歯科医院での取り組みをする前に①

今回は

 

クリニックで何か取り組みをする時に

 

一番、考えなくてはいけない事について

 

お伝えします。

 

 

 

 

 

医院経営をしていれば

何か新しいことをする

と言う場面が必ずあります。

 

 

 

 

それは、開業した時から

 

何一つ変わらず、ずーっと同じではなく

 

何か変化をしていく必要があるからです。

 

 

 

 

そして、この変化は当然、新しいことで

 

それまでに経験をした事がないことです。

 

 

 

 

では、この新しい事をして

変化をする為に

 

 

何を考えなくてはいけないのか?

 

 

を考えて行動をする事が大切です。

 

 

 

 

 

しかし、実際には

変化をする事が重要と考えていたり

 

 

何か新しい事をすることに

意義があると思っている人や

 

 

目標があるから

それに向かって

 

 

とりあえず何か行動すれば

良くなるんじゃないか

 

 

と考える人が少なくありません。

 

 

 

 

 

これは、普段から活動的で

行動量の多い人や

 

 

新しいことが好きな人に

多く見られます。

 

 

 

 

私が開催しているセミナーに

来られている先生の中にも

 

 

このように新しい取り組みを

「どんどん、したい」

と言う先生もいらっしゃいます。

 

 

 

 

そして、実際に何かしらの

取り組みをされているのですが

 

 

そのやり方が一番良いのかは

少し謎です。

 

 

 

 

何故かと言うと

その新しい取り組みと言うのが

 

 

きちんと良い結果が出るのか

出ないのかが分からないからです。

 

 

 

確かに何も行動を起こさず

何もしないよりは

 

 

結果が出る可能性はあります。

 

 

 

しかし、したからと言って

結果が出るかも分からないし

 

 

寧ろ、取り組みをした事によって

その分、時間やエネルギーが消費されて

 

 

他の事が疎かになってしまう

と言うこともあります。

 

 

 

 

ゆえに、新しい事をする時に

一番、重要な事は

 

 

始める前に

 

「これは本当に効果が出るのか?」

 

を考えることです。

 

 

 

 

100%良い結果が出るかどうかは

分からないとしても

 

 

その取り組み、行動をすることで

どれ位の効果が出て

 

 

それに対して、どれ位の労力が掛かるのか?

 

 

 

この労力は院長だけの

負担ではなく

 

 

スタッフの労力も

考える必要があります。

 

 

 

 

また、時間がどれくらい取られるのか?

 

 

そういったところを加味して

 

本当に効果を出せるか?

 

しっかり考えましょう。

 

 

 

 

 

例えば、自分のクリニックで

自費を増やしたいと言う時に

 

 

自費を増やすための取り組み

と言うのは、沢山あると思います。

 

 

周りの人に聞けば

 

「うちのクリニックでは

 こう言う事をしているよ」

 

 

「私の所は、違った取り組みをしてるよ」

 

 

と、いろいろな案をたくさん

教えてもらえるかもしれません。

 

 

 

 

では、自費を上げたいからと

教えてもらった取り組みを

 

 

自分のクリニックでも

片っ端からしていくと言うのは

とても大変です。

 

 

 

 

こんな風に選択肢があって

何かを始めると言う時には

 

 

この中で本当に効果が高いのは何だろう?

 

 

と言うことを

しっかり考えなくてはいけません。

 

 

 

何か情報を得たり

周りの人が、している方法を聞いて

 

 

取捨選択もせず

とりあえず飛びついて

 

 

取り組みを始めてしまうと言うのは

 

 

時間と労力を考えると

意外と効果が出ない

と言う可能性も大いにあります。

 

 

 

 

したがって、何かを始める時には常に

 

 

これは、実行して効果があるのか?

 

 

実際には、どれくらい時間とられるのか?

 

 

費用対効果としては、どうなのか?

 

 

本当に自分のクリニックでしても

結果が出るのか?

 

 

なぜ、それをすれば他院では結果が出たのか?

 

 

 

と言うことを考えて

即行動に移すのではなく

 

 

一旦、自身で推測してください。

 

 

 

 

そこで、推測した結果

きちんと自院でも

 

 

効果がある、結果が出せる

と思えるのであれば

 

 

行動に移してみると良いでしょう。

 

 

 

 

推測してみると

 

意外とそれが自院には

合わない取り組みであったり

 

 

なぜ他院で結果が出たのか分からない

 

と言う事もあります。

 

 

 

 

 

始める前から、不安要素がある事を

行動に起こす事は、避けるべきだと思います。

 

 

 

もし、それが自分だけで行動して

自分だけで完結できる事ならば

 

 

上手くいかなくても

そこまで問題ではありません。

 

 

 

 

例え、始めてみたけど

物凄く効率が悪いし大変で

 

 

少し効果はあったけど

継続するのは無理だ!と思っても

 

 

自分一人が「残念」と思うだけで

諦めもつきます。

 

 

 

 

そして、これはダメだったから

 

次の新しいことをしてみようと思えます。

 

 

 

しかし、この行動に

人が絡めば絡むほど

 

 

結果が伴わない事を

していくと言うのは

 

 

トラブルを引き起こしてしまいます。

 

 

 

 

結果が出ないのに

労力ばかりかかると

 

 

スタッフから

 

「こんな事をやって何の意味があるのか」

 

と不満が出ます。

 

 

 

 

これを口に出すスタッフもいれば

口にはしないけど

心の中では、皆思っています。

 

 

 

そして、結果が出ない事が分かって

院長が

 

「やっぱり、もう取り組み辞める」

 

となった時には

 

 

「やめるんだったら、初めから言わないでよ。」

 

 

「院長以外は、

 これ絶対に結果出ないって

 

 

 分かってたのに

 なんでそんな事も分からないんだろう」

 

 

と不満と不信感が募ります。

 

 

 

 

結果として、院長とスタッフの間で

信頼関係が失われる事にも繋がります。

 

 

 

それでは、本末転倒ですよね。

 

 

 

しかし、だからと言って

何事にも消極的になってしまって

 

 

なんでも考えに考え込んで

何も進めない方が良いとは言いません。

 

 

 

 

只、繰り返しにはなりますが

何かを始める時には

 

 

自分の時間と労力は当然として

スタッフの時間と労力も

 

 

消費することになります。

 

 

 

その消費が、意味のある消費

であれば良いですが

 

 

誤った消費は浪費になるだけです。

 

 

 

スタッフのエネルギーを

無駄に浪費してしまわない為にも

 

 

自分が何か行動を起こす時には

熟考して、戦略を立てることが

 

 

とても重要になります。

 

 

 

 

 

目標などの為に思いついたら

即行動してみたい!

 

 

 

人から教えてもらった

良いと思われる取り組みを

すぐにでもしてみたい!

 

 

 

と思う気持ちが芽生えても

まずは、しっかり吟味する事が

 

 

クリニックのトップである院長の

仕事でもあり、宿命です。

 

 

 

 

例えば、塾などでも

各塾の教え方によって

学力や成績は変わります。

 

 

 

そして、その子供たちの成績で

どこの学校に行くか

 

 

どういう進学をするのか

と言う未来が決まります。

 

 

当然、学生時代の学力だけで

その子供の一生の人生が全て決まり

変更されないと言う事はありません。

 

 

 

しかし、どこの学校にいくのか

どういう進学をするのかと言うことで

 

 

その先の人生が変わるのは事実です。

 

 

 

それを考えると

教師や塾講師の方達は

 

 

どのようにすれば子供達の学力を

少しでも上げられるのかを

 

 

しっかり考える必要があります。

 

 

 

塾などは、学力を

どれだけ伸ばしたかと言う実績で

 

 

お客である生徒たちは

その塾を選ぶか決めます。

 

 

言わば、経営が掛かっています。

 

 

 

そんな中で、勉強を教える方法を

一度も吟味する事なく

 

 

「こう言う方法でやってみようかな。」

 

 

「みんな初めての方法でやってみよう」

 

 

と、始めてみたものの

 

 

「3ヶ月やってみたけど、

 全然、成績が上がらなかったね。残念。

 

 

 この方法は良くないみたいだから

 来年新一年生の生徒たちには

 

 

 今回より効果ありそうな

 成績が上がりそうな方法でやってみるね。

 

 

 今年のみんなは頑張ってもらったのに

 

 新しい取り組みが

 あんまり良くなくて

 

 成績全然上がらなくてゴメンね〜」

 

 

なんて事が許されるはず

ありませんよね。

 

 

 

 

 

もう既に、生徒の成績を

確実に上げられるシステムを

確立している塾なら

 

 

それを続行していくだけで

良いかもしれませんが

 

 

多くの塾では

何かチャレンジをして

 

 

更に学力を上げられるシステムを

構築していく事が、とても大事です。

 

 

 

 

その為には、生徒を実験台にして

 

 

「この方法では成績上がりませんでした」

 

 

では破綻します。

 

 

 

それよりも

新しい方法だったとしても

しっかり事前に吟味されていて

 

 

成功すると確信を持って

実行に移している塾が

 

 

絶対に成功します。

 

 

 

 

そして、そこを面倒がったり

端折ったりする事は

 

 

トップとしての責任を

全うしていない事になります。

 

 

 

これは、歯科医院だって同じ事です。

 

 

 

初めてする事で100%完璧とまでは

求めませんが

 

 

熟考せずに始めるよりも

兎に角、一回冷静になって

 

 

自分のしようとしている取り組みが

きちんと結果が出るのか?

 

 

スタッフに無理強いをする事はないのか?

 

 

期間はどれ位で見込んでいるのか?

 

 

など、しっかりと考えて

それでも尚、結果が出ると思えるものと

 

 

確信できたら実行に移しましょう。

 

 

 

 

あまり考えずに

行動を起こす人よりは

 

 

確実に、成功できる道だと思います。

 

伊勢海 信宏

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