歯科医院で取り組みをする前に③

今回は、クリニックの成長戦略を

 

立てる前にしなくてはならない

 

重要な事についてお伝えします。

 

 

 

 

歯科医院で取り組みをする前に①

 

(http://haisyakaigyo.com/?p=7105)

 

 

 

歯科医院で取り組みをする前に②

 

(http://haisyakaigyo.com/?p=7121)

 

 

 

 

 

前回、院長が戦略を決定する事は

とても重要だとお伝えしました。

 

 

 

その戦略は

スタッフのモチベーションや

 

 

クリニックの結果など

様々な所に影響を及ぼします。

 

 

 

 

その為、しっかりと良い結果、

効果が出せる戦略を立てる事を

 

 

まず初めに考えるべきだとも

お伝えしました。

 

 

 

 

では、きちんと効果の出やすい戦略とは

 

どのようにしたら出来るのか?

 

 

 

 

今まで私が見てきた多くの先生は

クリニックで戦略を立てる時に

 

 

どのように、しているのか?と言うと

 

 

 

『自分で考える』と言う方法でした。

 

 

 

 

院長自身が、自分で戦略を考え

自分で行動します。

 

 

 

自分で考える事は、当然とても大事です。

 

 

 

しかし、その反面、自分で考えることは

 

結局、結果が出る可能性が低くなります。

 

 

 

 

何故かと言うと

 

戦略を立てるのは、望む結果があってです。

 

 

 

 

望む結果と言うことは

それは、今も、今までも

 

 

その結果が出せていないから

望んでいるわけです。

 

 

 

望む結果、達成したい結果は

自分の中で

 

 

「こういう風になったら

 自分の人生にとって良いなぁ」

 

 

「クリニックにとって良いな」

 

 

と思うことです。

 

 

 

 

 

 

しかし、実際には思っているだけで

これまでに達成した事がないので

戦略を立てています。

 

 

 

これには、大きな落とし穴があります。

 

 

 

望む結果、目標を達成した事のない人が

 

戦略を立てると

 

「なんとなく」立ててしまう事です。

 

 

 

 

 

その戦略を実行すれば

本当に結果が出るかは

 

 

達成した事が無いので

分からないのです。

 

 

 

しかし、経験の無いことの中で

自分の中で方向性を決めると言うのは

 

 

ある程度の枠の中の戦略しか出てきません。

 

 

 

 

戦略の内容が自分の中の範囲内に

限られてくるのです。

 

 

 

 

 

戦略を自分で考えて立てると言う事は

 

自分のそれまでの人生の経験や知識、

 

価値観を元に考えだされます。

 

 

 

 

要は、全ては

 

自分の中にあるものからしか

 

作り出されないと言う事です。

 

 

 

 

この自分の中に持っているものから

立てた戦略で結果が出せるという

タイミングもあります。

 

 

 

 

しかし、それは確率論で言うと

確実に低いです。

 

 

 

ほとんどの場合は

タイミングがあわず

 

 

折角立てた戦略は失敗に終わります。

 

 

 

 

では、先程の疑問に戻りますが

 

 

『きちんと効果の出やすい戦略とは

 どのようにしたら、出来るのか?』

 

 

自分で考えて、戦略を立てても

限界があり、結果が出せない。

 

 

 

 

それならば、正しい方法は

 

結果を出している人の話を聞くことです。

 

 

 

 

結果を出している人は

 

 

どのようにして自分が望む結果、

目標を達成したのか?

 

 

どんなところに障害があったか?

 

 

どのような順序でしていくと良いのか?

 

 

どのような考えを持って

物事を進めていけば良いのか?

 

 

 

これらを知っています。

 

 

 

何故なら、その人は

目標を達成しているからです。

 

 

 

 

仮にその人が、また一から

クリニックを開業したとしても

同じことを達成できます。

 

 

 

 

それは、すでに

 

何をすれば達成できるのか?

 

確実に知っているからです。

 

 

 

 

したがって、そのように目標を達成し

 

結果を出せている人から

 

話をしっかりと聞く事が

 

成功への一番の近道です。

 

 

 

 

 

 

そして、しっかりと人の話を聞くために

 

普段から心がける事がありあます。

 

 

 

 

結果を出したいのであれば

いろんな歯科医師の先生と会って話す時に

 

 

自分の話はしない

 

 

人の話を聞く

 

 

これが、物凄く重要です。

 

 

 

 

 

自分の話をするのが

なぜ良く無いのか?

 

 

多くの人が、自分の話をする事が好きです。

 

 

自分の話を聞いてもらえると楽しいと感じます。

 

 

 

 

患者さんでも、ご高齢の方で

お一人で暮らされている方は

 

 

来院されても、よく話をされる方が

他の世代の方と比べて多くはないでしょうか?

 

 

 

家で一人暮らしをしていると

話し相手がいません。

 

 

 

人の話を聞くことなら

一方通行ではありますが

テレビからも聞く事は出来ます。

 

 

 

しかし、その方たちが

いくら話を聞くことが出来ても

 

 

「寂しい」と感じるのは

自分の話をして、それに対して

 

 

聞いて、反応してくれる相手がいない為です。

 

 

 

話をして、聞いてもらえる事に

喜びを感じるからです。

 

 

 

だから、多くの人は

「話したい」ものだと思います。

 

 

 

 

しかし、歯科医としては

この気持ちを我慢する必要があります。

 

 

 

何故なら、人と会っている時に

自分の話をする事で自分は楽しいです。

 

 

 

 

でも、自分が話していると言う事は

 

その時間は、他からの情報が一切ないと言う事です。

 

 

 

仮に、人と一時間会って

その内59分間、自分が話していれば

 

 

「話せた!」と言う満足感と

楽しさはあっても

 

 

情報を得られたのは

一時間の内、たったの1分です。

 

 

 

 

しかし、これを逆の立場から見れば

相手は、59分間も情報を得られているのです。

 

 

 

当然、59分間ずっとタメになる

情報を話しているわけではないでしょう。

 

 

 

しかし、それだけ聞いていれば

その話の中で良い情報や良い考え

 

 

自分には無い物事の見方などを

吸収できるタイミングがあります。

 

 

 

 

 

したがって、話をする側と聞く側の

 

どちらが人生で収穫があるか?

 

良い効果があるか?

 

 

と言えば、聞く側の人です。

 

 

 

 

 

だから、私は自分が結果を

全然出せていないと感じている時や

 

 

何か新しい取り組みを

始めたタイミングで

色々な人に会った時に

 

 

殆ど自分は話す事はなく

相手の話を聞くようにしています。

 

 

 

 

 

それは、前述したように

様々な考え方や見方、

 

 

打開策になるヒントが

得られるかもしれないからです。

 

 

 

 

しかし、実のところ

私は、自分が行き詰まっておらず

 

 

上手くいっていても

話すよりは聞き手でいるようにしています。

 

 

 

もし、その相手が

結果を出せていなかったとしてもです。

 

 

 

 

そうなると、

 

得られることなんて無いのでは?

 

と思われますよね。

 

 

 

 

でも、私は相手が成功していようと

行き詰まっていようと

 

 

人の話を、とても聞きたいと思います。

 

 

 

どんな話でも得られるものが

あるからです。

 

 

行き詰まってしまっている

相手の話であれば

 

 

こう言う所で、人間は躓くんだ。

 

 

こう言う事で悩むのか。

 

 

こう言う所で人間は行動が出来なくなるのか。

 

 

 

と言う事を知ることができます。

 

 

 

 

もし、自分ができていたとしても

 

他の人ができない、そのポイントはどこなのか?

 

と言う事は自分には分かりません。

 

 

 

 

だからこそ、出来ていない時には

どういう事を考えているのか?

 

 

 

どう悩んでいるのか?

どう思っているのか?

 

 

を、すごく知りたいと考えます。

 

 

 

勿論、話を聞いた後に

相手が求めているようであれば

 

 

アドバイスはしっかりとさせてもらい

 

 

結果が出る方法などについてもお話します。

 

 

 

 

只、仮に自分が結果を

出していたとしても

 

 

それをずっと話し続ける

と言う事はしません。

 

 

 

 

相手の悩んでいること

相手の子の障害になっている事を

しっかりと聴きます。

 

 

 

それは、聴くことにより

自分も成長していけるからです。

 

 

 

自分と同じ人間はいません。

 

 

 

自分が出来ることでも

人はできない事がたくさんあります。

 

 

 

しかし、逆を言えば

人にはものすごく簡単に出来る事が

 

 

私には出来ないと言う事も

たくさんあります。

 

 

 

 

したがって、何か行き詰まっている

 

障害になっている部分は

 

 

 

戦略だけの問題では無い

部分もあるので

 

 

人の話は、どちらにしても

聞くようにしています。

 

 

 

 

 

もし、これまでは人と会っても

話を聴くことを

 

 

意識していなかったと

思われる方は

 

 

今後は話すよりも

「聴く」側に徹してみて下さい。

 

 

 

 

話を聴くポイントとしては

 

 

相手が、どう言う事を考えているのか?

 

 

どういう価値観なのか?

 

 

どのような所に躓いているのか?

 

 

どういう思いでやっているのか?

 

 

何をゴールとして、やっているのか?

 

 

などなどを意識して聴くことです。

 

 

 

 

 

人から聴いた話をしっかり考えて

 

自分の身にする事が本当に成功する為の

 

土壌となります。

 

 

 

 

 

そして、これを習慣化すれば

その成長のスピードは非常に速くなっていきます。

 

 

 

是非、人に会ったら話を「聴いて」下さい。

 

伊勢海 信宏

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