前回まで合計6回にわたって
歯科医院の看板での集患について
お伝えしてきました。
もし、まだ読んでいないものが
ありましたら
歯科医院が看板を出すことの意味
そしてそれを、どのような
看板にすれば
ただ立てているだけではなく
集患のための広告塔として
役割を担う看板にする事が出来るか?
などについても
まとめていますので
合わせて読んでみて下さい。
①
『目立って有名な歯科医院になる』
(http://haisyakaigyo.com/?p=606)
②
『人の目につく分かりやすい
歯科医院や、医院看板にする』
(http://haisyakaigyo.com/?p=635)
③
『歯科医院の看板製作のポイント』
(http://haisyakaigyo.com/?p=641)
④
『患者さんを看板で集める』
(http://haisyakaigyo.com/?p=648)
⑤
『患者さんが来たくなる看板の雰囲気づくり』
(http://haisyakaigyo.com/?p=652)
⑥
『初診患者さんが多い歯科医院になる』
(http://haisyakaigyo.com/?p=654)
では、これら看板でクリニックを
認知してもらうというステップを
終えた後は、次に医院情報を
知ってもらう必要があります。
看板は目立つことが最優先なので
あまり多くの情報を載せると
かえってゴチャゴチャして
見る気が失せてしまいます。
そのため、極端な話
医院名だけ掲載するくらいでも良いと
以前、お伝えしましたよね。
そして、今回はそこから更に
一歩進んでみましょう。
そこで必要なのがパンフレットです。
さすがに医院名だけでは
少しでも興味を持ってくれた
患者さんには情報不足すぎますよね。
それを解消するために
医院オリジナルの
パンフレットを作ると良いと思います。
パンフレットの活用法としては
クリニックの前に置いて
持って行ってもらうようにします。
看板で認知
↓
パンフレットで詳細
と言った図式ですね。
そして、医院の前の置く場所にも
少しおすすめがあります。
それは、もし外から医院内や
受付が見えるような
造りになっている医院であれば
パンフレットの設置場所は
受付のスタッフの死角に
なっていそうな場所が良いです。
少し分かりづらいですよね?
そして、なぜ「死角」?
と思いますよね。
これには理由があります。
まず、パンフレットを持ち帰る
患者さんは全ての人が
「絶対に来院しよう!」
と思っている人ばかりではありません。
それどころか、
「こんな所に歯医者があるんだ。
どんな歯医者なのかな?」
と興味本位で持ち帰る人の方が
多いことでしょう。
そう言った人たちが
いくら医院の外と言え
スタッフと目が合うような場所に
設置されているパンフレットを取るのは
なんだか気がひけると思いませんか?
「もし、スタッフが外に出て来て
声をかけて来たら、どうしよう..。
興味本位で、今は通院する気ないんだけど…」
なんて思うと思います。
例えば、買うつもりはないけど
ウィンドウショッピングしたいだけなのに
ガツガツ話しかけて来そうな
店員がいる服屋は避けてしまう・・・
なんて経験はないでしょうか?
それと似た感覚だと思います。
したがって、
スタッフと目が合わなそうな
スタッフからは見えてなさそうな
場所に設置すると
気兼ねなくパンフレットを
持ち帰ることが出来ます。
そして、あくまで患者さん側からは
スタッフからは見えていない
「死角」と思われる場所で
実際にはスタッフからは
見えている場所が良いです。
それこそ、ただパンフレットを
興味本位で
持ち帰るだけの人であれば
良いのですが
その場でパンフレットに
見入っていたり
電話番号を登録しようとしていたり…と
明らかに興味本位だけではなく
通院を考えているけど
躊躇っていそうな人っていますよね。
こういった人がいれば
医院内から様子を見守って
悩んでいそうであれば
その時は外に出て声をかけるのも
一つの手です。
もちろんガツガツ
「今すぐ予約取ります!」
ではなく、
「何かご質問があれば
いつでもお電話でも
直接お越し頂いてでも
構いませんので、お聞き下さいね」
などと、質問や相談しやすそうな
言葉を選んでお声かけします。
また、この時に質問があれば
パンフレットを使いながら
説明したりすると良いです。
他にもパンフレットは、
来院した人に渡して
そこから紹介にも
つながることがあります。
パンフレットを持ち帰った
既存患者さんは
そのパンフレットを
歯医者を探している知人に
渡すこともあります。
そして、この場合の
パンフレットの効果は絶大です。
なぜなら、パンフレットを
知人に渡す時点で
既存患者さんは
オススメの医院だと思っているので
紹介してくれますよね。
そうなると、もらった人は
知人のオススメの「口コミ」がある状態で
パンフレットという
詳細情報を得たことになります。
歯医者の数は、とても多いので
全く情報がない所から、
通院する歯医者を探すことは、
なかなか大変で勇気がいることです。
その結果
「今までの歯医者も嫌ではなかったし…
これと言って良くもないから
変えたいけど…」
と、昔に通っていた歯科医院を
変えるかどうかで迷います。
患者さんの
その迷いを手助けするのが
パンフレットです。
看板だけでは、認知はされますが
「この歯科医院に行ってみたい」
とまで思ってもらう事は難しいです。
ゆえに、看板では伝えられない
詳細や魅力を伝える事が重要です。
この様に患者さんを増やす為に
一つ一つ動線を作っておく事が
大切です。
簡単なパンフレットなら
パソコンで作成し印刷して
自分で作ることも
十分可能です。
いきなり業者に頼んで
キレイに作るよりも
自分でつくって内容を何回か
バージョンアップして
良いと思った状態になったら
業者に頼むと良いかもしれません。
実際に最初に作成した後に
これも載せれば良かった。
この情報は不要だった。
などと、色々と変わってくるものです。
でも、パンフレットで
何を書けばよいのか
分からない人もいると思うので
次回はパンフレット作製のポイント
をお伝えします。
伊勢海 信宏
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