院内ミーティングでみんなが消極的で発言しない時にどうするか?その⑤

 過去4回にわたり

 

『院内ミーティングでみんなが消極的

   で発言しないときにどうするか 』

 

についてお伝えしてきました。

 

 

①(http://haisyakaigyo.com/?p=1180

 

 

②(http://haisyakaigyo.com/?p=1128

 

 

③(http://haisyakaigyo.com/?p=1196

 

 

④(http://haisyakaigyo.com/?p=1198

 

 

 

そして、今回が最後になります。

 

 

 

 

 

 

前回、ミーティングではスタッフの

どんな意見も否定したりせず

 

 

相反する意見があれば

双方の意見を聞き

 

 

調和を取るようにすることが

大事だとお伝えしました。

 

 

 

今回は、その続きです。

 

 

 

 

 

今まで

『院内ミーティングで

 みんなが消極的で発言しないときにどうするか 』

 

でお伝えしてきた事をしっかりやれば

 

 

院内ミーティングをしていく中で

みんなが案を出しやすくなってくると思います。

 

 

 

 

 

 

まず、おさらいになりますが

 

①ミーティングの議題について意味を

 スタッフに事前に伝えておく

 

 

 

②現状の問題点や改善案などを

 事前に書いてきてもらう

 (ミーティングまでの宿題)

 

 

 

③ミーティング当日の進行では

 議題に入る前に、もう一度

 

 議題(これからしようとしている

 新しい取り組みなど)について

 

 院長がそれをしようと思う理由を伝える。

 

 

 そして、それに対するスタッフの

 質問や意見を聞く。

 

 

 院長が喋りすぎず

 スタッフが発言しやすい空気を作る

 

 

 

 

④院内ミーティングを活性化させるには

 スタッフ全員の意見を聞けるように

 

 

 意見をポストイットに書いてもらう。

 

 

 院長は、中立の立場でどんな意見も

 きちんと聞き出す。

 

 

 

 

と、いう流れで院内ミーティングを

進行していくというものでした。

 

 

 

 

そして、④ではスタッフ全員に

意見を出してもらえるので

 

 

今まで消極的なミーティングだったものが

 

発言の飛び交う意義のあるミーティングになるのです。

 

 

 

 

 

 

これで、院長だけが喋って勝手に決めて

 

勝手に終わってしまっていた

 

ミーティングではなくなって万々歳!!

 

 

 

と言いたいところですが

 

 

スタッフが積極的に参加してくれる

ミーティングにしたい本来の目的を

忘れてはいけませんね。

 

 

 

 

 

 

本来の目的は

 

案を出してもらうだけでなく

 

議題にした取り組みや改善案を

 

実行し成功させることです。

 

 

 

 

 

 

 

その為には、みんなに出してもらった案も

最終的に、どんな案を採用していくかを

決めないといけません。

 

 

 

 

そのためのミーティングです。

 

 

 

 

もしその取り組みや改善が

スタッフを成長させる事が目標である場合

 

 

どの案を採用するのかにより

クリニックの運営に大きな影響が出ない場合は

 

 

最終的な案の決定は

できるだけスタッフ主体で

決めさせても良いと思います。

 

 

 

 

 

以前にもお伝えしましたが

自分たちで決めた事の方が

 

 

決定事項を実行に移した時に

より行動力が発揮されている傾向があります。

 

 

 

言われたことを「やらされている」のと

 

自分たちで決めたことを

 

自分の意思で「やっている」のでは

 

差がとても大きく、全て行動として表れます。

 

 

 

 

とは言え、最終的に院長が

決めたことであったとしても

 

 

その過程で、上記の4つのポイントを

踏まえていれば

 

 

スタッフはきちんと

院長の意図を理解してくれているはずなので

 

 

「やらされている」とは感じません。

 

 

 

 

 

可能な案件であれば

 

スタッフ達に最後の決定段階までさせることで

 

スタッフ達の自信にも繋がりますし

 

責任感も出ますので

 

できる事ならスタッフに任せてみましょう。

 

 

 

 

 

 

院長が自己決定していたら

出ないような結果が出たりするので

それも、面白いものです。

 

 

 

また、経営者としては

決して思い付かないこと

思っていた以上の結果を残せる事もあります。

 

 

 

 

 

ただ、クリニックの運営に

大きな影響がある時は

 

 

院長が本当に価値がある案を吟味して

最終決定して下さい。

 

 

 

 

 

ただ、ここで重要なのは

採用されない案でも

 

 

意見を出してもらった事は

有難いと思ってスタッフに接することです。

 

 

 

 

 

 

今まで、院内ミーティングで

スタッフが積極的に参加することがなく

発言されることがなかったのなら尚の事です。

 

 

 

 

 

スタッフは、今までとは違った

ミーティングの方法に

 

 

宿題が出されたり

意見を求められたりと良い意味で

しんどい思いをしたはずです。

 

 

 

 

 

しかし、それを何の労いもなく

意見を反映されないと言う結果で

終わってしまったら

 

 

「せっかく頑張ったのに、結局は・・・」

 

 

と言う気持ちになってしまいますよね。

 

 

 

 

 

そうなると、せっかく良いミーティングが

行えるようになるはずなのに

 

 

次から、また消極的なミーティングに

逆戻りしてしまいます。

 

 

 

そうならない為にも

きちんとスタッフの頑張りと

 

 

いろんな案や意見を出してくれたことに対して

 

しっかり感謝するようにしましょう。

 

 

 

 

 

今回のミーティングでは

採用できなかったことでも

 

 

今後の医院のために

どこかで使える案ならば

 

 

使うようにするのも良いかもしれませんね。

 

 

 

 

 

そして、決定事項を伝える前に

 

こんな風に言って下さい。

 

 

 

 

『みんないろいろ案を出してくれて

 ありがとう。

 

 

 ただ、みんなに案を出してもらったけど

 

 すべては実行出来ないのが現実です。

 

 

 

   だから、目標に対して結果が出やすくて

 

 又、みんなに負担がかかり過ぎない事が良いと思います。

 

 

 

 

 せっかく、みんなで意見をだして

 決まった案なので

 

 

 みんなで実行して

 良い結果に繋がるようにしましょう』

 

 

 

 

 

の様に少し伝えるだけでも

相手の受け入れ方は、かなり変わってきます。

 

 

 

 

 

ここまで、読んで

 

「え〜、院長ってそこまで気を

 遣わないといけないの?面倒…」

 

 

なんて思ってしまった方はいませんか?

 

 

 

 

 

 

せっかく、院長もスタッフも

みんなが時間を割いて

 

 

医院改善のためにする

ミーティングです。

 

 

 

 

 

これまでにお伝えしたポイントを踏まえて

 

ミーティングを行うことにより

 

確実に良いミーティングになります。

 

 

 

 

 

 

最後まで、スタッフの気持ちも考え

やる気を上げられるようにするのが

院長の仕事です。

 

 

 

 

 

 

あとは改善項目が、どれだけ重要かで

 

スタッフ主体で決めさせるか

 

院長が誘導して決めていくかを決定して下さい。

 

伊勢海 信宏

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