科衛生士・歯科助手・受付と
女性が多い職場なので
その頻度は一般企業よりも
遥かに多い職場です。
どんな理由にしても
当然、人が少なくなれば
求人の広告をかけると思います。
その方法は求人情報サイトや
無料の求人誌、
地域の新聞折り込みなど
いろいろあると思います。
どれを選ぶのも自由ですが
ここで1つ、して欲しい事があります。
それは、あなたのHPに
求人のページを一ページで良いので
作って欲しいのです。
理由は、2つあります。
① 求職者は求人広告を見てから
すぐに応募するのではなく
一度HPをチェックする傾向があるから。
無料の求人誌にスタッフ募集を
出すとします。
すると、それを見た求職者が
「この求人、気になるなぁ」
となり、次に起こすアクションは
「条件とかは良いけど、
どんな歯科医院なんだろ?」
とクリニック名をネット検索します。
そして、医院のHPを見ます。
そこで医院の雰囲気や
院長ってどんな人なのかな?
働いているスタッフは
どんな人たちかな?
仕事はどんな感じなのかな?
と医院を吟味します。
HPには、既に院長紹介ページや
医院理念、スタッフ紹介ページを
設けているのがほとんどだと思います。
それで雰囲気が伝わると言えば
伝わるのですが
それはあくまで患者さん向けの
アピールであって
同じ仕事をする仲間になる人に対する
アピールではありません。
今後、一緒に働く人に対してなら
患者さんに伝えたいことも変わってくるはずです。
したがって、1ページでも良いので
仕事の内容や雰囲気が分かる
コンテンツを作って下さい。
② 求人広告だけだと
情報量が少ないから。
ウェブにしても、紙面にしても
広告では掲載できる情報量が限られています。
広告会社の規則に則らないと
いけないからです。
それは、みんな同じ条件なので
仕方のないことなのですが
ただの少ない情報量では
あなたの歯科医院の魅力を
伝えるのは難しいです。
自分が求職者だったら
求人情報をチェックしていて
気になる医院が複数出てきた時に
自分にとって魅力的な医院を選んで
働きたいと思いますよね。
求人情報サイトや情報誌などで
それを全て伝えることが出来れば良いのですが
それが無理なので、
クリニックのHPの一部に
求職者向けのページを作ってほしいのでい。
作ったからと言って
そのページにダイレクトで
アクセスが来るわけではありませんが
求人広告をみて興味を持った人が
見に来たりします。
ゆえに、せっかく求人情報に
興味を持ってくれた人が
HPを見て
「やっぱり、ここに応募するのやめよう」
とならないように、
「ここで働いてみたい!」
と思われるような内容を伝えられる
HPがあれば良いです。
そう思われるよう
ぜひ、求人ページをぜひ作って下さい。
今回は、求人に関してのお話として
歯科医師や歯科衛生士の求人サイトや
求人情報誌で求人募集をした場合
広告業者に依頼して、おしまいではなく
自院のHPにも
求人情報のページを1ページで良いので
持つ必要性について
お伝えしました。
しかし、これは求人に関することだけではなく
私が本当に伝えたいことは
何事も
『人はどんな気持ちでいるのか?』
『人はどう行動するのか?』
を思考することが大切と言うことです。
いろいろなことに対して
テクニックだけ覚えても
これからの10年20年と
成果を出す事は出来ません。
ゆえに、テクニックだけでなく
いろいろな本質を学ぶようにしましょう。
本質を知り、考えることが出来たなら
それは、何にでも役立ちます。
歯科医院を経営していくことは
歯科医としての治療のスキルだけでなく
他にもスタッフの教育や
スタッフとの関係構築、医院の経営と
たくさんの課題や悩みに遭遇します。
その全てを自分で考える力があれば
乗り越えることが出来ます。
日々の仕事に追われてなかなか
考えられないと思うかもしれませんが
それも、習慣になってしまえば
簡単なことです。
とりあえず最初は目の前にある問題を
より良く解決するためには
どうすれば良いのか?
その問題の本質を見極めて
それに対する答えを出していく
練習をしてみましょう。
コツコツですね!
伊勢海 信宏
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