問診を取る時の傾聴が大切

以前、

 

『初診患者さんの問診時の注意点とは』

http://haisyakaigyo.com/?p=475)で

 

患者さんの思っている事を

すべて聞く事が大切とお話しました。

 

しっかり患者さんの不安や悩み、疑問

または一見、歯科治療に関係ないこと

でも、きちんと患者さんのお話を聞く。

 

 

それによって患者さんの気持ちが


満たされるという事でしたよね

 

 

しかし実は、それ以外に

もう一つ効果があるのです。

 

ここで、一つ想像してみて下さい。

 

 

 

以前の信頼関係の話

『信頼される歯科医師になるには?』

http://haisyakaigyo.com/?p=471

 

の中で、コップを上向きにすると言う話

しましたが

 

 

もし、そのコップに既に飲み物が

たくさん入っていたとしたら


あなたが注ぎたい飲み物を

そこに入れる事は出来るでしょうか?

 

 

 

中身が満タンのコップに

上から無理矢理にでも注ぐ事は出来ます

絶対に溢れ出してしまいます。

 

 

こうなってしまっては

トラブル発生です

 

トラブルを発生させないためには

どうすれば良いのでしょうか?

 

 

まず、コップに入っているもの

減らしておく必要がありますよね。

 

 

ところで、これが一体何の例えか

分かりますか?

 

 

そうです。

 

 

コップの中身は

患者さんの思考の状態です。

 

 

コップが満タンと言うのは

患者さんの思考が飽和状態と言う事。

 

 

そして、コップの飲み物を

一度出させる作業というのが、

相手患者さんの話を聞くという行為

なんです。

 

 

解決

 

 

初診の問診時の患者さんは

歯科医師に伝えたい事、不安、心配など

頭の中を埋め尽くしています。

 

 

そこで、患者さん自身が

自分が言いたい事を歯科医師に言えずに

モヤモヤしてるのに

歯科医師の話や説明を

しっかり聞いてくれるでしょうか。

 

 

答えは、ノーでしょう。

 

 

もし、自分が体の不調を感じ

病院に行ったとして

主治医がこちらの話を聞かずに

どんどん話してきて診断を下されたら

どう思うでしょうか?

 

 

自分では、今まで経験したことのない

ような体調の異変なので

とても不安に感じています。

 

 

インターネットで自分の症状を

検索してみると悪い病名ばかりが

挙がっていました。

 

 

ただでさえ、体調が悪くしんどいので

普段以上に心細く不安を感じ易いと

思います。

 

 

そんな時だったら

主治医の言っていることが

正しく合っていたとしても

 

 

「話も、ろくに聞いてくれないのに

 本当に症状をわかってくれている?」

 

「その診断、誤診じゃないよね?」

 

 

と、信頼から程遠い感情を持って

しまいます。

 

 

または、

 

「言っていることは正論なのは分かるん

 だけど、優しさがないなぁ・・・」

 

と感じます。

 

 

そんな風に思っているところに

主治医の話は頭に入ってきませんよね。

 

 

それは、歯科医師と患者さんに

置き換えても同じことと言えます。

 

 

もちろん、

表面的には、聞いてくれていると

思いますが、心の中では

完全に聞きいれてない状態です

 

 

こちらが、説明をしていて

患者さんが相槌を打ったりしながら

「そうですよね」

なんて納得した様子を見せていたと

しても

 

 

実際は表面上だけで言っているだけで

納得は、少しもしていない

と思って下さい。

 

 

 

少し怖いと思われるかもしれませんが

納得しているような様子だったりしても

実はその笑顔で相槌を打ったりしている

間に

 

頭の中で

 

「この先生、あまり合わなさそう。

 違う先生の方が良いから

 ここに来るのは

 今日でおしまいにしようっと」

 

なんて、思っている患者さんもいます。

 

 

そして、実際に初診のみの来院で

再来される事は、ないのです。

 

これは、患者さんが歯科医師と

 

「合わない」

 

と思った結果です。

 

 

 

どこで、合わないと感じるのか?

合わないと思われる一番は、

自分のことを理解してくれないと

感じることでしょう。

 

 

先ほどの、自分を患者に置き換えた

例え話にもありますが

病院や歯科医院に行く時の精神状態は

健康な時や、友達と遊んで楽しい

気持ちの時とは全くの別物ですよね。

 

 

 

いくら普段、元気で快活な人でも

病院にかかる時は、不安があります。

 

 

 

そこで、自分のことを理解しようと

してくれる姿勢が見られない歯科医師

だと、もう殻に入ってしまうでしょう。

 

 

また、自分から積極的に発言できない

患者さんも多くおられます。

 

 

そこで、いかにそんな患者さんからも

しっかりお話を聞き出して

患者さんを理解する姿勢を見せること

が出来るか。

 

 

この姿勢一つで、患者さんは

 

「この先生は、なんでも聞こうと

 してくれるし、何かあっても

 すぐに対応しれくれそうだな。

 

 質問や歯に関する悩みも

 相談しやすそうだな。」

 

と感じてくれるようになります。

 

 

 

 

ですから

歯科医師があれこれと話をする前に

まずは患者さん思っている事を

聞きましょう。

 

 

そうする事で

患者さんの心のコップを

上向きにでき

 

そして、それをすることによって

溢れそうな飲み物を減らして

注ぐ準備が出来ます。

 

 

ここまで出来て、初めて注ぐ事が

出来ます。

 

 

では、何を注ぐのか?

 

何を話すのか?

 

 

それを次回にお伝えしたいと思います。

 

 

伊勢海 信宏

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